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秋元紀子
2020年8月5日 00:00
昨日のnote「 ひと息の中では、ひとつの内容。」は、句点でひと息が終わって、次に行く時は、また新たに息を吸いましょうという話でしたが、その中で息を吸わずに、次々と読んでしまうのは、間が空くことが怖いかしら、と記したことについて、すこし書いてみます。「 間(ま) 」については、あまりに多くの事を含んでいるので、おいおい書いていきたいと思います。今日は、その中のひとつ、「 今、ここ 。」
2020年8月4日 00:01
たとえば、「昨日のテレビ見た?今日は暑いね。」と言う台詞。これを息をしないで、ひと息の中で言ってみて下さい。ね、ひと息では、普通言わないでしょ?違う内容ですもの。今日のドラマリーディングの授業で何回も言ったこと、「〇まる(句点)がきたら、息を変える。」たとえば、「どうも失礼しました。あの、どなたもいらっしゃらないかと思いましたので。わたくし、清水と申します。」これをつら
2020年7月7日 00:03
昨日のNOTEで、誤解を招きそうな発言をしたような気がして、今日一日心が痛かったので、もう一度書いてみることにしました。でも、これは実際に声に出して説明した方が早いかもですね...台本の書かれている台詞は、もう言い放った言葉であり、身体を離れたわけで、地面に落ちたゴミという言い方をしました。これは、心血注ぎ、命を削って書いてくださっている脚本家に申し訳ない言葉だと思いながらも使ってしまいま
2020年7月5日 01:06
今日も朗読について話します。「・・・でした。」「・・・しました。」の語尾ですが、自分に引いて来ないで、相手に渡しましょう。朗読をしている方の中には、本が大好き、読書が趣味という方がとても多いです。なので、好きすぎて、自分に読んでしまいがちです。自分に読んで、自分で納得して、自分だけで楽しみながら進んでいきます。それも、自分にとって一番読みやすい、楽な生理でもって読みます。いえい
2020年3月30日 01:31
俳優、声優を志す人を応援したく、話させていただいています。前回のその台詞は、どこから来たの、のつづきです。 どう読むかの声から入らず、何を思ってこの台詞になったのか、最初の心の動きを、まずは掘りあててほしいのです。 何にも頭に浮かばないのに、何かを話そうとする人はいません。頭にないことを言葉にすることは不可能です。 ちょっと試してみてください。 ね、できないでしょう?
2020年3月24日 01:40
毎年、専門学校や事務所、または自宅にて俳優・声優を目指す人達、約250人の指導を行なっています。指導歴25年、これまでに本当に様々な若者に会ってきました。その中には、大手の事務所で教えていたこともあって、今では押しも押されぬ大女優となっている女優さんもいます。彼女とは、デビュー前に週に1度の個人レッスンで濃密な時間を過ごしました。実に根性があり、演技で出来ないと自分に腹を立てて帰り