マガジンのカバー画像

ヴェイパーフライ関連

22
シューズの考察やシューズに関する戯言を書きます。
運営しているクリエイター

2020年7月の記事一覧

【2020年7月28日以降の公認トラックレースで競歩を除いてVF4%・ネクスト%・αフライ等は使用不可】:世界陸連がシューズの競技規則と東京五輪マラソン・競歩の資格有効期間を改定(8月11日修正・加筆有)

【2020年7月28日以降の公認トラックレースで競歩を除いてVF4%・ネクスト%・αフライ等は使用不可】:世界陸連がシューズの競技規則と東京五輪マラソン・競歩の資格有効期間を改定(8月11日修正・加筆有)

世界陸連は2020年7月28日に、競技で使用するシューズに関する競技規則と、東京五輪のマラソン・競歩種目における資格有効期間の改定を発表した。

(上:2020年7月28日発表・下:2020年8月10日発表)

7月中旬の世界陸連の評議会(Council)でこれらの改定項目が正式に承認され、【公認トラックレースでは競歩を除いてVF4%・ネクスト%・αフライ等の使用はできない】等のシューズに関する新

もっとみる
現在のトップレベルのトラックレースで選手が何のシューズを履いてるかは大変興味深い。その①

現在のトップレベルのトラックレースで選手が何のシューズを履いてるかは大変興味深い。その①

去年の八王子ロングディスタンスの10000mで見た光景が以下。

そして、今日のホクレンディスタンス深川大会を見て思ったのが以下。

普段の練習で何を履いて練習しているか?レースで選手が履いているシューズは、そのレースに向けての高強度練習で「選手が何を履いて練習しているか」と密接に紐づいているだろう。

レースでVFを履いていれば、練習でももちろん履いているだろうし、スパイクに関してもそうだろう。

もっとみる

現在のトップレベルのトラックレースで選手が何のシューズを履いてるかは大変興味深い。その②

前回の記事はこちら。

前回は日本のトラックレース(現在はホクレン)を見ていると、5000mや10000mのトップはだいたいスパイクを着用している、ということを書いた。ホクレン網走大会でも、男子5000mで日本人トップの長谷川選手はスパイク着用(深川大会の日本人トップの松枝選手もスパイク着用)。これらはとても偶然のようには思えない(とはいえアルファフライを履いた選手が1位になることもあるだろう)。

もっとみる