【幸せの公式】出来事ってそれほど重要じゃない
あなたは今幸せですか?
どんな時に幸せを感じますか?
幸せな人ってどんな人でしょうか?
幸せって抽象的で漠然としていますよね。
人それぞれ幸せの定義も違う。
でも実は幸せには公式があるんです。
ポジティブ心理学の第一人者、ソニア・リュボミアスキー、エド・ダイナー、マーチン・セリグマンの3人の教授が研究開発して、たどり着いた幸せの公式が、「H=S+C+V」です。
「幸福H(Happiness)100%=規定値(Set point)40%+生活状態(Condition of living)10%+自発的活動(Voluntary activities)50%」
規定値は、考え方や捉え方。
生活状態は、出来事や事実。
自発的活動は、自己コントロール、規律・自己選択。
この式から感じたことは、事実ってそれほど重要じゃないっていうことでした。
私は復職し始めた時、子どもと離れたくない気持ちを抱えて泣く泣く働いていました。
小さいうちは子どもの側にいてあげたい、求めてくれているのに近くにいてあげられない、お金があれば働かなくても済むのに。
仕事をする事実をお金のためだけに働かなければいけないと捉えていました。
そこに自己選択はありません。
だから、幸せも感じられませんでした。
でも、今は、子どもの教育や旅行など楽しい思い出作りのために働く選択をしました。
お金のせいでやりたいことを諦めたくない。
そして、子どもの時間を大切にするために家で仕事ができるように準備をしています。
あれほど嫌で仕方のなかった本業も今は本業のおかげでお金の心配をすることなく、自分のやりたいことの準備ができると前向きに捉えられるようになりました。
本業がなければ心にゆとりなくお金を稼ぐことばかりに気を取られていたと思います。
自分が本当にしたいこと、自分と向き合うことを真剣に考えられるようになって、今とても充実した日々を過ごせるようになりました。
最短で成功することが重要なんじゃない。
最短で成功することが幸せなんじゃない。
そんなふうに感じてこの公式は、すごく腑に落ちました。
考え方だけが全てでもなく、出来事だけが全てでもない。
考え方と出来事と自己選択から幸せは成り立つ。
もし今幸せじゃないと感じたら、ちょっと視点をずらしてみたり、他の選択肢を考えてみると、新たな気づきがあるかもしれません。
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