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「うまくいかなかったらどうしよう」がなくなる心理学とは。

物事がうまくいっている人と、なにをしてもうまくいかない人。この差は、なんなのでしょうか。

両者の違いとストレスクリア心理学が着想したので、まとめておきたいと思います。


うまくいく人とうまくいかない人の違い

うまくいく人とうまくいかない人の違いは、自分が挑戦しようと思っていることの結果にこだわりがないことだと思います。

うまくいく人は、挑戦すること自体を楽しんでいるように見えるのです。

例えば、高校受験で、絶対合格するだろうと言われている子が落ちて、受からないだろうと言われていた子が受かったり、スポーツの大会で格上の選手が格下の選手に負けるということは、あるあるですよね。

がんばろうとすればするほど本番で実力を出せないのは、必要以上にプレッシャーを感じていることが影響します。

このことをエミール・クーエというフランスの研究者が「努力逆転の法則」と提唱しました。


うまくいかせたいという気持ちが大きくなればなるほど「失敗が怖い」「うまくいかなかったらどうしよう」という気持ちが大きくなり、それが原因で失敗につながることも。

「うまくいかなかったらどうしよう」を手放す4つの思考の原則

ストレスクリア心理学に「統合思考の4原則」というものがあります。

わたしは、今会社員→フリーランスへと働き方をシフトする準備中。

その中で、ときどき頭がよぎる「うまくいかなかったらどうしよう」。

この思考の原則を使って、「うまくいかなかったらどうしよう」を手放してみる実験をしたいと思います。

長期的な思考

人生をヨコ軸で考えてみます。

過去の悩みを思い出してみたら、色々乗り越えてきたことに気づきます。ときには、失敗したこともあったはず。

そのとき、落ち込んでもなんとかなってきたと思うと、気持ちがラクになってきますね。

失敗しても長期的に見れば、経験値が上がったと捉えられそうです。

わたしの場合、会社員をやめてうまくいかなかったとしても、どれくらい挑戦期間をとれそうか計算してみるのも長期目線を養う上でよさそうだと感じました。

本質的な思考

次は、人生をタテ軸で考えてみます。

挑戦しようとする目的や意味など、本質的な視点を持つのです。

わたしの場合、正社員というポジションにとても執着していました。

でも、本当にわたしが大切にしたいものは、正社員ではないことに気づきます。

自分が手放してまで得たいものについて、とことん考えたい。

そして、もし、ひとつの方法でうまくいかなかったとしても、何度も挑戦すればいいのです。

多面的な思考

多面的な思考では、わたし以外の他人の視点から考えてみます。

わたしは、フリーランスになって、全然稼げなくなってしまったらどうしようという気持ちがありました。

でも、夫の視点から見れば、わたしが楽しく働いてくれるのが1番だと言ってくれて、そこまでプレッシャーを感じる必要はないのかもしれないと思えたのです。

教育資金も、最終の手として、奨学金がありますし、わたしには計画に対する柔軟さが必要だと感じました。

具体的な思考

最後の具体的な思考は、もし、フリーランスとして成功しなかったら、具体的になにが困るのかを考えてみます。

1番はお金です。

でも、それこそ長期的な思考で考えた長期目線で考えた一時期稼げないことで何が困るのかを考えていくと、お金はなんとかなることに気づきます。

子どもが大きくなれば、また会社員として働くことだってできます。

こう考えれば、うまくいかなかったとしても、やりようはたくさんあることに気づきます。

今できることを楽しむ

4つの心理学の視点から見ていくと、ふたつの答えに辿り着くことができました。

「今できることを楽しむ」

やりたいことを経験できることは、素晴らしいこと。

自分で自分にプレッシャーをかけるなんて、本末転倒です。

失敗したらどうしようと思ったときほど、対策は色々あると、今できることを楽しんでいきましょう。

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