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ミスをきっかけに信頼が築かれていることを知った

ミスや迷惑をかけてしまった時ほど自分自身を反省するとともに、相手との信頼関係がいかに大事かを改めて痛感します。

先日出張で大阪に宿泊した時のことなんです。 

ホテルに着くなり部屋をダブルブッキングしていたことが発覚

「ありゃ?!なんで?どしたー?」

自動精算機を前にして思案に暮れる私にスタッフが気づいてフロントまで案内されました。

そのスタッフの表情、私には「ダブルブッキングされたご本人到着しました」といったように窺い知れた😅

「一つはキャンセル料金を頂戴します」

これはもう当然のことよ。

「そうですよね、、、わかりました。キャンセル代も含めてチェックアウトの時にお支払いします。」

現在全国各地で海外旅行客がひしめきあい、それに加えて世間は夏の旅行シーズンに突入していて超繁忙期をむかえている。
 
特に大阪は観光だけではない、今は万博準備が急ピッチで進められ世界的にも注目されている。

そんな大都市でホテルの空き部屋はとても貴重だ。

そんな一部屋を私の不注意で当日になって無駄にしてしまったことを考えると心が痛む。

『はて?予約が入った時点でホテル側はおかしいと思って、本人に確認しないのか?』
と、疑問が一瞬過った。

しかし間違えたのは自分
素直に従うのが道理じゃない?

いや、、、まだ往生際が悪いみたい。

『そういえば、、、流れの赴くままに高い金額の部屋に通されたけど、どちらの部屋にするか?聞かれなかったな。。。』

何を今さら、、、
もう部屋に入ってるんだし「時すでに遅し」じゃないか!

自ら招いた不意なトラブルにああだこうだとしてるうちに後輩たちと約束していた食事の時間があっという間に迫ってきちゃった。

まずい急がないと〜

食事会が終わった頃には痛い出費のことなんてすっかり忘れていたけどね😆

チェックアウトも普段は自動精算機なんだけど、今回は再びスタッフに案内されてフロントへ。

「ムクドリさま、いつもご宿泊いただきありがとうございます。お詫びしなくてはならないことがございまして。2つご予約されたことへの事前の確認とチェックインの際にどちらのお部屋になさるかをお聞きもせず、高い方にお泊りさせてしまいました。誠に申し訳ございませんでした。」

「つきましては、キャンセル料金のお支払いにつきましては結構でございます。またのご利用お待ちいたしております」

おぉーーー!!
ミラクル!!
それは助かる!!

心の中で大きく叫ぶ😆

私がミスったのが全ての発端である。
しかしホテル側から丁寧な説明をしてくださったことになんだか嬉しくなった。

今ホテル代も値上がりしてるから、会社の手当てでは赤字なのよ。
それならホスピタリティが行き届いててリラックスできるホテルが良いと思って、いつもここにしているの。

おもてなしを提供する仕事としては当たり前の対応なのかもしれないけど、勝手に信頼を寄せていたことが思いがけない出来事をキッカケにちゃんと築かれているってことを知りました。

「どうもありがとうございます。私こそ申し訳ありませんでした。次から注意しますので、またお願いいたします!」

笑顔でホテルをあとにしつつ、おかげさまでこの日は朝から気持ち良いスタートを迎えることが出来ました☺️


それにしても次からは予約完了したらすぐ確認しないとダメだよ。
確認する手間を惜しむとこういう事態になる、、、

反省しました🥹

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

タイトル写真は夏の甲子園球場の燃えるような夕焼けです。
いよいよ、ここでも熱戦が繰り広げられますね。


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