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やせたいわたしその3

note初投稿で、「標準体重より+15キロ太ってしまったわたし」について書いてから、もう4記事目になった。

前回のダイエット日記は、わたしが取り組んできたものの痩せなかったダイエット第二弾を書いた。

そして今回は、その続きを第三弾として書いていく。


痩せられない原因を考えたのだが、運動を継続できないことに問題があるような気がしてならなかったわたしは、「もうプロの手を借りるしかない!!」、思い切ってパーソナルトレーニングを受けることにした。

⑦パーソナルトレーニング

パーソナルトレーニングについては、システムや雰囲気などはジムによって大きく違うのだろう。トレーナーとの相性が重要だということも知っていた。その覚悟はしていたのだが、個人的にはあまりにも不快だった。要は、トレーナーとの相性が悪かったのだ。わたしのパーソナルトレーニング体験を話したいと思う。

最初から何十万もお金を出すのは怖かった為、体験コースがあるジムで契約した。2週間で、たしか4万円ほどだった。2週間の食事管理と、1回1時間のトレーニングが4回。なかなかの金額だった。

契約をしに行ったときに、わたしはスタッフの方へ二つのことを伝えた。
「普通くらいの体重になりたいんです。」、それに対してスタッフの方は「それならそんな大変じゃないですよ」。
それから、「モチベーションが続かないのが悩みなんです。」、それに対しては「プロですからそこはお任せください」。

体験コースが始まってから担当してくれたのは、20歳くらいの若い男性だった。爽やかな体育会系で、いわゆるイケメン。モテそうな感じの、イケイケな雰囲気を醸し出していた。申し訳ないが、彼との相性がどうやら非常に悪かった。

トレーニング内容というより、会話が苦痛だった。1回目はまだなんとか話せたが、2回目以降は最初とほとんど同じ内容の話だった。もちろん、これが気にならない方もいるだろうし、彼も「大事なのは合間の雑談じゃなくてトレーニングの指導」と思っていたのかもしれない。これを不快に思わなければ「痩せる」という目的に対しては、コミットしてくれたのかもしれない。

しかし、3日前にされた質問と、回答に対するリアクションを見るのは、わたしにとっては耐え難かった。それが辛くて、自分から話題を探して話しかけたりもした。「なんでわたしが気遣って話しかけてるんだろう」、そう思った。結局気疲れしてしまい、3回目からは気持ちが乗らず、残りは消化試合のような状態で臨んだ。

体験コース4回のトレーニングを終え、継続するか、これで終わりかを回答するときがきた。わたしの心は決まっていたが、彼が言ったのは「これからは、おうちでトレーニングとかがんばっていく感じですかね?」だった。最初からわたしを入会させる気なんてさらさらなかったのだ、と感じた。もちろん、2週間トレーニングと食事管理をしてもらった結果は散々だった。100グラムも減っていなかった。

そんなこんなで、非常に不快な気持ちでパーソナルトレーニングを終えた。長々と悪口を書いてしまったが、今回のトレーナーとは相性が悪かった、それだけのことだった。

ただ、わたしにとっては、あの時間はあまりにも苦痛だった。耳障りの良い言葉にのせられて契約した自分のことも責めた。
「プロなら誰でもいいわけじゃない。」、そういうことだった。頭ではわかっていたが、大切なお金をドブに捨てたような感覚で、なかなか立ち直ることができなかった。
「また、同じようにお金を払って気疲れして自分を責めることになったら」と思うと、他のところを見学する気にもなれなかった。


失敗の後日談

わたしの失敗談は以上だ。たくさんの失敗を繰り返し、その後はかなり落ち込んだ。そのときのわたしの気持ちを、少し記載したい。

その頃は、とにかく荒んでいた。お金を払っても痩せられない。流行りのダイエットもだめ。運動も続かない。
「普通になりたいだけなのに」
いつもそう思っていたし、ジムの入会時にも毎回そう言っていた。意識していたわけではないが、今思い出すと、太っている自分がなんだか存在していけない気がしていた

「痩せられないわたしには価値がない」
そんな気がして、心が荒んでいた。

ただ、そのあとに一つ成功できたことで、気持ちが少し前向きになり、わたしは結局11キロのダイエットの成功した。適正体重までは4キロ残っているものの、深く落ち込むことはなく、割と前向きに身体づくりに取り組めていると思う。次回のダイエット記事では、わたしが実施してきたことを順番に書いていきたいと思う。


次回のはなしはこちら。


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