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感覚の島(SENSE ISLAND)|暗闇の無人島でアートイベント

猿島。
横須賀から船で10分。
東京湾に浮かぶ無人島。

三笠公園から船で渡ります。
振り返れば横須賀の夜景。
富士山もこんなに綺麗。

戦時中には東京湾を守る要塞として使われた猿島は、今では無人島となり無垢の自然がその主役。

夏には海水浴やバーベキューを楽しむ人たちで賑わうこの島で、「暗闇の美術島」として、アートイベントが開催されています。

今年で、3回目。

感覚の島(SENSE ISLAND)
https://senseisland.com/


2022年11月12日(土)~12月25日(日)17:00-21:30

瀬戸内国際芸術祭、大地の芸術祭、横浜トリエンナーレ...芸術祭は数々あれど「暗闇の美術島」というコンセプトは、ひときわ個性的。

普段は入れない、夜の無人島。

鑑賞にあたっては、カメラ、インターネット、スマホを遮断。
暗闇の無人島の中を、小さな懐中電灯だけを頼りに徘徊する。

スマホは電源切って封筒へ。デジタルデトックス。

夜には入島することができない無人島で、このアートイベントだけに許された貴重な体験。

島に残された戦時中の廃墟、それを覆う管理されない自然。

目、耳、鼻...と五感を研ぎ澄ましながら、歩く。

徐々にだけれども視覚は暗順応し、見えなかったものがよく見えてくる。
聴覚も敏感になり、波の音が、風の声がより大きく聞こえてくる。

生き物としての自分が、目覚めてくる。
生き物としての自分が、猿島の自然や歴史、アートと対話を始める。

大自然と光、アートのインスタレーション。
島から眺める横須賀の夜景は
このイベントだけの体験。

暗闇の中の現代アートを探しながら、自分をみつめ、自分探しをするためのアートイベント。

第1便は夕方5時に出港。
夜が長いこの季節、空が澄み星が煌めくこの季節。
無人島の暗闇を体験するイベント。
おすすめです。

真っ暗闇。では、また。

サポート、ありがとうございます! 撮影してきて欲しい場所などあればリクエストください。 飛んでいけるところなら、できるかぎり飛んでいきます♪