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🍴とらねこ村の共同マガジン~食のコーディネート~

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飲食店コーディネーターのオードリー7さんととらねこが共同運営するマガジンです。 飲食店や食に関する記事を載録しています。 食に関する専門マガジンを一緒に作りたい方は、気軽に声をか…
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コラボ企画<食のコーディネート>

オードリー7さんとの共同企画です。 食に関する記事を専門的に取り扱う共同マガジンです。 ✒Kindleマガジン コンセプト 食に関する記事を広める 管理人 オードリー7 とらねこ 専門分野 ・飲食店運営 ・食育 ・店舗紹介 ・食と栄養 ・その他それに準じるもの 活動頻度 ・月1回からの投稿 ・ときどき書いている食に関する記事の投稿 参加方法 この記事にコメント下さい。 食についての作家として、一緒に活動したい人は気軽に声をかけてみて下さい。 *** ■オード

飲食店未来学71:飲食店が安易にやってはいけないこと5選

今の飲食店経営は、既存店ほど未来がなく、新規店ほど未来のチャンスがあります。それはなぜか。理由は、メニューの「利益構造」が5%~10%も違うことです。新規店の店舗平均食材原価率は、30%~32%目安で価格が設定されています。 新規店のデビュー価格が最初から1,000円超えを前提のしくみであり、その価格で売れる商品力と構成になっています。 一方既存店は、現在の売価を10%上げるにしても気を使います。わずか10%上げても、食材が5%~20%も値上がりしては利益の減少は止まりま

おはようございます。オレンジです。今日は混ぜて焼くだけツナとネギのふわふわ焼きを紹介します。おいしくな~れと思いながら作ってみてください。料理がさらにおいしくなります♥

材料/2人分(調理時間15分)

¥100

飲食店未来学:専門店化時代の幕開け10:開業費用の2倍の年商が必要な時代

過去50年間を見ても、大まかには、10年おきに飲食店の生存ハードルは高くなってきています。 ほんの40年近く前までは、飲食店を出せば大繁盛して裕福になり、20年以上も経営すればひと財産出来た時代がありました。 このころの食材原価率は50%。消費税もなく、売価は原価の2倍で売れば充分儲かった。理由は飲食店数がずっと少なく、この辺に飲食店があると便利だよね、という需要より供給が少ない時代でした。 令和時代の今は、飲食店だけでも需要の1.2倍は飲食店があります。それに加えてコ

とっても簡単!夏の定番料理2品

「このレシピが好き」の企画に投稿するのをすっかり忘れていたので、なんとか2品だけ出させていただきますね。 akikoさん、ありがとう! 2品ともに我が家では、20年ほどほぼ同じレシピで作っている。 🔶タコのカルパッチョ 材料 ・きゅうり1本 ・パプリカ黄半個 ・トマト1個 ・たまねぎ半個 ・タコ 調味料 ・オリーブオイル 適量 ・塩(海の精)ふたつまみ ・ブラックペッパー 適量 ・酢 適量 1️⃣ きゅうりはヘタの部分を切り、乱切りにする。 2⃣ パプリカは2、3ミ

おはようございます。オレンジです。今日はくたくたキャベツとひき肉のトマト煮込みを紹介します。おいしくな~れと思いながら作ってみてください。料理がさらにおいしくなります♥

材料/2人分(調理時間30分)

¥100

梅ころ

我が家では、梅干しを毎日食べるようにしています。 今日は、お昼の食事に、梅ころを作りました。 冷やし梅肉うどん、のことあるよ。 私が生まれ育った東海地方では、冷たいうどんのことを「ころ」っていいます。 なんでそー言うのか、わかりません。 物心ついた時にはそのように覚え、以来、ずっとそのように言っています。 材料: うどん 梅干しいくつか 焼き海苔 ネギ かつお節 だし汁 冷水たっぷり 今回は、南高梅のでかいのを2こ、ちっちゃいのを3個使っています。 種を外

飲食店未来学:専門店化時代の幕開け9:少人数利用の売上で経営する時代

飲食店の売上のつくり方は二通りあります。高額客単価で少人数利用でも成り立つ方法。もうひとつは、大衆客単価で多人数して成り立つ方法。令和6年からの飲食業界は、「客単価減×客数減」に切り替わった。考えようによってはコロナ期より怖い環境激変です。 今後は多くの利用客が来店するという前提がなくても、生きのびることができる飲食店づくりが必要になると筆者は考えています。 飲食店が赤字になる理由1,食材原価率が高い(利益率が低い) 一か月間の食材仕入の比率が高い、すなわち売上に対する

食品のマイクロプラスチックを要警戒:美味しさをとるか将来の健康不安回避をとるか

いま地球は温暖化と水と空気の汚染の両方で劣化しつつあります。いま一度、汚染と食べ物について考えてみませんか。人生100年のために。病気で苦しまない人生にするために。 黄砂・pm2.5・次はマイクロプラスチックやナノプラスチックも注意マイクロプラスチックやナノプラスチックは、大気や海水に混じり、空気や食物を通じて人体に取り込まれます。 まずは違いをチェックしてみます。 黄砂:中国の西部から飛来する鉱物粒子黄砂とは中国西部のゴビ砂漠、タクラマカン砂漠、黄土高原などから、土壌

飲食店未来学:専門店化時代の幕開け8:2月の平日売上で採算をとる時代

”無理だ―!何言ってんの”という声が聞こえて来そうです。しかしやり方次第では無理でも何でもありません。たとえば、 ●ワンオペ飲食店方式をとる(従業員は自分だけ) ●営業時間は4~5時間にする(ピークタイムを含む)*ランチ立地向き *後の空き時間でも収益を得たいなら、店舗をタイムレンタルする。 ●売る商品は「1料理だけ」にして欲張らない。(少しの食材、最小限度の調理の手間なので、早期提供力が抜群になる) 令和6年は飲食店新時代になった1,ケチケチ&メリハリ外食時代の登場

飲食店未来学:専門店化時代の幕開け7:SNSよりクチコミを頼る時代

汗をかかずに何かに頼る時代でいいのか最近よく見たり聞いたりする販促依存するものは以下の通りです。 ●SNS ●ホームページ・ブログ ●通販サイト ●展示会出展 溢れかえるほどの情報社会の中で、どれだけ自社のことに注目し購買に結びついているか、はなはだ疑問に感じます。 本当に売れるだけの商品価値があるのか飲食店のメニューもそうですし、物販店や道の駅に並んでいる食品もそうですが、本当にこの社会にあって欲しい商品を生み出しているのか。消費期限を前にして、陰でどれくらいの商品が売

かた焼きそばよ、永遠に

 無性にかた焼きそばが食べたくなった。 だいたい、中華街に2度行って目的のお店が2度休憩中には、ゲンナリである。 その時の記事はこちら。 かた焼きそばが夢に出てきそうなので、それなら久々だけどひとつ作ってみよう、という事でチャレンジすることにした。 レシピはなく、父親直伝の味を再現することにフォーカスし、あり物中心で即席レシピとした。 亡き父の話をちょこっとだけすると、職人だったけどすごく物知りで吉川英治ファン、墨絵で宮本武蔵を描いたり字も達筆な人で、料理も研究熱心、

飲食店未来学:専門店化時代の幕開け6:売れる新メニューを生み続ける時代

新メニューはなぜ必要か私は飲食コンサルの世界で35年以上に渡りメニューづくりに取り組んできました。繁盛店にするコツは、ひとえに「売れる(求める)メニューづくりと、受け入れてもらえる限界価格の価格設定」です。 なんだか、釣り名人が、餌を自前で工夫して、仕掛けも工夫して、釣りたい魚を釣り上げる醍醐味を想像しながら頑張るのと似ています。 新メニューの必要性は以下のようなことを満たすことです。 1,お客さまが飽きるのを防止する 若者は変わらないメニューは3か月で飽きると言われて

飲食店未来学:専門店化時代の幕開け5:広さよりも利用価値で店舗を決める時代

今までの常識は、 ➡売上を上げるためには店舗が広くないといけない店舗が広いと客席数が多く取れます。今までは、多くの客席を埋めることで売上を伸ばしてきました。 今からの常識は、 店舗が広すぎると、従業員も食材も水光費もかかるし、思ったほど売上が伸びないから経営効率が悪いローカル立地の飲食店ほど、余程の好立地でもない限り、平日に満席となることは稀になってきました。例えほんの10分、20分そうであっても、以前のような客席を30分以上埋めるパワーはなくなってきました。 いろいろな