飲食店未来学50:食材原価率35%以下でも売れる料理の食材選びのコツ
私が研究する限りでは、飲食店の月間の食材原価率(月商に対する仕入高)が35%を超えたお店は、原価率が1%上がるごとに、収支トントンラインから一段ずつ万年赤字経営方向へ移行すると考えています。もう恐らく食材原価率が37%を超えたお店はただお金が回るだけ。支払い後に余剰金は残りません。
その主な原因は、待遇改善や募集金額の高騰に起因する人件費の高騰です。さらにもうひとつの原因は、円安以降の水道光熱費の高止まりがあります。通勤時のガソリン代などの負担も大きいですね。
食材原価率