代表

ラジオネームは日本代表 短歌を投稿するときなどの筆名は織井陸です

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なんかよかったこと

ここ最近、わたしの日常生活であった「なんかよかったこと」について、思いつくままに綴ってみようと思う。 「すごくよかったこと」ではなく「なんかよかったこと」にする。 なので、たぶん全体的に大したことはない。 あと日にちの記録はおおよそだから、もしかしたらちょっとズレてるかもしれない。 それでは行きます。 ・12月17日〈夕日のおじさん〉 わたしのアパートの近くには小さな川がある。 そのそばを歩いていたら、たまたま夕日がかなり良い感じに沈んでいて、光も水面に良い感じに散

    • 散歩してるときに詠んだ短歌

      散歩をしているときに詠んだ短歌です。 ・降りそそぐ先を選ばない木漏れ日が 私の目にもちゃんとまぶしい ・ムースつけ忘れてたしこれでいいや パーマになじませるにわか雨 ・春うらら おれが優先されるのは歩行者であるときくらいだな

      • ブラック企業のルーティン

        皆さん、こんばんは。 突然ですが僕はいま、ブラック企業で働いています。深夜残業や休日出勤が当たり前の生活です。 ここでは、そんな僕の一日のルーティンを皆さんに紹介しようと思います。 まず、朝5時に起床します。社畜の朝は早いのです。 起きたらすぐに、その日の目標を立てます。最近はずっと『気を確かに持つ』ということを目標にしています。 これを念頭に置いて『気を確かに持つ』ことも目標です。 余裕があったら『気を確かに持つ』ことも意識しつつ『気を確かに持つ』ことまでがんばります。

        • 『せきしろの自由律俳句』で佳作に選んで頂いた

          公募ガイド『せきしろの自由律俳句』第84回(テーマ・書く)で、せきしろさんに、佳作に選んで頂きました! こんなことがあって良いのかよ・・・! ノートを取る君のものすごい猫背に西日 /織井陸 しかも、本当にありがたいことに、たいへん的確な添削までして頂いていました。 拙作だったにも関わらず佳作にして頂けたこと、同時に「大好きな句」とも書いてくださったことに、感謝の気持ちがあふれて止まりません。胸がいっぱいです・・・。 思わず本棚にあった、せきしろさんと又吉直樹さんの共著

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        なんかよかったこと

          雑誌『群像』に短歌が掲載された

          雑誌『群像』4月号、群像短歌部第10回(テーマ・やがて)にて、木下龍也さんに短歌を一首選んでいただきました。 とんでもなくうれしい! やがて死ぬのよあたしたち、光るのよ、ラメの入った琥珀になって/織井陸 正直、採用されるなんてみじんも思っていませんでした。なのでわたしは書店で「みんなはどんな短歌を送ったのかなあ」くらいの気持ちでのんびりと群像短歌部のページをめくっていました。そしたらいきなり、自分のつくった短歌と筆名が目に飛び込んできた!驚きすぎてふつうにひっくり返りそ

          雑誌『群像』に短歌が掲載された

          2/27 日記

          仕事は休みで、天気は晴れで、散歩に出ないわけにはいかないねと思って外に出た。 わたしの散歩スタイルは「電車に乗っててきとうな駅で降りて、その近辺を散策する」というわりとスタンダードなものである。 最近は、何度か歩いたことのあるお気に入りの散歩コースをなぞりに行く日が多かったけれど、ひさしぶりに新しい街を開拓してみようかな。そう思ったわたしは、まだ降りたことのない駅に行ってみることにした。 そこは、駅周辺はけっこう活気があるものの、すこし離れると古風な家やお店が多く立ち並ん

          2/27 日記

          粘土

          わたしには「粘土でオリジナルのフィギュアをつくる」という趣味があるのですが、本当にただの趣味でしかないので、あんまり人には見せたことがありません。 せっかくなので、noteにでもあげておこうかなと思います。 では、つくった順に紹介していきます🏭 ①ひらがなの「あ」 野良のひらがなが部屋にあったらおもしろそうだなと思ってつくりました。 「あ」って50音の先頭にふさわしい本当にナイスなビジュアルをしていますよね。 ②パワータイプの招き猫 これは、福をカツアゲしてでも招

          SF女根建

          ※以下の文章は「囲碁将棋の情熱スリーポイント」の「女根建太一」のコーナーに送り、不採用だったメールです。 30世紀の日本、人とロボットが共存する社会で、 女性型アンドロイドとして誕生した、女根建太一。 ロボットも人と同じように感情を持ち、当たり前に生活するなか、 女根建も人間たちと平穏な日々を過ごしていた。 ある晩。 買い物を終えて帰宅した女根建は、同棲している彼に「ただいま」と声をかけた。 これに「おかえり」と笑顔の彼が出迎える。 彼はロボット科学者であり、女根建の

          SF女根建

          うんちカタルシス

          わたしの小学校時代からの、友人の話をする。 その友人は小学校時代、普段はそこまで目立たないタイプの男子だった。が、5年生のときに残したある伝説によって、先生からも一目置かれるようになったのだ。 その伝説は、彼が授業に遅刻した際に誕生した。 その日あった3時間目の家庭科の授業に、彼は5分ほど遅れてやってきたのである。 当然、先生はすでに授業を始めている。 しかもその先生は、生徒に若干きびしいことで知られている女性の先生。あーあ、あいつ怒られるね。かわいそうに。ドアを開けて

          うんちカタルシス

          ある郵便局員の使命

          ※以下の文章は「囲碁将棋の情熱スリーポイント」に送って不採用だった年賀状メールです。 あけましておめでとうございます。 私は、郵便局員です。 なので正月近辺は、とにかく年賀状の配達で忙しいんですよね。 1月2日の今日も、私はずっと配達をしていました。 そしたらその途中で、少し気になる宛名の年賀状があったんです。 その年賀状は、宛名の所に『黒ヤギさんへ』と書いてありました。 そして差出人の所には『白ヤギより』と書いてあったのです。 これを見た瞬間、私は「ヤバいな」と思

          ある郵便局員の使命

          牛丼屋にて

          「おい君、これ本当に大盛の牛丼か?」 店内にトゲのある声が響き、私は反射的に漏れそうになった舌打ちをこらえた。 またこの手の客だ。大盛の規定量が変わって以来増えたのだ。これは大盛にしては量が少ない、前はもっと肉が多かったぞ、と騒ぐ客が。 しかしそんなことを言われても、私は牛丼屋でバイトをしている分際だ。露ほども思っていない謝罪の言葉を口にして、その場を乗り切ることくらいしかできない。 不本意だけど、今回もそうするか・・・。 そう思って客の方を振り返ると、客は明らかに怒ってい

          牛丼屋にて

          偏頭痛ゆえ

          ※以下の文章は「囲碁将棋の情熱スリーポイント」に送って不採用だったふつおたです。 この前、会社で仕事をしていたときのことです。 隣の席に座っていた同期が突然、「ああ、今日は雨が降るな」と言いました。 僕が「え、なんでわかるの?」と聞くと、彼は「さっきから、頭が痛いからだよ。俺こういうの、偏頭痛持ちだからわかるんだよね」と言いました。 僕がなるほど、と思っていると、彼は続けて「あと30分もしないうちに降るな。それで18時頃に雨脚が強くなって、20時過ぎに止む」と言いました。

          偏頭痛ゆえ