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月報Okishima Life 2023.2 漁師見習はここまで

新居暮らしにも慣れてきた

新居へ越してきて1ヵ月。早くもこちらでの生活に慣れてきました。琵琶湖が荒れて休漁日が多く、家にいる時間が多いからだろうか。新しいことが暮らしに溶け込んでくるのが新鮮でとても気持ちいい。

焼きそばパーティー

ドカ雪はまだ続く

今年はほんとによく降ります。自船を所持したからか、余計に大変に感じる。。なんだかんだ、雪かきをしながら眺める雪景色は最高で、満喫してる自分もいますが。

いよいよ来月独立

ついに来月から独立。3月からは自分の力で食べていかねばならないので、とにかく単独で十分な漁獲をし、無事に帰港できるようになることを目標に、少しずつでも経験の積み重ね。日に日に慣れて、ついに自分の仕事になるんだなという実感が湧いてきています。まだまだ半人前ですが、魚は1人でも獲れるようになってきました。ワクワクが堪らないです。もう少しで開幕。

最終調整

漁具は繰り返し使っているうちに、より効率的にだったり、使いやすくだったりの改善点が沢山見えてきます。ここでも経験の積み重ねが非常に大事なんだという事に気づかされました。
日々ブラッシュアップ!ブラッシュアップ!の連続ですね。

憧れていた漁師の手

3年前に漁師を志した時に憧れた、現役漁師のこれまでが凝縮されたあの手。あの手に僕は、少しは近づけたのだろうか?これからどんどん経験を刻んでいきたいです。

先々の準備もコツコツと同時進行で

少し時間が出来たら、先々の準備も出来るところから。実感が湧き始めてから、いろんな漁法をやるのが待ち遠しくて仕方ないです。

漁師見習いはここまで、来月からは琵琶湖漁師

研修期間の3年が無事に終了しました。ここまでカタチになったのも、本気で打ち込めることに出会えたのも、周りで支えてくださっていた方々のおかげさまです。ほんとにありがとうございました。
来月からは晴れて琵琶湖漁師。堂々と胸を張って生きていこうと思います。
今後ともみなさんよろしくお願いいたします。

湖魚どころか魚にすら微塵も興味がなかった自分が、船に乗れば魚を獲り生活の糧にし、台所に立てば湖魚を捌き、料理をするたびに滋味深さに感動している。。ここまでドはまりしてることにはほんとにびっくりです。数年前の自分に教えてあげたい。教えてあげても、信じてくれないと思いますが笑

今月の湖魚料理たち!

ウグイの生姜醤油唐揚げ

ウグイは身が深くふわっふわで、外カリ中フワの唐揚げにはうってつけ。味付け唐揚げはより堪らないです。

鮒寿しの吸い物

海外から来られた方が鮒寿し飯を勘違いして購入してしまい食べられないとおっしゃられたので、一工夫加え沖島でもされている食べ方にアレンジ。飯に醤油を垂らし、お湯を注ぎ、溶かしてお吸い物に。恐る恐る、でも興味津々で早速ひと口…。そしたらなんと、、、美味しそうにぐいぐいっと!

まさかの『おかわりください!』
鮒寿し苦手な方でもこれなら美味しく食べて頂けるかもです。ぜひお試しあれ。

感覚で作るモロコ佃煮

何度も佃煮を作っているうちに、計量もなしで感覚でここまで綺麗に煮れる
ようになりました。毎度完成の味や色合いは多少変わりますが、安心してその時その時の完成形を見るのが楽しみになってきました。

少し気分転換しに琵琶湖へ

ふと気分転換したいなと思った時にはこちらに行きます。琵琶湖の北側が眺められ、今の季節は透明度の高い水面が一望。心が安らぎ、洗われます。ぜひ、沖島や他湖畔へ来た際にはぜひお気に入りの場所を見つけてみてください。湖畔はいいぞ。

今回はここまで

来月からはついに漁師として独立になります。改めて安全面には最大限の注意を払いつつ、新たな世界観を楽しんでいこうと思います。やるぞ。

では!

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