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こわい夜🌜に立ち向かうための大事なじゅもん

小1のムスメは夜寝る前に必ず「ママ。絵本読んで」とお願いしてきます。

息子は早々に自分で文字が読めるようになった子なので、いつの間にか自分で寝る前の読書をするようになっていました。

なので、ムスメちゃんも早く自分で読んでくれないかな〜と思っていたのですが、あまり文字への興味が無くて、ママに読んでもらうことを好んでいます。


私自身が好きな絵本があります。

この中で、パンダのおさじくんが唱える呪文があるんです。

「アポパイ ポコパイ パンパンパン パンダチュの ポー!」

この呪文のリズムが好きで、私が作ったリズムで読み聞かせの中で頻繁に登場させます。




兄妹が不登校になって、この寝る前の読み聞かせの時間が、実はとても大切な時間なんじゃないかと思えてきました。

読む本は字数の少ない本から、シリーズものやら。いろいろです。



1️⃣ 家の中で読み書きの学習としてのひとつの方法。

一文字ずつだとひらがなの認識はできるんだけれど、連ねて言葉として読むことがまだ苦手なムスメちゃん。
学校に行けばなんとかなると甘く見ていた頃に、不登園〜不登校状態になり、少々焦るママ。

せっかく絵本の夜タイムがあるんだから、一緒に読む練習もしてしまえば良いんだ!そんな感じで始めたわけです。

「まず1ページだけね。その後はママが読んでね!」(はい)

そんな挑戦をしてみたら、案外すらっと読める部分があって。

本人の顔が(あれ!?読めた)って嬉しそうだった。

1つの苦手という小さな階段を登ったのです(スモールステップ)

これが小さな自信となり、今日は交代交代ね。明日は半分半分ね。とここ最近、自らステップをあげていくことができるようになりました。

これって、素敵なことですね。
目に見えて、ムスメ自身が嬉しそう🐣

「なんか上手く読めたかも〜❤」


2️⃣ 安心して寝ることができるための呪文。

HSC(繊細ちゃん)であろうムスメちゃんは、夜を怖がります。
「このまま起きなかったらどうしよう。」
「おばけが出たら怖いから、ママ手を繋いで寝ようね」
「暗くしたら怖いよ。明かり消さないで!」

そんな怖い夜から、眠りにつくための安心材料であるママの声なのかな。
そのために、絵本の読み聞かせをお願いしてくるのかな?

そう思うと、全部をムスメに読ませてしまうのも、なんだか勿体ない気がしてきました。

親は欲張りですね(笑)




息子が不登校になって、家の中が荒れ始めた頃?かな。

ムスメに読み聞かせも終わって、
ママの手も握って、
自分の目もつむって、

本当に寝るぞって時に、、謎の呪文を唱えるようになりました。

「ママおやすみ」

『オーマイガー ピクミン』


なにそれ???
本当に突然に始まった儀式(笑)

確かに、ピクミンはママ好きなんですけど。
確かに、ちょっと前からピクミン4をやっていて(ママと息子が)
確かに、ピクミン可愛い〜〜って言ってみんなで盛り上がってましたけど。

半年たった今でも「オーマイガー ピクミン」と唱えて寝ているムスメでした。


寝ている顔を見て、
(今日も1日いい子だったね。頑張ったね。)
(荒れた心のママを癒やしてくれてありがとね。)
(泣き叫んだあなたに寄り添ったママ。今日も自分頑張ったわ〜)

と心のなかで、ムスメを褒めたり、自分を褒めたりして、
繋いだ手からママもエネルギー充電をさせてもらって、眠りにつく毎日なのでした。

(そして、、反対側にいる小3の不安定息子くんも布団の中でママと手をそっと重ねていることは、ムスメちゃんにも内緒なのでした。
おやすみ。息子くん🌜)


意表を付けるユーモアセンスのある人に運は味方する。

ゲッターズ飯田



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