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立ち止まって季節の移り変わりを感じる

今年も桜の季節がやってきましたね。

桜はすぐに散ってしまうからこそ、自分にとって1番桜の季節を大切にしていると思うのです。

去年の開花はこれくらいで、気温は去年より寒いから開花はもう少しあとかなとか、考えている自分がいます。

でも、日本には四季があり、春以外にも季節の移り変わりを楽しめるはず。

毎日が忙しくて季節の移り変わりを見落としてしまってるんじゃないかと思いました。

日常を大切にしたい、丁寧な暮らしがしたい、そんなふうに思っているのに、気が付けば季節が変わってる。

すごくもったいないことだと焦りを感じることもよくあります。

以前、ショッピングモールに出かけた時に、心に残ったキャッチコピーをメモしました。

・季節のお手入れ
・五感で感じる暮らし

季節を感じる、感性を養う、五感で感じる、こんなことを自分は求めているんだと改めて気付きました。

今「感性のある人が習慣にしていること」を読んでいて、気付いたことは、感性のある人はもともと感性があるのではなく、日々心を磨く暮らしを習慣にして感性を磨き続けているということ。


季節の数え方を変えてみる

時節の数え方は「春夏秋冬」だけでなく、「二十四節気」という数え方もあります。

一節気が一か月の半分、約15日ごとの節気を表現します。

よく聞く「春分」「夏至」「秋分」「冬至」なども、二十四節気の言葉だったことを初めて知りました。

昔は七十二候という、二十四節気をさらに三つずつ分けた数え方もあったようです。

一候は約5日。

たとえば2月4日〜8日までの5日間は「東風解凍」といって、「東風(春風)が氷を解かしはじめる」などのように全て意味がつけられています。

そして、天候を表す言葉の「気候」の由来は、二十四節気の「気」と七十二候の「候」をとって付けられたのです。

情景が言葉で表現されるだけで、全ての季節を楽しめるように感じますよね。

そして、1つの候は5日で終わってしまうと思えば、桜の季節のように大切に過ごすことができるように思うのです。

風の名前は2000以上

季節ごと、朝や夕方の時間、強さによって風の名前も異なり、その数はなんと2000を超えているようです。

それだけ昔の人は、風の感じ方の違いを敏感に感じていたと分かります。

言葉を通して、日常の観察する力を鍛えて、季節や自然の移り変わりを感じる感性を養いたい、そんなふうに思いました。

子どもと自然と文化を楽しむ

今週一で子どもと山登りをしています。

この習慣の中で、たくさん五感で自然を感じる経験をしてもらいたい。

山に行くと、だんだん気温が低くなる。

登っていると体は温まる。

普段住んでいる場所と山の空気の違いや聞こえてくる音の違い、自然の移り変わり、色んなことを吸収して感じてほしい。

自分自身もリフレッシュになります!

あとは、文化と季節の言葉。


この絵本には文化の由来や言葉、私も知らないことがたくさん載っています。

子どもと日本の文化、季節、言葉を勉強していきたい。

そして、日本の行事と季節を一緒に楽しんでいけたらと思っています。

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