見出し画像

お金持ちになるための免許証は発行されていないのである。

「お金持ちになれる」とか
「成功」「自己啓発」系の書籍はいつの時代でも
人気部門でベストセラーも多く書店でも平積み展開されています。

あれだけ同じような内容の本が
タイトルだけかえてズラリと並んでいるのは壮観であり
売れてるなぁ…としみじみ思います。

それでもあんなに次から次へと新刊が発売されるのは
需要が尽きないからなのでしょう。
みんなお金持ちになりたいんですよ。

そこで疑問。

仮に10万部売れたとして、それを購入者が実践したとすれば
10万人のお金持ちや成功者が誕生したことになりますが

どうも世の中そんな感じではないですよね。

本屋さんで「儲かる」「稼げる」などの内容の本で
本当にその手法で稼げている人はどの位いるのでしょう。

これはあくまで、その本が正しいという前提での話です。
その本の手法が正しいと仮定した上で何%くらいの人が
成功できるのでしょうか。

想像してみるだけでもそんなに多くないのではと気づくはずです。
ではなぜ多くないのでしょうか。

再現性が低い
行動しない
そもそも読破していない

理由は様々あれど忘れがちなのに
非常に大事な要素があります。

それは、、

メンタルです


多くの書籍で語られているのはスキルや技術優先の手法で
メンタルの要素をすっ飛ばしているものがほとんどです。


試しに片っ端から読んでみてください。

おそらく本の中身は8割はくらい同じようなこと書いてます。

8割近くが同じ内容なのになぜ成功者が少ないのでしょう?
不思議ですよね?

それは…メンタル(精神面)が伴っていないからと言えます。

それぞれの本に書いてある手法が仮に本当で
正当性の高いものであるとするならば
同じことをすれば
理論的には同じ結果がでるはずですよね。

にもかかわらず違う結果になる。

それも大多数の人が…。

手法自体に再現性が低い場合もありますけど
やはりこれは扱う人にも問題があるからではないでしょうか。

車の運転に例えると
同じ性能の車でもドライバーによって
走り方が変わります。

つまり性格が変われば
手法が同じでも結果は変わってしまうということです。

どんなに速く走るためのテクニックの本を読んでも、、

ドライバーがポンコツだったらどうですか?


意味ないですよね。


ペーパードライバーがいきなりF1の世界で活躍できないように
「儲かる」からと本を読んだだけで
株のような金融の世界に突っ込んでいくのはまさに自殺もの。

トレーニングなしに格闘技のリングに上がったら
どうなるのかは誰でも理解できると思います。

車のお勉強をする前にまずは免許書でしょ。

残念ながら
日本の学校ではその免許書を発行してくれるところも
教えてくれるところもありません。

自分で勉強するしかありません。

国家も副業を推進したり
投資を推進したり
少しづつ流れが変わってきているので
これからは、少しづつ「儲け方」ではなく
「お金の使い方」「考え方」の本が増えてくると思います。

このままでは日本人が事故で溢れちゃいますから…


ありがとうございます!お気持ちは寄付させていただきます。