待っててね♡薫ちゃん。
noteでこっそり、また憂さ晴らししちゃおーっと。
これ、宝くじの運営会社の人に知られたら、どう思われるだろうか。
まぁ、気にせずに、けどバレないようにこっそり、フィクション、ノンフィクション、チャンポンで書き記します。
30代くらいの女性がスクラッチを買いに来ました。
スクラッチは、番号が振ってあるケースに入れて並べられている。お客さんが好きな番号を選ぶのだ。
選ばなくてもいい。
好きな番号を選びたくなければ、棚に積んである方から出して売るので、問題はない。
たまにいます。『自分で選びたくないんだよね〜』などと言う人が。
『では、こちらからお出ししましょうか?シンプルに、1番上からお取りしますね〜』と言って取り出したりする。
30代くらいの女性にも『よろしければ、お好きな番号どうぞ〜』と声をかけた。
9割以上の人は、『じゃあ◯番下さい!』と言うのだが、この女性はそうではなかった。
『ここに並べたのってあなたですか?』
『そうですけど』
『てことは、これって、あなたの運ですよねぇ?』
(は〜い?あんだって?あたしゃ耳が遠くてねぇ、聞こえねーのよ!もう一回プリーズ)
『これって、私の運ではなく、あなたの運を買うってことかなのなぁ…』
(そうなのかなぁ……って、ほんの一瞬、考えちゃったじゃない!!なんなんですか〜?その屁みたいな理屈。屁理屈じゃん)
『選ばなくても、こちらにもありますから、出しましょうか?』
『そちらに置いてあるのも、あなたがどこかから出して置いたものですよねぇ…』
(かーえーれ!かーえーれー!私の頭の中で帰れコールが鳴りはじめた)
『自分の運で買わないとさぁ…』女性がつぶやく。
(あなたの持ってる運は絶対なんですか〜?
あなたが選べば当たるんですか〜?小学生並みの反論を、頭の中だけでしてみる)
うん、ウン、運… 運てな〜に?
『確かに、ここに私が置きました。けど、それも含めての、運なのではないかと思うのですが…』
女性は黙ってスクラッチを見つめていた。
追い討ちをかけてみる。(笑)
『どうなさいますか?』
しばしスクラッチを眺め、
『買うのやめます、買いません』キッパリ宣言して、女性は去って行った。
(そうだよ、それがいいよ!あなたみたいな人は当たらないよ!知らんけど。当たってほしくないし!)頭の中だけで、捨て台詞を吐いてみる。
くーーーーっ! 1人仕事。愚痴る相手もいない。
帰りたくなってきちゃった〜。
帰って、薫ちゃんに慰めてもらいたい。
今、一番好きなお気に入りの米焼酎「白岳しろKAORU」
フルーティな香りのよさからのイメージで「薫ちゃん」と私は呼んでいるのだ。
炭酸水で割って、氷たっぷりで…
つまみは…ピスタチオとチョコがあったっけ!
冷蔵庫にも何かしらあるはず。
よし!ワインを愛してやまない友達に電話して、愚痴を聞いてもらおう!
愚痴から、例によってまったく関係ない話になって笑い潰れることになるだろう。いいね!
そんな夜に思いを馳せながら、テキパキと仕事をこなす。
待っててね♡薫ちゃん!!
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