鮨カレンダー ~鮨みずかみの1年~ 長月(9月)
本連載は、鮨歴10年超の鮨ブロガーが1年を通して毎月同じお店に通い、鮨の魅力をお伝えする企画です。鮨種(=すしネタ)の変遷から、旬を味わう喜びをお届けします。
1年を通して読んで頂ければ、鮨と魚に詳しくなり、鮨を食べるのが格段に面白くなるはずです。そして、誰かと一緒に鮨を食べに行くときも、鮨のトリビアを説明できる立場になれます。
葉月(8月)の記事
本記事は連載第9号です。
お伺いするお店は、半蔵門の「鮨みずかみ」さん。親方の水上行宣(みちのぶ)さんは、名店「すきやばし次郎」で16年間も修業された方です(他のお店での修行を加えると、修行歴はトータル23年)。
今回は、長月(9月)に伺った際の内容をお届けします。
9月については、端的に申し上げて、感動的な変化を味わえました。8月の訪問でも「夏に伺った中でも一番季節の変化」を感じましたが、7月と8月の変化と、8月から9月の変化の大きな違いは「味わいの深化」だと感じます。
新たなタネとの出会いについては7月と8月の方が実感できるものの、8月から9月にかけて同じタネでも味わい深さの面で感動した次第です。
冒頭で頂きながら、さらに、かなり味が変わってるなあ…これはテンションが上がる!と心のなかでひとりごちたほどです。
長月(9月)の「鮨みずかみ」さんの魅力
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