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「辞めたいけど無理」にさようならがしたくて読んだ本。
「仕事辞めたい」と夫に言ったのが2年半前のこと。
「お金のことは任せてしまってるけど、なんとかなるならいいと思う」と言われて、立ち止まってしまったあの日から、ずっと「辞めたいけど無理」が私の前に立ちはだかっています。
「なんとかなる」なんて言えませんでした。
辞めたいけど無理な理由は、安定した給与、ボーナス、有給休暇、福利厚生。
私はそれらを手放して、何を得たいのだろうか。
そして、何を手放したいのだろうか。
辞めたいのは、わがままなのか自問自答をする日々。
これらを言語化し続けるための2年半だったと言っても過言ではありません。
そんな私のための本なのかというくらい抱えている悩み、葛藤を言語化してくれる本と出会いました。
それが、なつめももこさんが書かれた『「辞めたいけど無理」にさようなら』という本。
思い切って扉を開いた先に
著者のももこさんもかつては、今の私のように、「辞めたいけど無理」を抱えていたけれど、たくさんの悩みや葛藤を乗り越えられてこられました。
そのエピソードたちは、もうとにかく共感共感で引き込まれ、一気に読了してしまいました。
ももこさんが自信がなくて言っていたという「そんなに稼げてるわけでもなくて」という言葉は、つい私も口にしていることに気づかされたと同時に、普段から大活躍されているももこさんを見ていたから、そんなこともあったんだと驚かされました。
Twitter(現X)で見る「〇ヶ月でフリーランスになりました」という報告を見るたびに、私はいつになったら退職できるのかと胸がざわめき、副業でこれくらいの金額を稼げるようになったら退職という金額には一向に辿り着かない焦りを感じる毎日。
でも、先を行くももこさんは、教えてくれました。
思い切りも大事。
頭で考えていても仕方ない。
答えは行動した先にしかないのだから。
この言葉は私の胸にグサリと刺さりました。
読み終えて
読み終えた後は、「できるだけのことをやったら、飛び出してみよ?」と手を引いてくれているかのような感覚に。
「なにが不安なのか」「どうすれば不安がなくなるのか」を書き出して、小さく毎日積み重ねていこうと思いました。
「私には無理」と思ってしまったら、何度でも読み返したい勇気のもらえる一冊でした。
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