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「#アート 記事まとめ」 編集後記 5

今回「#アート記事まとめ」に取り上げさせていただいた記事の著者の方々と記事の題名(順不同)。

niŭ(にゅう)氏   「いつもとなりに」展に寄せて
富良野 馨氏   大阪で生きた建築祭りを見て歩く・1   大阪で生きた建築祭りを見て歩く・2
amairo氏   一日を通して「泉」が誕生する場所で  ささやきの森の奥深く  
shuzo_kumagai氏   縫い続けること 小野愛作品@アポリアの休日
かぽす紀行氏   発達障害を抱える子は美術が苦手なのか。 

この場を借りて御礼申し上げます。

編集後記
niŭ(にゅう)氏は、青参道アートフェアに展示されるにあたり、今のご時世で、ご自分の過ごされた時間を見つめた記事(プロモーションとは異なる記事)。作家の心情を知って作品を見ると見方が異なるかもと思った。当方は、記事の見出し画像さえ異なってみえた。富良野 馨氏は、イケフェス大阪 について。確かに「何故そことそこを抜き取って略した」(記事より引用)生きた建築ミュージアム フェスティバル大阪の見所を解説。昭和初期の建物は素晴らしい。ちなみに美術史では建築を学ぶ。「#建築 記事まとめ」(1の記事のみ)でも取り上げたけれども、こちらでは、1と2で通しで紹介。東京あたりでもやるといいのにな。amairo氏の記事は、まずは豊島美術館について。自然は、地球のアートなんだなと思う。「どんなに話を聞いていても、実際に行って感じてみないと何なのか分からない場所ってあるんだな」(記事より引用)なのに、なぜか水の音や土の匂いが伝わってくる。美術館は、コンクリートだろうけれども。次のamairo氏の記事は、豊島・檀山にある「ささやきの森」について。森の中から聞こえる音。自然と人の共演というところか。「豊島のアート体験」の記事として今回2本紹介させていただいたた。shuzo_kumagai氏は、3回目の登場。毎回全く異なるアートの記事なので、アートの記事は、いろいろある、ということを教えていただく。縫い物=アートに、はっとする。話は飛ぶけれども、昔、ファッション・ジャーナリストのアンドレ・レオン・タリーが「ファッションは、アートじゃない。小文字のアートだ。」と言っていたことを思い出した(*)。でも、服を縫っている人達が魂を込めているとすると、それもアートかもと今回思った。かぽす紀行氏は、発達支援施設に勤務されてらっしゃる視点から発達障害と診断される児童と美術教育について考察されている。当方は、今の日本の美術教育を知らないのだが、美術の知識(学ぶ)と技能(作る)は全くの別物で教育するのが普通だと思ってきた。多分、暗記する美術の知識=美術史なんだろうな。でも、美術史とファイン・アートは別物だ。最低限の知識は世界史に任せて、芸術学校や大学へ行って美術史を学べばよい。記事の画像を描いた児童に私なら「5」をつける。それにしても今回の編集後記は、長くなってしまった。段落を変えないこのスタイルでは読みにくいかもしれない。

紹介する記事は、トルテ氏のみんなのアートコラムまとめと重複しないようにしているのでご参考までに。

なお、このマガジンねらいは、noteのアートの記事を探すことであり、選ぶことではない。上記の記事は、記事の善し悪しを決めるものではなく、あくまでも「#アート」の意味を考察するために弊マガジンに入れさせていただいた。当方が読めなかった、あるいは、見つけられなかった素晴らしい記事も、noteの中には沢山ある。

noteの「#アート」に関する雑記
可能な限り「#アート」で「新着」の記事をチェックしている。先日、毎日17時に更新している自分の(「#アート」「#美術」「#西洋美術」「#美術史」をつけた)の記事(予約投稿)が、「#アート」の新着リストに載っていないことに気付いた。一方「#アート」以外のハッシュタグの新着記事のリストには反映されていた。そこで記事から「#美術」と「#美術史」を外したところ「#アート」の新着リストに反映された。以前「#ART」と「#アート」をつけても、同様の事が起こった(「#アート」の新着リストでは反映されていなかった)。ということは、「#アート」の新着リストから、読めていない#アートの記事があるということだ。これは、バグなのか。アルゴリズムか。わからない。自分の記事で検証中。ちなみに、本日は、前述のイケフェス大阪がスタートする日なので早めに更新してみた。

NOTE:
*クリスティー・ターリントン主演、ロバート・リーコック監督のドキュメンタリー映画「Catwalk」(1995)の一場面より、インタビュアーからジョン・ガリアーノの作品について感想を聞かれたアンドレ・レオン・タリーの発言より超訳。

*見出し画像は、著者が撮影した、横浜美術館のCafé小倉山。これもまた笑ってしまうような昔の写真。

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