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今までで一番挫折したであろう話

どうも!毛玉です。

私は美容の専門学校に通っていました。
高校生の時に行った美容室の雰囲気と、カット後の気分の良さに憧れて、私も同じように感じてもらえる美容師になりたいと思ったのがきっかけです。

いざ入学して、自分で言うのも何ですが結構真面目にやっていました。遅刻や物の貸し借りや掃除に厳しい学校でしたが(当たり前)それでも仲間もいたし、色々な授業も楽しさの方が断然勝っていましたね。

就職も決まり国試も合格し、いざ美容師の世界へ!と目を輝かせて飛び込んだのですが、やっぱり現実はそう甘くはなかったんですよね。

私が就職した先は大手で有名なサロンだったのですが、結論から言うと私は背伸びをしすぎてしまったのです。

私はもともと都会のど真ん中にあるようなオシャレなサロンに通っていたわけでもなく、地元の行きつけの慣れ親しんだいつも美容室へ通っていたし、その居心地の良さに元々憧れていた。

なのに、学校に通って沢山頑張った分、高望みしてしまったのかな…過信しすぎてしまっていたのかな。

煌びやかな都心のサロンはとても華やかすぎたし、実家から通っていたので毎日1時間30分かけての往復は流石にしんどかった。
親がまだ寝てる間に出て親がもう寝てる時間に帰る…そんな生活に悲しくなってしまったのを覚えています。


結果的に、身の丈に合ってないサロンを選んでしまったが故に、私の心身がもたなかった…
職場の入り口近くまで行ったけどそこから足が止まってしまい動けなくなってしまいました。

そんな体験は過去にも先にもこの日だけ。
結果すぐに辞めてしまいました(本当にダメな辞め方で今でも申し訳なさしかない)

そこのサロンの方も会社の方もとても良い人達だったので就職した会社が良くなかった訳ではなくて、当時の私の考えが甘く、そして現実に耐えきれなかっただけ。

辞めた事を親にもすぐには言えず行く宛もないのに朝早く出て夜遅く帰るって生活をしばらくしていたのですが、そんな生活をずっと続けられる訳もなく親にも打ち明けました。

その時の親の反応は忘れてしまったけど、そんな簡単に理解してくれる訳はなく余計に当時の私は深く傷ついた事を覚えてます。

高い学費などかけ通わせてくれていたので当たり前の反応なのですが、だからこそ私は余計に傷ついてしまったんですよね。

申し訳ない気持ちと、当時の私の辛さを理解してもらえなかった事に。

まぁ、そこから1年近く引きこもったり、軽度な鬱状態になりメンタルクリニックへ受診したりと色々な経験をした訳ですが…どう立ち直ったかはまた明日書くかもしれないし、そのうちになるかもしれないです。笑


本当に沢山迷惑かけましたね。
職場にも、学校にも、親にも。むしろ迷惑しかかけていない。

この時の事を思い出すと今でも苦しくなります。
古傷ってやつ?(絶対違)

だけど私がこれからも背負わないといけない過去でもあるので受け止めているつもりではあります。

もう何年何年も昔のことなので時効かなと思いここで打ち明けました。

これ今はもう笑い話なんですが、
当時、毎日深夜に帰ってきて親が作ってくれていた晩御飯の残りを「千と千尋の神隠し」を観ながら食べてたんですよね。それが日課で。

その映画の中でハクからもらったおにぎりを食べながら千尋がわんわん泣くシーンがあるんですよ。私もそれ観て泣きながらご飯を食べてました。それを毎日繰り返してたんです。笑

笑えるけどなんか泣けてくる思い出話(自分で言うな)


今日も読んで頂きありがとうございました😊

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