やせたいわたしその２

前回は、標準体重より+15キロ太ってしまったわたしが経験したダイエットについて書き連ねていった。

今回は前回の続きで、わたしが取り組んできたものの痩せなかったダイエットのついて、順番に書いていきたいと思う。

今回の内容に入る前に念のため書いておくが、あくまでnoteは「わたしの日記帳」として使っている。最近興味のあることや思い出をぼんやりと、ちょっと気取った感じで記しているだけである。
ここに記載があるのは「わたしには効果が無かったと感じた」ものであり、その原因は、各ダイエット方法がわたしに合っていなかったり、わたしが準備不足だったり、わたしがうまく活用できなかったりしているだけである。各ダイエット方法を否定しているわけではないことが前提だということは心に留めておいてほしい。

前回のフルーツ青汁ダイエット以降、しばらく痩せることに対して興味を失っていたが、またダイエットについて考え始めるときがきた。結婚することが決まった頃だ。この頃には標準体重から+10キロほどだった。
（余談だが、夫はわたしが標準体重のときの姿を知っていた。そのころに比べたらこんなに太ってしまったのに、それでもプロポーズしてくれたのはとてもありがたいと思っている。もちろん人は見た目だけではない。しかしながら、不健康な状態であるのには間違いなかった。）

「さすがにこのままじゃまずい」と思ったわたしは、お金を払ったら痩せられるんじゃないかとエステへ通うことに。

④エステ

金額は、10回セットで20万くらいだったと思う。分割払いで契約した。社会人3年目ころ。非常に大きな買い物だった。
結果、痩せるには痩せれた。3ヶ月で10回通って、3キロ。今までちっとも成果がでなかったので痩せられたのは嬉しかったが、金額のわりには痩せなかったという印象だったので失敗に入れた。

エステ自体は全身を手もみでマッサージするタイプのお店で、受けている時間は身体の老廃物が流されているような、凝りが全部とれるような、そんな感じだった。1回2時間ですっきりして、すごく気持ちよかった。しかし、ダイエットという面で言うといまいちだったと思う。

そもそも、「お金を払ったら痩せられる」という前提が幻想であることに気づいていなかった。エステに通っている間、食べる内容を変える等の努力ができればまた違ったかもしれない。しかし、エステティシャンの方がくれるアドバイスにも適当に返事をして「それができないから来てるのに」と思っていた。今思うと、本当に申し訳ない。

結婚したときには、3キロ痩せたわたし（標準体型を基準に+7キロの状態）だったが、「ふとったわたし」で書いたように、結婚後は食べる寝るの繰り返しという生活をしていた。

その結果、5ヶ月で+8キロ増量し、標準体重から+15キロを達成してしまったのだが、その数字を見たのは旅行後だったため、旅行中の数日で急に増えた2キロ分は、その後の数日でもとに戻った。
ここからがたいへんだったのだ。旅行から帰ってきて2日後、わたしはジムで入会手続きを行った。

⑤ジム

わたしが入会したジムは、車で10分くらいのところで、夫が通っていたという理由だけで深く考えずに入会した。

前回から引き続き見てくれている読者がいるとしたら、なんとなく結末が予想できるだろう。もちろん続かなかった。

この頃はあまり自覚がなかったのだが、わたしはなかなかの「気にしい」だった。ジムが混んでいるとき、待っている人がいる中で筋トレ器具を使うのが苦痛だった。スタジオで、場所取りがうまくできずに終始周りの邪魔にならないことばかり考えていた。筋トレ器具の使い方が知りたくても、他のお客さんと楽しく話すスタッフさんやせっせと掃除をしているスタッフさんには話かけられなかった。
ジムへ行きたい気持ちはなくなり、次第に通わなくなり、会費だけを払う数ヵ月を経て、退会した。わたしはジムをうまく利用することができなかった。

⑥ファスティング

ジムと並行して、ファスティングをやったことがあった。断食だ。取り組んだきっかけは「流行りのダイエット」って、それだけだった。

前日のご飯を軽く済ませ、当日はなにも食べなかった。なにも食べなかった日の夜、わたしは頭痛で眠れなかった。とにかく頭が痛い。数日行う予定だったが、わたしの断食は一日で終わった。おそらく準備不足だったのだろう。見よう見まねでやるものじゃなかった。もしこれから挑戦する方がいるのであれば、気を付けてほしい。

長くなってしまったので、続きは次回とする。次回もこの続きを書いていきたいと思う。失敗談については次回で終わり、その次はわたしが痩せたダイエット（といっても、劇的に痩せたとか、画期的な方法があったとか、そういうわけではない。ただ健康的な生活を送るようになっただけだ）について書いていきたいと思っている。

次回のはなしはこちら。