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大阪・天満 飲んだくれ旅行記


6月9日(日)


待ちに待った大阪旅行の日。

この日から中学時代の酒豪の友人たち二人と私で、
大阪で飲んだくれの旅をする予定。

前日は楽しみすぎてなかなか寝付けなかった。

なぜ大阪に行こう!と言う話になったかと言うと、
ただただ一人の友人が大阪で飲むのが好きで、
私たちにも案内したい、と言い始めたからだ。

誘われた私たちもすぐにイイね!となり、
つい一か月前にこの旅行の計画が出てから
三人ですぐに飛行機とホテルを取り、
今に至る。

我々はみんな、本当にフッ軽だ。
断る、ということを知らない。

この日は10:00代の飛行機に
乗って行く予定だったので、
父(と犬)に9:00頃に空港に送ってもらう。

私は飛行機自体が久しぶり。
沖縄に行って以来なので、二年ぶりくらいかな。


新幹線ってもうあんまりワクワクしないけれど、
飛行機となると一気に旅行感が増すよな、
と思っているのは私だけだろうか。

とにかく、「空港」という場所に辿り着いただけで
私の胸は踊った。


ようやくこれから、ずっと楽しみにしていた
友人たちとの旅行が始まるのだ。


一緒に飛行機に乗る友人もオンタイムで空港へ到着。

離陸までは一時間ほどあったので、
空港に出店しているカレー屋さんに入り、
朝から早速カレーとビールを。

朝にはちょうどよいミニサイズカレー。
と、ビール❤️笑
背徳の味がする


一緒に行くこの友人は本当に大阪が大好きで、
一人でもよく遊びに行っているので
飛行機も手慣れたもの。

10分前に搭乗口へ行けばいいんだから
ゆっくりビール飲も!と言ってくれて、
なんとなく時間が気になってソワソワしていた私も
落ち着いてビールとカレーを楽しむ。


あ〜、最高。背徳の味。

日曜の朝からビールを飲む、というこの状況に、
飲む前から酔っ払いそうだった。

10分前に搭乗口に入り、定刻に飛行機は出発。

✌🏻
✈️


見て欲しい、この大層仲が良さそうな写真を。

しかしよく見ると、席は別々なのだ。
このギャップにジワジワくる。

飛行機ー!いえーい!みたいな写真なのに、
別々で行くんかい。笑


私たちが旅行に行く時はいつも、
新幹線でも飛行機でも席は別々だし、
ホテルも各々一部屋取ることにしている。

なぜかと言うと、お互いに自我が強いからだ。
お互いに我儘だし。笑

それに、友人だとしても朝から晩まで
ずっと一緒にいたら疲れてしまう。

そのことを私たちは分かっているのだ。


というわけで、出発してからうとうとしていたら
あっという間に一時間で大阪へ到着。

早い。早すぎる。


私の街からだと東京までだとしても
新幹線で二時間はかかるので、
もっと遠い大阪まで一時間で着くというのが
本当に信じられなかった。

まるで隣町に来たかのような感覚で
伊丹空港に着いていた。

すごい。しかも、早くに予約すれば
新幹線とお金もそこまで変わらないし。

もうこれからは私も飛行機でいろんなところに
飛んで行けるな、という謎の自信がついた。


もう一人の友人とは
伊丹空港で待ち合わせをしていたのだが、
東京からの飛行機に乗り遅れたそうなので
我々二人は先に梅田へ向かうことに。


飛行機って乗り遅れられるん?!と思ったが、
梅田に着いて二人で飲んでいたら
いつもの街で待ち合わせしてるみたいに
乗り遅れた彼女が平然と現れて笑ってしまった。


ごめん遅れたー、と言いながら
我々が頼んでおいた生ビールをグビグビ飲む彼女を
彼女らしいなと思って笑うと同時に、
この会話が大阪で行われているということの
不思議さに思いを馳せた。

ここは地元ではない。

なのに私たちはこんな遠い場所での待ち合わせでも
ちゃんと巡り合うことができるようになったんだ、
なんと成長したんだろう、という
謎の感慨深い気持ちに包まれた。

社会人って、非常に自由で良い。
そこが素晴らしい。

そうそう、我々が最初に飲んだのは
このルクアの中の北摂スパイス研究所というお店。

美味しかったし、おしゃれ!
大阪ついたー!の一杯
二人で酒を楽しんでいたら
しれっともう一人の友人が現れました。笑


無事に合流できたのでここからは三人で行動。

とりあえず梅田の街を歩きながら
たこ焼きを食べに行くことにした。

観光客〜!笑
最高か、、、
たこ焼きとビ!


さっきも結構食べた気がするけれど、
ここでもたこ焼きを三人で19個も食べた。

最初、9個入りとビールを頼んだのだけど、
絶対に足りないとなって追加で10個。

友人のひとりが、
10個入りが残り1個になったところで
私はまだ2個しか食べてない!などと言い出すので
絶対嘘、絶対全員3個ずつ食べてる!
と私たちも反撃する事件が勃発して
めちゃくちゃに笑った。


最終的にその子は3個食べていたことを
忘れていただけで、一件落着。
(でも残りの1個は結局その子が食べた)

小学生みたいな喧嘩してるアラサー。笑

客観的に見た自分たちがあまりに子供みたいで、
可笑しすぎて本当に爆笑した。

なんてくだらない喧嘩なんだろう。

絶対に大阪の人よりも騒がしい自信がある。笑


たこ焼きで満足した私たちは
早々にホテルにチェックインして荷物を置いて、
そのまま友人おすすめの占いの館へ。


梅田へ来る時はいつもここへ来ているそうで。

この日は私たちも20分ずつ
別々の占い師さんに占っていただいた。

占い師さんって本当にすごい。

なんでもお見通しじゃないか。
こりゃあすごいぞ。

というのも私は
占いに行くのは前から結構好きなのだけど、
ここまで的確に当たっている人は始めてだったのだ。

それに、初対面なのに
すずちゃんはね〜、とか、すずちゃんさ〜とか、
親しみを込めて呼んでくれるのと、
本当になんでも聞いてくれることに感動して
ものすごく心を許してしまった。


20分の決まりなのに25分も話し込んでいた私を
呆れたように見つめながら待っていた友人たちと
おしゃれカフェで報告会を。笑

唯一女子旅っぽい写真。笑
❤️

みんなの占いの結果を聞いて、
私はあんまり当たってなかったなとか、
どの先生が一番スピ感が強いかとか、
絶対にそれは間違ってる!鵜呑みにするな!
みたいな話を好き放題に散々話したあと(笑)、
今旅の本命、天満へと電車で向かうことに。

占いでの結果はまた、
どこかでnoteに書こうと思う。

酒に出陣する前に酒豪伝説をゲット!


天満は梅田から電車ですぐの街で、
大阪の飲み屋街だそう。


ここで飲むのが最高だ、と言うのだ。

東京みたいに高くないし、人も多くないし、
いろんなお店がひしめき合う
いわゆるせんべろ横丁のようなところで、
私たちも着いてからその素晴らしさに気付いて
めちゃくちゃに虜になった。


これは通う気持ちもわかる。

というかもはや住みたい、とすら思うほどに
酒飲みにとっては天国のような町だった。

最初に入った店では
とりあえずサワーを飲みながら今晩の作戦会議。

今旅の裏目標:肉を食べる
なぜなら肉を食べないと生気がないと
占いで言われたから。笑


作戦会議の結果、
ワインが美味しい立ち飲み酒場が近くにあるぞ、
ということで、そこに向かうことに。

ここのお店が本当に最高だった。
一言で言えば天国だった。


なかなかないワインがたくさん置いてあるし、
何より料理がアホみたいに美味しい。

なのに全然高くなくて、気取っていない。

それに、
外観だけ見ると本当におじさんが行く酒場、
みたいな見た目をしているのに、
中はすごくお洒落でそのギャップにもやられる。
こういう酒場はわたしの地元にはないので、
こういうところで異国の地に来ていることを
実感する。


グラスでは絶対に出していないような白ワインが
その日は開いていたようで、
私たちでほとんど飲み干してしまった。

北海道で作られているワインだそうで、
そのほとんどが北海道で消費され尽くしてしまって
道外に出回らないというのだ。

それが本当に美味しかった。
また飲みたいけど、もう出会えないかもなあ。

何杯ワインを飲んだから分からない。
少なくともひとり5.6杯は飲んだだろう。

そのおかげで私たちは気持ち良く酔っ払って
互いの恋愛観に異論を唱えてみたり、
お互いの彼氏にケチをつけてみたり、
なかなかにハードな話題も
ワインの力で楽しく気持ちよく話せた。

お酒って素晴らしい。

普段は言えないようなことも言えるから。

そして、それをして楽しいと思えるような友人と
お酒を飲んで一緒に過ごすということが
今の私には一番楽しくて、大事にしたい時間。

人生にはそれぞれ、
その時期にしかできないことがあるはずだと思う。

今は友人たちと過ごすことや、
足を伸ばして遠くへ旅行をするのに
持ってこいの時期だと思っていて、
だからこそ誘われたら絶対に断らないし
全ての旅行に絶対に行きたいし、
私からももっと誘って遠出をしたい、と思う。

ワン!だけど猫らしい(?)
かわいい😍
これが北海道の幻のワイン!
本当に美味しかった!!
これも美味しかったなあ
このカツレツ、
美味しすぎて昇天しました
あまりに美味しくて、
また最後の一切れを誰が食べるかで
喧嘩になった(小学生?)
前菜盛り合わせがモリモリすぎる(天才)
カラスミパスタ天才的だった
いままで食べたパスタの中で
確実に一番美味かった💯
背徳の味、、、
love✌🏻


とにかく最高の店すぎて
めちゃくちゃ長く居座ってしまった。

人気店だったようなのに、
我々のせいで入れないお客さんも
多分たくさんいただろう。

反省。笑

とは言っても、
作戦会議の店で飲み始めたのが17:00だったので
時刻はまだ20:00。

これからまだまだ飲みに行けると思うと、
胸が高鳴った。(まだ飲むんかい)


というわけで、松乃井食堂の店員さんに
オススメしてもらったワインのお店へ。

しかも、
店員さんがわざわざ電話を入れてくれて、
歩いて案内までしてくれた。

本当にありがとうございます。🙇‍♀️

案内してもらったのは
uoyaki wine standという立ち飲みバー。


2.3畳ほどのスペースしかない立ち飲みのお店で、
ナチュラルワインしか置いていないという
天才的なお店。


私たちの前に先客が3人程いらっしゃったので、
店員さんも含めるとかなりギュウギュウで
少し申し訳なかった。笑

ここでも珍しいワインがたくさんあって、
店員さんの説明を聞きながら
楽しくワインを飲ませてもらった。

オレンジワインがあると聞きつけ、
3人とも食いつくように「それで!!!」
と言っていた。笑
そして違う種類のオレンジワインを
出していただいて飲み比べ。
なんてかけがえのない時間なのよ、、、
この赤も美味しかったー。
キラキラかわちい
隣のお客さんとオセロ対決して
勝ったので(不正あり)、
ワインを一杯ずつご馳走してもらう


ここも最高のお店だったなあ。

隣で飲んでいた現地の方ともお話できて、
そういうとが立ち飲みのいいところだよな、と。

大阪の方々のフランクさや楽しい感じが
私たちにとてもよく合っていて、
この夜だけで大阪楽しいな、最高だな、と
何回思ったことか分からない。

友人がここにハマる理由も、
私たちに勧めたい理由もすごく分かる。


ここを出る時、時刻はまだ22:00過ぎだった。

ワインバーでは何も食べていなかったので、
お腹が空いた私たちは
焼き肉でも食べに行くか!ということに。
(書いてて思ったけど、食べ過ぎでは?)
(この日大阪についてから
食べて飲んでしかしてないじゃん)


このお店も、ワインバーの店員さんに
教えてもらったところ。

結局、地元の人に聞くのが一番早い。
手っ取り早く美味しい店に辿り着ける。

ここのお店の名前を撮り忘れてしまって
思い出せないのだけが残念。

でも、とにかく真夜中に食べる肉と冷麺は
最高に美味しかった。
友人がマッコリを盛大にこぼしていたことだけは
よく覚えている。笑

キラキラ〜✨
ビジュが良すぎる
天才


というわけで、ここにて我々の
天満食い倒れ飲んだくれツアーは終了。

いやあ、食べて飲んで、飲みまくって、
最高ーーーに楽しかった。

本当に、こういうことができる友人に囲まれて
私はなんて幸せ者なんだろうと
こういう時いつも自分の境遇に感謝したくなる。

それに、天満が最高の街だと知れたのは
この日一日での大きな収穫。

やっぱりどんな土地でも
訪れてみないことには何も始まらないし、
ガイドブックを眺めているだけでは
分かった気でいるだけで何も分からないのだ。


だから私はどんな土地にも
食わず嫌いすることなく行ってみたい、
と思っている。

というか、行かねば結局何もわからん、
という気持ちが強い。

でも、天満だって友人の勧めがなかったら
絶対に自分からは行っていなかっただろう。

どんな土地にも
行ってみたいという気持ちはあるけれど、
その一歩を踏み出すのは意外と億劫で、
えいやっ!という勢いがなければ
それはなかなか出来ないことなのだ。


だからこんなふうに、〇〇行こ!〇〇してみよ!
と言ってくれる友人がいるということは、
私の人生にとってかなりの財産だな、と思う。

とにかく、二人ともありがとう。

大阪旅行一日目、
本当に楽しすぎて、楽しすぎて、楽しすぎた。


二日目のことはまた別記事に書くとして、
今日はここまで。

ここまで読んでくださった方がいれば、
本当にありがとうございます!!!!



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