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人生初入院&手術!リハビリ日記

2/21、フットサルの練習で怪我をした。
感じたことのない激痛、やってしまったときの「ポキッ」という音、怪我の場所。そう、スポーツをしている人によくある「膝の前十字靭帯損傷」をしてしまったのだ。

復帰まで手術をしてから半年ほどかかる大きな怪我。しかも、小学生からずっとサッカーをやってきていながらもこれほど大きなけがをしたのは人生で初。運動が好きな自分にとっては、正直かなりメンタルに来た。

けど、過去を悔いていても始まらないのが人生。前を向いてゆっくりやっていくしかない。

今回はここで、日々の暮らしや当時どのように思っていたのかを自分なりに記録しておこうと思う。

それが自分が今後リハビリ頑張るときのモチベーションになったり、怪我でスポーツができずに悩んでいる人たちに勇気を与えるものであればいいなと思っている。

4.21 入院初日

初めての入院、必要なものは何かとかいろいろ考えて病院へ。
初めての入院食、普通。おいしいけどめっちゃではない。
以外にも、ベッドは過ごしやすい。定期的に看護師さんが見回りに来るのでプライベートは担保されにくいが、必要最低限。
ベッドは自由に動かせるし、wifiも使い放題で早いのでテレビもみれるしゲームもできる。
しかもゆっくり自分を見直す期間なので、本を読んだり今後の生活をどのように過ごしていけばいいのかといったメンタルケアもできる。

総じて、まあまあいいじゃないか。

オペは明日の朝一、多分手術後24時間は激痛との戦いになる。

一番つらい時期を乗り越えられるように、頑張ろう。

4.22 手術当日&初日

朝の9時から手術が開始した。
前日は22時~食事ができず、500mlしか水を飲んではいけなかった。
自分の足で歩いて手術室へ。

ドラマでよく見るあの光景が目の前に。緊張しながらも、ブロック注射と全身麻酔をしてもらうことに。次に意識が戻ったのは、前日過ごしたベッドだった。

色々なところに何か違和感がある。左足は痛くて動かせないし、手には点滴チューブが貼られている。
トイレに行くにも一苦労。車いすを使って看護師さんにお世話になりながら進む。
自分の足を見てびっくりする、『こんなに太くなるの!?』と。

そんなこんなで大変ではあったが、幸いにも痛みはすぐに消えたため、相当楽なほうではあった。他の前十字靭帯再建術をした人よりも、痛みが引くのが早かった。

ちなみに、この日の夜はぐっすり眠れた。目が覚めるとかわいい看護師さんが声をかけてくれた時だった。

4.23 初めてのリハビリ

術後翌日、すぐにリハビリが始まる。昨日まで車いす生活だったのにもかかわらず、いきなり立って歩いてみようかと言われる。

手すりありだが、久しぶりに立って歩いた。足を動かした。気持ちいい。
そこからは松葉杖で歩いていいようになり、他の人の支え無しで歩くことができるようになった。

でも、まだまだ痛い。
明日はリハビリが午前午後の2回に増えるようなので、引き続き頑張る。

夜。夕方頃から微熱が続く。だるくはないけどちょっと体熱いなって感じ。
足も内側側が痛くなってきた。リハビリの時のほうが痛くない。果たして、これからどうなるのか?

4.24 生活リズム

だいぶ日常生活が自分でできるようになってきた。
しかし、ここで生活リズムの違いに悩まされる。

この日、寝不足だった。それは、22時消灯6:30起床の病院の生活に慣れることができなかったからだ。
今どきの大学生、22時に寝る人は少ないだろう。私も大体0時すぎに寝て、7:30~8:00に起きる生活をしている。しかしこの2つのリズムが交錯すると、0時過ぎに寝て6時半に看護師に起こされる生活になってしまう。寝不足のまま朝食を食べ、リハビリへ。

この生活リズムの違い、どうにかならんかなあ。しかも私は夜型なので、深夜に突然やる気が出てくる。読書や勉強を始めると、結局寝る時間が遅くなる。

4.25 順調

7時ころに起き、9時と13時から1時間リハビリを行う。食事は1日3食ほぼ決まった時間に出され、22時には消灯する。この入院生活にもだいぶ慣れてきた。

しかも、日を追うごとに自分の体が回復していることを実感している。
可動域は少しずつではあるが広くなっているし、トイレに行くときには自分で歩くのだがほぼ松葉杖を必要とせずに歩ける。

回復力がすごいのかはさておき、出来ることが増えてきているのが嬉しい。
ますますこの足とともに成長していけたらと本気で思っている。

4.26 友達

この日、初めて友達がお見舞いに来てくれた。
色々ネタを持っていたので30分程度であったが話すことができてよかった。

わざわざ自分のために足と時間を浪費してくれた友達には感謝しかない。
その友達とまたボールが蹴れるように、頑張ろう。

4.27 本と出会う

入院中、必ずやろうと決めていたことが「本を読む」ということ。
事前に本屋でちょっとでも気になる本を数本買い占めてきた。

この日で2冊目、小説を読んでいたのだが小説の世界観にどっぷりハマリ、気づけば深夜の1時まで読んでいた。
今までずっと自己啓発本を読んでいたのだが、小説を読むことで語彙力や想像力を養うことができる。自己啓発本とは違う頭の使い方を知り、さらに読んでいきたい。

4.28 スポーツといういきがい

午前中にリハビリと昼寝をし、午後はずっとスポーツ観戦をしていた。
サッカーは1試合2時間、野球は1試合3時間ほどで、ずっと釘付けになっている。気づけば一日が終わる。これがいい。

4.29 ダラダラ

体調は特に変わりなく元気だったが、ダラダラしていた。
就活も終わり本当に自由に使える時間がある中で、個人的に一人でのんびりする時間は大切だ。
①他者と会って色々する時間
②一人で研鑽する時間
③一人でリラックスする時間
個人的に時間はこの3つに分類されると思っていて、これらをうまく一日の中でやりくりすることが必要だと思う。

4.30 ついに退院!

午前中に血液検査とレントゲンを行い、昼頃に退院。
久しぶりに外の空気を吸ったが、気持ちよかった。
だが、まだ足はぎこちない歩き方。
運動ができるまで回復しろとは言わない。とりあえず、普通に歩けるようになってくれ。

初めての入院生活

孤独な時間が続いたこの入院生活だったが、色々な人にお世話になり支えられていることを実感した1週間でもあった。

個人的には一人でタスクに追われる日々を過ごすのではなく、ゆっくりと自分の事について考える時間を作ることができたので良かった。
これから自分はどのような考えを持ってどのようにアクションをしていけばいいのか。それが整理された気がしている。

これから長いリハビリがあるが、自分の体と向き合い、少しずつでも回復させて、充実した生活ができればいいと思っている。

つたない入院日記でしたが、見ていただいた方ありがとうございました。

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