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初めての海外、驚きと刺激と未熟さと。

2/27~3/4、日本を飛び出てニューヨークへ。
初めての海外、初めての経験ばかりで色々な貴重な経験ができた一方で、考えがまとまっていない事実もある。忙しいのとサボってたこともあり一か月が過ぎてしまった。

今回は楽しい「旅行としての思い出」と、「将来に活かせそうな学び」に分けて文字に起こしていくことで将来に関する事や自分の考えをまとめる機会にしていければいいなと思う。

・異文化に直接触れる

日本とは全く異なる異文化に直接触れるということは大きな一つの経験だった。シンプルにすげー!な事が多かった事実。

自由の国、アメリカ。

さすが自由の国、アメリカ。色々な人がいて、様々なはちゃめちゃな行動をとる人が沢山。

・地下鉄の駅や車内で音楽を爆音で流す人、
・車が来ていないことを確認すると赤信号なのに余裕で渡る人、
・遊び感覚でクラクションを鳴らす人、
・路上喫煙禁止のはずなのに平気でたばこや大麻を吸う人、それを取り締まらない警察、
・接客<スマホ の店員さん、

これらは日本からしたらありえないことで、自由の国に飛び込んで実際に見たことは一つの「驚き」だった。

特に、日本では感じることのできなかった「ゴミに関する問題」について深ぼっていく。

NBA、NHLの観戦後にスタジアムを後にする時、SNSなどでは見ていた信じられない衝撃があった。
ゴミをその場に捨てて帰っていく人がいることだ。

めちゃくちゃ汚いし、片付けるのはスタジアムのスタッフなんだなと思うと心が痛い。けどこれも含めてアメリカだし、性格が出てるな~と感じた。

また、路上にはいたるところにゴミ箱が設置されていた。これもゴミ箱が無いとポイポイ捨ててしまい、景観が崩れたり環境に良くないからなのではないか。ゴミ箱があるにもかかわらず散乱しているところもあったので、街中に無かった世界線を考えると恐ろしい。

見るもの全て

これも当たり前だが、見るもの全てが全部英語。見るもの話すもの全て。
映画で見た世界が目の前に飛び込んできて、歩いている人もほとんどが外国人。ご飯を食べる、お土産を買う、何かするときには必ず英語が必要で、伝えることができないこともあったし、逆にカタコト英語でも伝わる部分もあった。これもひとつの「刺激」だった。

おもてなしの嬉しさ

他人に興味をあまり持たない性格のアメリカ人だが、歓迎してくれる人も沢山いた。

ごはんを食べているときに「美味しい?」と聞いてきてくれたり、
団体で道を歩いていると「Have a good trip~!」と声をかけてくれた女性、
観光地に行くと「Welcome!」と歓迎してくれるスタッフ、
「アリガトウ」と日本語で対応してくれるスタバの店員、
我々が理解しやすいようにゆっくり話してくれる担当者、

日本で言う「おもてなし」の心を感じることができた。

・ビジネスチャンス

一応授業の一環なので、ただ観光するだけではなく講義なども通して日本より発展している理由やどのような所にチャンスがあるのかも知ることができた。これはスポーツに限らず、他のビジネスでも通用するようなノウハウなので、日本流の応用の仕方も模索できるなと感じた。

アメリカ人の心くすぶるイベント演出や見せ方、それが実際に成功しているということが何よりだ。

特にびっくりしたのが、「KISS CAM」だ。


アメリカ人の陽気な性格や、アリーナ自体を盛り上げるためにはもってこいだが、日本では性格的に絶対にできない。これぞアメリカの盛り上げ方だなと感じた。

他にも日本にはない演出や非日常の作り方があり、現地での講義ではスポーツビジネスを先取りして学ぶことができた。日常のどこにでもビジネスに出来るチャンスはあり、実際我々は様々なビジネスに乗っかって生活していることを実感した。

・日常から離れることの大切さ

今回私は海外演習の裏テーマとして、「自分を見直す」ことを意識した。
内面的な部分や将来のなりたい姿等の考えをまとめるいい機会だと思っていた。正直、帰国してそれなりに時間がたっているが考えがまとまっていない。しかし、それらを考えるヒントをたくさん得ることができたので記録に残しておこうと思う。

授業の一環で行った海外だが、とある先生の言葉がとても印象に残っている。

「君たちは今、周りからの圧力がない環境にいる」
「本当の自分と向き合って有意義な時間にしてほしい」

日常では、様々な人間関係やアルバイト等時間に追われたり周囲からの圧力を受けて生きているが、文化も生活も違う異国にいることはそういう外的圧力がないのだ。

とある日の朝、少しの時間ではあったがメンバーで今までの活動の報告会を実施した。
そうすると皆色々な意見が飛び交う。特に三年生は就活が控えている中での参加で、目的意識が高くアウトプット力が凄いなと感じた。また、結構考えていることが多くて視野が広がったのでとても参考になった。

帰るときの悲しさ

最終日、帰りたくなかった。純粋に楽しいというのもあったのだが、それよりも現実が待っているのが嫌だった。自分を見つけることができていないモヤモヤした中で帰国するのが嫌だった。本当に嫌だった。普段の日常が嫌という訳ではなく、純粋に「非日常」をもっと味わいたかった。

この瞬間、「海外っていいな」と。「将来的には海外で仕事したいな」と心の底から思った。

・アメリカで活躍する日本人

現地では、アメリカで活躍している日本人の方と交流を深めた。
ガイドさんやアメリカでスポーツに関わる仕事をしている人。
個人的にお話もしてもらって、どのような流れで海外で働くようになったのかも聴くことができた。

そうすると、やはり皆さん「芯」をもっている。「進んでいるアメリカのスポーツビジネスを日本に還元したい」、「海外が好き」理由は様々だが、それぞれ芯を持っていてそれに基づいて活躍していた。

そのような方とお話しできたことが本当に貴重だったし、刺激をもらえた。

・一人旅してる日本人

ある日の事、少し時間があったので同部屋の友達と夜のタイムズスクエアに足を踏み入れた。
すると、「すみません、」と後ろから声を掛けられ振り返ると東欧人の顔をした一人の男性が立っていた。

少し話すと、どうやら大学4年生の方らしく一人旅でニューヨークに来ていたそうだ。
卒業旅行と自分探しの二つの目的で訪れていたらしい。

単純に「すごいな」と思った。
インスタを交換して別れを告げたのだが、様々な出会いがあることに感謝と思う存分活かしていくべきだと感じた。

4年生の時にパリ五輪があり、大学の友達と行こうかと話をしていたのだがどうやらお金を貯金できないらしい。自分もカツカツだが、こういう人を見ると二年後の自分が一人で海外に行ってそうで怖くなる…

どう活かすの?

この演習はもともと、大学に入る動機の一つだった。
簡単に言うと、一つ目的が達成されたというか、プチ夢が叶った。
海外に行ける授業プランがある、日本とは違う世界に飛び込める。

そんなプチ夢を叶えることができて素直に嬉しい。

そして、今回学んだ、経験したことをどのように活かしていくかが大切であり、一つの軸として
「周りに左右されずにもっと自分を出す」
ことを心がけていきたい。

主観になるが、自分はメンタルが弱い。他人に何か言われると気になるし、自分の行動にたまーにちょっとだけ病んでしまうこともある。
多分、「気にしすぎ君」なんだろーなと。の割には周りでは強がったり変なプライドを持っているので、いわゆる嫌われるタイプみたいな人なのかもしれない笑

でも、そんな人は一般社会では通用しない。いや、通用するけど自分の思うようにはいかない、か。アメリカ人は自分が一番だと思っている人が多く、随所で見られた。そして、その生き方がとてつもなく魅力的に感じた。

だから今後はもっとエゴを出して生きていく。
配慮や相手の意見の尊重はもちろん必要だが、今まで以上に自分を出していきたい。そして、自分が至らないことも多々あると思うのでそれらについてはしっかりとフィードバックをもらい、成長していく。

とりあえず、この心がけをしながら生活してみて何か感じることがあれば別途記載していければと思う。

あとは、勉強頑張りたいなって素直に思った。
カタコト英語でも通じた部分はあったが、まだまだ。話せるようになりたいし、話せた時の感動は計り知れないと思う。
英語だけでなく、ビジネス関係の資格勉強もしていけたら良いなと思った。

最近継続する事の難しさを実感しているのでそれも後日書こうと思うが、頑張ろうと思う。初めの頃は頑張るかもだけど、それが日常の当たり前になるくらい続けていきたい。

いずれにせよ、今回のニューヨークの海外演習は自分の人生にとても大きな影響を与えた機会であり、今後より頑張っていこうという気持ちになることができた。
これから就活が始まり、授業と並行しながら取り組まないといけない。

今までは「経験する時間」、今後は「決断する時間」。
この変化を感じ取り、自分の人生にもっと責任を持ってやっていきたい。

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