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原動力には3種類あることに気づいた話

育休中の1年間。たくさんの人と意識的に話す機会を持つようにしていました。

やっぱり一人で考えられることも、できることもにも限界があって、人と話すことで前に進めることが多くあると思っていたから。

今日のnoteでは、人と話す中で気づいた3種類の原動力について書きたいと思います。

人が持つ3つの原動力

単純に「すき」なこと

1つ目は、単純にすきなこと、誰から頼まれるでもなくやっていて楽しいこと。

この原動力は、自分では一番気づかないのではないかと思います。

だからこそ、すぐには仕事にならない部分でもあるでしょう。

すきなことを仕事にしなくても趣味で十分と考える人もいるかもしれません。

はたまた、すきなことがわかりやすい顔をしていないこともあると思います。

たとえば、わたしの場合、今まで「書くこと」はすきだと認識していなかったことでした。

すきでやっているという自覚さえないくらい当たり前にやってきたことだったからです。

友達に手紙を書いたり、嫌なことがあったときに紙に気持ちを書きなぐったり……。想いを言葉にしてきました。

すきだと認識すらしていない、ずっと当たり前に続けていることこそ、本当のすきなことなんだと思うんです。

コンプレックスを克服したいという気持ち

2つ目の原動力は、コンプレックスを克服したいという気持ち。

何かをやりたいと思うとき、興味があるからとかおもしろそうだからとか表面的な理由はいくつかあると思いますが、根底にはコンプレックスを克服したいという気持ちが眠っていることもあります。

わたしの場合、小学生から大学生までずっと英語がすきだと思って勉強してきて気づいたことがあります。

それは、英語が好きだったわけではなく、英語を使って人と話したり、留学することで自分を変えたいという気持ちが原動力だったということ。

あの人みたいに堂々と人前で話したい。
嫌なことは嫌だと自分の意見を人に伝えられるようになりたい。

内気で自分の意見を人に伝えられないというコンプレックスを克服することが原動力だったことにようやく気がつきました。

これをやってみよう!と思うとき、その根底にはこんな自分を変えたいという気持ちが、隠れているのかもしれません。

ただ、この原動力で動くときに一つ注意したいのが、自分の良さや強みを活かせない分野に足を踏み入れることになっていないかということ。

自分のパーソナリティを活かして活動の幅を広げることと自分ではない誰かになろうとして活動の幅を広げるのでは、全然違う結果につながってしまうのではないかと思うんです。

何よりも、自分がつらいはず。

人は、つい自分にないものを持っている人のことを羨ましいと思ってしまいがちですが、その人にはその人のよさがある。

この原動力には注意したいなと思っています。

大切に思う人のため

3つ目の原動力は、大切に思う人のため。

守るべき人のために動く力は絶大です。

それこそ、なかなか消えることのないコンプレックスを克服する可能性さえ秘めていると思います。

自分ではなく誰かが原動力となるとき、自分の力の何倍もの力を発揮できるはず。

ただ、ここでも注意したいのは、他人のために自分を犠牲にしてはいけないということ。

自分のやりたいことと他人を思う気持ちが掛け合わさったとき、人は最強になるんじゃないかと思います。

まとめ

原動力には種類がある。

たくさんの人と話をするとたくさんの気づきがありました。

人との交流は自分を俯瞰する機会にもつながります。

あなたの今やりたいことは、どんな原動力に突き動かされているでしょうか。

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