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悪いやつがいない世界の経済効果

ふと悪いやつがいなかったら
社会はどうなるか考えてみました…。

まず「盗み」がなくなるのでセキュリティ関連の仕事がいらねーってなる。

銀行を例にとると…

まず警備員がいらない。
金庫がいらない。
防犯ベルやセンサー、監視カメラなどセキュリティ対策関連いらない。
お金を運ぶ業者いらない。
防犯安全上の常駐社員がいらない。
分厚いシャッターや強固な壁いらない。

ざっと思いつくだけでこんな感じ
真剣に考えたら恐ろしい量になりそうですが
とりあえずだけでもめっちゃあります。

人件費、設備費、固定費、建設費、
挙げればキリがないけど一体どれだけの防犯費用がかかっているのか。
考えてみると防犯に関しての費用って膨大すぎません?

空港、駅、港などの人の侵入を検知している場所では
顔、指紋認証、赤外線システム、化学兵器検知機、X線検査装置、画像認証などなど

病院、オフィス、商業施設でも銀行と同じようなセキュリティを多数利用しているところも増えてきました。

そして今や一般的になった
サイバー攻撃、サイバーセキュリティ関連
どれだけ増えてるんだっていうくらい増えてます。
あのセキュリティソフトのマカフィーなんて大富豪ですから。

人に危害を加えるという動機が「盗む」ということと拡大解釈するなら
テロ対策、軍事関連、自衛隊も該当しますね。
そうなると爆弾処理班、防弾チョッキ、どころじゃなく
戦闘機、戦車、潜水艦、母艦…

あ~キリがない。

ちょっとここら辺は線引きしちゃいましょう。

軍事関連を除いたとしても
この世は
めちゃめちゃ「盗まれる」ということに対してお金かかってます。

単純にこの世から「盗み」がなくなるだけで
めっちゃお金浮くことが分かります。

仮に防犯関連産業がすべてなくなったとしたら…

こういう事言うと必ず反論意見で
そこで働いていた人の仕事がなくなるじゃないかー!
そしたらまた新しい問題が起きるんじゃー!

…とのたうつ輩が出てくるんですが
職を失った人たちが
今よりも、ちょっとでも生産性のあることをするだけで
これまでよりも、とてつもなく有益なことになります。

そもそも防犯なんて何の価値も生み出していなかったのですから。


防犯にかかっていたお金を企業や個人が少しでも社会に回せば
その経済効果は莫大なものになります。
それによって個人消費も増えるだろうし
企業なら販管費が下がる分、確実にコストダウンできます。
その分、商品の価格が下がるかもしれません。
その費用をサービスに転換することにより経済活動の活性化に繋がりますし新しいサービスもきっと生まれてくるでしょう。


なにより
盗まれるという心配から解放されることで
そこにかかっていたストレスが無くなります。

自宅や車、自転車などのカギかけ忘れたとか
防犯の類のムダな心配が減ってめちゃくちゃ快適になります。
日本はある程度、治安が良い国ですけど外国はとんでもないくらい防犯意識が強いのでそれが無くなったらみんな超ハッピー。


なくなったらどうしようの大半は
「盗まれる」という心理から来ていますから
「盗まれる」ことで誰かを恨んだり疑ったりすることもなくなります。

これはかなりのストレスフリーになるのではないでしょうか。


そして圧倒的に時間の短縮になると思います。
防犯に充てていた時間を冷静に考えたことがないので
案外見落としがちですけどかなりの時間をかけているのでは…。

カギ締めた? 窓あいてない?
と悩んだり確認したりする時間。

パスワードを打ち込む時間
パスワードを思い出す時間
パスワードを忘れて探す時間

一日の中でどれだけ守ることに時間費やしているかわかりません。

自己管理といわれればそれまでですが
ここのイライラを解消されるのは超絶に嬉しいです。

ここまで完全な独り言で夢物語でしたが
お金も時間も、後ろ向きな使い方ではなくもっと有意義なものに使えれば
もっと生きることが楽しくなると思うんですけどね…

悪いやつも人のもの盗むなんてそんなこと考えずに
もっと別の方法で豊かになろうぜって話。

その方が絶対楽しいよ。


ありがとうございます!お気持ちは寄付させていただきます。