見出し画像

部下育ては家庭での子育てと同じ

大事なことなので、もう一度言います。

『仕事で人を育てるのと、子育ては同じだと思う』


私が敬愛する先輩が、こう言った。

このようにおっしゃった先輩は、4人の子供を産み育ててらっしゃる。
上は大学生から下は保育園児と幅広い。
今や管理職も務めてらっしゃる。すごい人。

ちなみに平社員の私とは、
『子育ては3人目からだ。もう一人産め🍶』とお酒を飲みながら、語り合うような仲です(笑)


要は、

1️⃣仕事場で部下に接するように、子供にも礼を尽くして接する

2️⃣子供を育てるように、部下も愛情を持って育てる


このどちらにも通じる訳です。



1️⃣部下と同じように子に接する

子どもはどこかで、親の所有物と考えがち。(もちろん違うんですけどね)
自分の虫の居所が悪くて、子供に怒鳴ってしまっても許されると思ってしまう。

甘えてるんです。家族だから。

でも、そんなことをしたら、いくら子だって傷つくし、イライラします。
そして、イライラは伝染するんです。

今の時代、部下に怒鳴るだなんてそんなことできます?
パワハラだなんだと、ハラスメントが怖くてもう言えない時代でしょ?

子育てだって同じ
昭和じゃないんだから、怒鳴ったからって、背筋をピンと正すような時代じゃない。

あなたはいま、どのように仕事場で、部下に接していますか?
難しいでしょ?

同じように子育ても難しい。

だからこそ、奥さんばかりに任せていては、もったいないですよ
部下育てのヒントは、子育ての中に隠されていますよ。

ウチの子は今現在不登校ですが、
いまからでも遅くありません。
生きていればやり直しが効きます。

中間管理職よりもっと上の皆さんは、どちらかというと積極的に子育てをすることが少なかった、40〜50代の皆さんですかね。

子どもを尊重できていますか?
信頼できていますか?
口うるさくなっていませんか?

「ちゃんと勉強してんのか?」
「まだ動画みてるのか!?」


子どもを一人の部下だと思って、恥ずかしさを押し殺して、労って、声を掛けてみませんか?

「なんか良い事あったのか?最近良い顔つきになってきたな。」
「疲れてるように見えるけど、ちゃんと休めてるか?」
「最近何が流行ってるんだ?話のネタにしたいんだ。教えてくれよ。」

いい反応が、最初から返ってくるとは限らないけど、
もしいつもと違ったら、それは「部下育て」のヒントが生まれた瞬間かもしれませんね。



2️⃣子供を育てるように、部下にも愛情を持って育てる

部下を育てるって大変ですよね。
私は平社員です。偉そうに言ってすみません。
でも、下だから思う。

上になったら、大変だろうな〜って。
上司の悪口や「こうしてくれたら良いのに💢」とか言う人もいますけど、
実際自分がそこの立場になったと想定して、自分ならどうしていく?ビジョンある?って思う。

常日頃、自分があの位置に行ったら。
自分が教わってきたように、今の世代の子に指示して、教えて、育てていける?

しかも何?Z世代って(笑)おばちゃん、ついて行けてないんですけどw

Z世代は、米国の世代分類である「ジェネレーションZ」の訳語で、1990年代後半から2010年代半ごろにかけて生まれた世代を指します。
2023年現在、Z世代は10代から20代後半に差し掛かっている若者層です。

はいはい。
自分の子供たちですよ。みたいなもんでしょ。

先日アカデミー賞を獲った、低予算でクオリティが高いという「ゴジラ−1.0」
受賞トロフィーをもつ4人のうち、3人が50代、端の1人が25歳のクリエイターの男性。THE Z世代なわけでしょ。

この男性。自分がこのシーンこうしたほうが良いと思ったら、監督に聞く前に自分で変えて仕上げて「こっちが良いと思ったんで、やっときました」と言って、監督に置いていく。

さて、そこで、問題です。

そちらのあなたは、
(指示もしてないのに勝手に何してんだ!)と思って、すっばらしくクオリティの高い仕事の成果を、まともに見もせずに、世の中に出さずにボツにするのか?

(すげーの作るな。これからの時代はこいつ等が作っていくんだな)と思って、「ありがとう〜」と言って、そのまま採用できるのか?
そしてそれを、「うちのこいつすごいんすよ!」(見てみて🥰)と言わんばかりに、自慢げに連れて歩く。

自分の子どもだったら、絶対自慢したいもん後者の方を選びますよね。

そういうこと。


部下のこと、尊重してあげてください。
信頼してあげてください。
口うるさくするんじゃなくて、見ていてあげてください。

すごいの持っているかもしれません。
逆に持ってなくて、迷っているかもしれません。

自分の子どもでも、他人である部下でも、

内面を見極めるのってとても難しい。


だから、どちらかが行き詰まったときは、

仕事と家庭と両方比較をして、見てみることをおすすめします。




子供の話も部下の話も、まずは最後まで聞いてあげましょう。


最後までしっかり聞けたら、その時は自分へのご褒美に
少しだけ自分の意見も話して良いことにしてあげます(笑)

傾聴力。これ大事ですよ。



環境を変える事で人生は変わるが、考え方、生き方、世の中の見方を変えなければ、同じ事を繰り返す可能性がある。大切な事は新しい目で全てを見直すこと。

ゲッターズ飯田


この記事が参加している募集

私のイチオシ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?