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誰もが誰かにとっての大切な人


なんだか最近、何かがあったら
日記を書かなければ気が済まなくなってしまった。


そういうこともあって、
インスタの更新が全然できていない。

いや、更新したい気持ちはあるのだ。

でも今はこっちの方が優先、というか
あっちはやっぱり「表舞台」という感じがする。


フォロワーが200人ちょっといて、
それらの人々みんなに見られる可能性があると思うと
なんだかやっぱり気が引ける。

それもこちらに慣れてしまったからなのだろうか。

いや、こっちの方が
たくさんの方に見られる可能性はあるんだけど、
でもこれは「私の文章」ではあるが
「私」だと特定できる人は少ないから
なんとなく気が楽なのだ。


思ったことをそのまま言葉にするということの
気持ちよさを知ってしまったら、
その快楽から逃れられなくなってしまった。

noteでは、この日のことを書こう、と決めたら
あとはバババーッと言葉が出てくる。

こんなことを書こうと決めて書くわけではなく、
この日のことを思い出して書こうと思うと
言葉がするすると出てくる。

その感覚が面白くて、
私ってこんなこと考えてたのか、
と読み返して驚愕することもしばしば。笑


今だってここまで書くのに5分もかかっていない。

最初の冒頭でその時の気持ちみたいなことを
書き始めてしまうと止まらなくなってしまって、
結局日記に辿りつくまでに何行か使ってしまう。



というわけで、
このままでは止まらなくなってしまうので
日曜日の日記を書こうと思う。笑


この日はいつも通りお昼頃にのそのそと起きて、
友人がカレーを作ってそれをランチとして出す、
と言うのでそのお店へ。


カレーは大好評だったらしく、
開店してまだ一時間しか経っていないのに
着いたらなんともう売り切れていた。

そんなことある?!!
まだ一時間しかたってないのに!!
とめちゃくちゃショックだったし、
私と同じタイミングで来たお客さんたちも
かなりショックを受けていたようだったけど笑、
代わりに食べたローストビーフ丼が美味しくて
こりゃあ結果オーライだな!と思った。

美味しい!
ここは夜は飲み屋さんで、
私がいつも通っているところ。

ローストビーフが美味しいのは知っていたので
オールオッケーという気持ち。
カレーが食べれなかったのは残念だったけど
これも天才の味でした👅


まわりのお客さんたちも、ローストビーフ丼を食べて
なんだかんだで機嫌を直していて可笑しかった。

やはり美味しいものは世界を救う。

友人からは、
わざわざ来てくれたのに本当にごめん!!!
とめちゃくちゃ謝られたけれど、
代わりのローストビーフ丼も美味しかったし
また彼女のカレーを食べる機会ができたと思うと
それはそれで全然良かった。


だから、また次の機会があったら
絶対寝坊しないで食べにくるね!と約束して
笑顔でさよならした。


数日前に、実はカレーを出すんだけど
ぜひ食べに来て!と言われていて、
これは絶対に行かねば!と思っていたのだった。


高校時代の同級生の彼女。

昔はよく遊んだが、社会人になってからは
ずっと会っていなかった。

でも彼女が、私がよく行く飲み屋さんと
カレー屋さんで最近バイトを始めたそうで、
よく会うようになったところだった。

彼女はバイトし始めたばかりなのに
お客さんからもスタッフからも愛されていて、
持ち前の明るさでまわりを虜にできるところが
ものすごく彼女らしいな、と思っていた。

高校時代から全然変わっていない。

私もそれからはその二つの飲食店で
彼女に会えるのをいつも楽しみにしていたので、
カレーを売ると聞いて二つ返事で絶対行きます!
と返事をしていたのだった。


彼女のことを応援しているし、
もちろん好きだからお店に赴いたわけだけど、
別にこれが大して好きな人でなかったとしても
私はきっと行っていたと思う。


〇〇するから来てください!と誰かに言うのは
多分ものすごく勇気がいることだし、
大して仲良くない人だったとしても
誘ったイベントに来てくれたとしたら
絶対に嬉しいだろうな、と思うから。

それに、
彼女はわざわざ個人的に誘ってくれたのだ。
もはや行くという選択肢しかないだろう。


次は絶対に彼女のカレーを食べたい。

外にカレーを食べにいこうとも約束したので、
そこでカレー作りに関する情報交換もしたいな。

今からもう楽しみだ。

この日みたいに、
自分が興味のあるイベントに赴くのは
もちろん楽しいことだけれど、
これがさほど興味のないことだったとしても
誘われたら「とりあえず行ってみる」
というのが私のスタンス。


行ってみた先に必ず何かが起きて、
必ず新しい出会いがあるから。

そういう出会いって結局
自分が赴かなきゃ始まらないことだし、
興味のあることだけに参加するのもいいけれど
それだけでは絶対に自分の幅は広がらない、
と私は思っている。


自分の考えの中で全てが収まってしまうというか、
予想外の出来事や奇想天外な考え方に出会った時に
それを否定してしまうことになりかねない、
と思うから。

自分にとって未知の生物に出会いに行くことで
初めて新しい価値観を教えてもらえるし、
そうすることで初めて
「世の中には色んな人がいる」ということを
本当の意味で理解できる気がしている。

自分の居心地のいい人と会っているだけじゃ
自分の価値観はアップデートされていかない。

そして、新陳代謝を良くしないとそれはどんどん
凝り固まっていってしまう、と思う。


だから、全然気乗りのしない飲み会も
どんなに仲良くない人からのお誘いでも、
それがお誘いという形あれば、私は必ず行く。


そういうふうにして生きてきたら、
今、めちゃくちゃ人生が楽しいから。


どんなに奇天烈な人だったとしても、
それが道徳に反しない限りは
色んな人がいるなあ〜、面白いなあ〜、
で終われるから。

私は究極のめんどくさがりではあるけれど、
そういう面に関してはものすごくフッ軽だ。

私の人生のテーマ、「フッ軽」。
これからもこれを掲げて生きていこうと思う。


ローストビーフ丼でお腹を満たした後、
大きな無印の店舗へ行く。

ちょうど色んなスキンケア用品を
切らしていたのでそれらを買ったあと、
車の中でナヨンちゃんの動画を沢山見ながら
今度はユニクロへ。

あんたこれ絶対似合うよ!と
友人におすすめされたトップスがあったので、
それを買いに行く。

これ!
色も全部可愛かった、、



実物を見たらめちゃくちゃ可愛かったので、
ブラックとダークグリーンを即カゴに入れた。

あと、デニムのスカートと
オフホワイトのカーゴパンツが可愛かったので、
試着してそれらも速攻で購入を決める。

色味も形も可愛い!
これは本当に全然ユニクロに見えない、、
こんなに可愛いのに安くなってて嬉しかった
これのオフホワイトを購入。
さっきのタンクトップと合わせたら
絶対可愛い!!!
この格好で海に飲みに行きたい🏝️


ユニクロで爆買いした後、
どうしても欲しい本があったので今度は本屋さんへ。


全部で5.6冊ほど本を購入した。

この日どうしても欲しかったのは、
宮崎駿さんのトトロの住む家、という本。


この本は、
宮崎駿さんが直感で「良いな!」と感じる
古いお家に突撃して、
その家の外観や内装の写真を撮ったり
スケッチしたりする、という本。


その辺にある「良い家」を見つけに行くというのは
まさに私の趣味そのものなので、
こういう本があると聞いて絶対欲しいと思っていた。

それに、パラパラとめくってみた感じ、
彼の言う「良い家」と私の考える「良い家」は
ほとんど似たような家なのだ。

古めかしくはあるものの、
細部にまでこだわりの詰まった日本家屋や、
どこか「擬洋風」の家の数々。


まさか宮崎駿と同じ趣味だったとは、、と思ったが
彼がイラストを描ける人で本当に良かった、
と私は心底そう思った。


こんなに「良い家」たちの全貌を
スケッチして後世に残してくれるなんて、
本当にありがたい限りだ。

映画のことはあんまりわからないけれど、
「良い家」について彼と語り合えたら
どんなに楽しいだろう、と想像を膨らませる。


で、この日、地元で一番大きな書店に赴いて
きちんと検索してこれを手に入れたのだった。

在庫、残り一冊。あって良かった。


ゆっくり楽しみに読み進めようと思う。


この日はお昼にカレーを食べれなかったので、
現在スパイス断ちをしている私だが
どうしても我慢できずに大好きなカレー屋さんへ。

いつもの組み合わせに、
もう一種類カレーを出してもらった。
ご飯大盛り🍚


いつものカレーを久々に食べたら、
あまりに美味しくて涙が出そうになった。


最近カレーを食べると胸が痛くなってしまうので
馴染みのお店にも行かなくなってしまっていたが、
いつもの味はやっぱり美味しくて感動した。


ここのカレーだけは
胸が痛くなっても食べたい、と思う。
それくらい私はここのカレーに心底惚れている。


とそんなことを思っていると、
実はひっそりと持っていた仕事のピッチが鳴る。


緊急の検査の依頼。
この週末一回も鳴らなかったから油断していた。
まさかここで呼ばれるとは。笑

店主さんには申し訳なかったが、
急がなければいけなかったので
かき込むようにしてカレーを食べた。

店主さんからは、

「おー、呼び出しですか。
夜中でもお正月でもなんでも、
いち早く駆けつけてくれる医療職の人がいるから
俺たちも安心して生きていけるんだもんね。
本当に感謝しかないよ、頑張ってね。」

と言われ、不覚にも泣きそうになってしまった。


こんな風に、日々拘束されていることに対して
ダイレクトに誰かに感謝されることは
今までにあんまりない経験だったから、
なんだかものすごく嬉しかったし
嬉しすぎて本当に涙が出そうだった。


こちらこそ、
いつも美味しいカレーをありがとうございます。

私の方こそ、
あなたのカレーにいつも生かされています。



なんだか、
人生って本当に助け合いだな、と思った。


私がこんなふうに仕事をしっかりできるのは、
このカレー屋さんのような馴染みの飲食店で
日々英気を養っているからできることだし、
本屋さんでも服屋さんでも、
そこで働いている人たちがいなければ
私は何を買うこともできないのだから。

それに、本を書いてくださる作家さんや
それを出版してくれる出版社で働く方、
服をデザインしてくれる方、
それをユニクロまで運んでくれる方もそう。

そういう方々の存在があって初めて、
私は欲しい本を買えるし好きな服を着られる。

だから私は、
働いているすべての人たちに敬意を払う。

そしてそういう人たちを
私の仕事で一人でも救いたい、と思う。


「世の中のみんなに感謝する」ということが
私の仕事の一番のモチベーションだ。


どんなにクズでも悪い人でも、
誰かに影響を与えていると言う意味では
生きている意味がない人なんか一人もいない。

誰もが誰かにとっての意味がある人で、
必要のない人間なんかいないのだ。

たとえ自分にとっては嫌な人であったとしても、
誰かにとっては大切なお父さんであり、
誰かにとってのかけがえのない友人なわけで、
そういうふうに大きな括りで考えれば
絶対的な良い人悪い人ってきっとない。


自分のことでいっぱいいっぱいだと
自分にとって良い人かどうかってことを
どうしても考えてしまいがちだけれど、
そうじゃなくてもっと大きな目で見ていきたい。


自分が想像できうる程度のことでは
全てをまかなえない、っていう謙虚ささえあれば、
やなヤツ!とか、あいつ苦手!みたいな
ひどい感情には、安易にはならないと思うから。


だから私は、仕事をする上ではどんな人であっても
必ず真摯に向き合いたいと思う。

仕事以外でも、周囲の人に対する
感謝や尊敬の念は忘れたくない。


とまあ、ピッチで呼ばれただけなのに
それをいつもの店主さんが応援してくれて
なんだかものすごく嬉しかった夜でした。


この日買ったその他の本に関しては、
またおいおいnoteに書こうと思います。

❤️


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