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成功の反対は失敗とロバと老夫婦/人材育成に徒然に思うこと2

いつもいつも、3年後先を夢見て種まき活動ばかりしている僕です。

花咲かない種もあるけれど、結構割いているもんだなと社会人20年目にして思うところ。

ホームヘルパーから始まった社会人1年目
20年目になると人に携わる事業を3つ~4つ運営する人に。

今でも花咲じいさんの如く、種蒔きしています。
令和4年7月現在の種蒔きをちょっとだけ整理してみる


北海道採用定着支援ラボ発進
選択制企業型確定拠出年金 センター化 スタッフ養成
お弁当
産学連携
自社内DX推進
組織運営をクラウド化
介護福祉にITを
令和7年の社労士事務所の運営の在り方 などなど


完璧度100%ではないけれど50%以上はキープしつつ、遅くてもいいから必ず1歩進める事を意識して。前進あるのみです。

今猛烈にはまり参加している勉強会「健全に成長するための日本一の決算書の読み方塾」の塾長 曽根先生(SMCグループ代表)の著書
「社長の覚悟」で
【成功者の反対は失敗者ではなくチャレンジしない人】と説いています。

僕の口癖。自分にもスタッフにも。
「打席立とう!失敗は経験値!」

やらないより、やったほうがいい。
勇気とチャレンジの数だけ成長すると思っていますし。
素直でかわいいとも思います(笑)
自分含めて。

評価制度を作る時だって、目標達成にフォーカスするより、打席に入った数にフォーカスする方がポイントが増える。自分はそういう風に組み立てます。
話は逸れますが、「打席の立ち方」は組織や上司が分かりやすく、初めの1歩が踏み出せる解像度の高いスクリプトを用意、サポートすることが大事だと僕は思っています。
これしないと、勝手に期待し、勝手に任せ、勝手に評価を下げるという勘違い甚だしい人になってしまいます。
人の背中を見て育て!といった非効率的な生産性の低い風土は多様が溢れる世の中では適応しずらいです。
(注 職人技的な職業は除く)

曽根先生の本の中ではチャレンジする人/チャレンジしない人について書かれています。詳しくは本を買って読んでください。


【チャレンジする人】
① 成功する人 4% : 人財
⓶ 失敗する人 16% : 人材
【チャレンジしない人】
③ 実行できない人 56% : 人在
④ 否定する人 24% : 人罪

明日香出版社 社長の覚悟より

大事なことは、②の16%の失敗する人は失敗から教訓を学び成功者になる人なので失敗を責めないこと。
③56%の実行できない人たちにチャレンジできる組織を作ることがポイント

曽根先生は歯切れも良く、24%へのアプローチは諦める事も肝心と説いています。

失敗を恐れチャレンジできない人はたくさんいますので、チャレンジできる、チャレンジしやすい空気感を作ることがポイント。


では「失敗」を恐れている人の「失敗」とは何でしょう?

  • 上司 先輩に怒られる 

  • 上司 先輩に指摘されるのがこわい

  • まわりの目がきになる

  • 人の意見が気になる

  • 足をひっぱってしまうと感じている

  • 完璧主義?

  • とにかく心配

  • プライドが傷つく?

  • もうとにかく心配 などなど

個人によるところもあるけれど、環境や上司の育成態度を見直せば幾らでも打席に立たせて上げれる状況はつくれます。

周囲や人の意見を気にしすぎて動けない人の為に情報提供。

これは自分に言い聞かせている話なので備忘録としてnoteにも記録。

チャレンジ、やりたいことって山ほどあります。
だけど色々な気持ちが渋滞して動かない時って結構ある。

自分の中で一番ダメなのは、「人の意見を気にしすぎて動けない時」
これから書くのはこんな話


結論:「人の意見は気にしすぎてはいけません。自分の活動に信念があるなら貫きましょう。行動しないとMake Happy Will be Happyできないじゃん」という話です。


ここでタイトルにある「ロバと老夫婦の話」です。
ご存じですか?

イソップ物語に出てきそうな話ですが、1400年代のイタリア笑話集に収められている話です。
色々と形を変え、ロバと老夫婦の話として伝承しています。

この話の意図、教訓は「人の意見をわざわざ気にするんでないよ」
「周りの人に自分の大事な気持ち、意見を流すんでないよ。もったいない」といった内容で語られていて、自主性、自律性を説いています。

また、「人の意見を聞かない。無視する」というわけではなく、色んな意見もありながら、自分の信念を形にしていく事も説いています。

最大の教えは「全ての人を納得させる、全員を満足させる完璧な方法は存在しない」という事です。

その上でどうするか?

考えなければならない。


ある日、ロバと老夫婦がいました。
ロバに老夫婦2人が乗り道を進んでいます。
すると、すれ違う人がいいました。

「2人で乗るなんてロバがかわいそうだ!」

そこから老夫婦はなやみ、おばあさんだけをロバに乗せ、おじいさんは歩いて道を進みました。

すると、すれ違う人がいいました。

「おじいさんを歩かせて自分だけがロバに乗るなんてけしからん女だ!」

そこから老夫婦はなやみ、おじいさんだけをロバに乗せ、おばあさんは歩いて道を進みました。

すると、すれ違う人がいいました。

「おばあさんを歩かせて自分だけがロバに乗るなんてけしからん男だ!」

そこから老夫婦はなやみ、ロバと一緒に2人で歩き道を進みました。

すると、すれ違う人がいいました。

「あの老夫婦はロバの使い方も知らない愚か者なのか!」


全ての人を納得させることは本当に難しいです。

この話の大事なポイント。
何をやっても批判にされるときは批判されるという事。

万人にとって正しいという解答はないのです。

だからこそ自分に信念を持って行動することが極めて重要。

周りの目を気にしないぐらいの自分ロジックというものを組み立て、チャレンジ・行動する。
打席に立つ。

チャレンジ・行動・打席に立つときの大事な心構えは、「完璧な計画を立ててからする」のではなく、「思いついた時に行動をする」。
完璧主義より着手主義がちょうどいいと僕は思っています。


モチベーションが一番高い瞬間ってどこか?
林修先生ではないけど、思い付いた時が一番。つまり「今でしょ!」

完璧主義より着手主義。
考えながら動くこともお勧めします。

完璧なプランで相談来るより、65%くらいの完成度でマメにホウレンソウが来る方がクリエイティブに修正というか肉付けがいっぱいできます。

完璧なプランで相談来ると、修正と肉付けがしずらくなることも…
色んなヒトの気持ちを巻き込んで進めるチームワーク 組織作り プロジェクト。

着手主義でアイデア多め、たっぷり壁打ちして進めていこっと。
今日もいいことあるかな?



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