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その変わり目 3          ~その変わり目 第三話

 雅蘭がらん公園。家族連れや、カップルが多い。
 初夏の感じがしてきた。少し、日差しが暑い。11時半。
 薔薇で有名な、植物公園。自分が子どもの頃は、よく遠足とかで来てるから、慣れてる感じの場所だな。

 改札を抜けると、ああ、来てる。へえー、こんな恰好もするんだね。
 ちょっと、荷物多めだな。頑張ってくれちゃった感じだな。

「あれえ、今日は、ぐっと、カジュアルなんだね」
「芝生があるから、座るかなって」
「スカートを避けたんだね」
「避けたと、いうよりは、動きやすい方にしました」
「これ、持つから」
「あ、ありがとうございます」

 見たことあるのは、芦原の制服。あれも可愛いんだと思う。俺が見た中では、彼女があの膨らんだ袖のブラウスと、ピンクのスカーフの組み合わせは、一番、似合うと思っている。あと、こないだの通勤用の薄いピンクのスーツ。あれもいいけど。オープンハートのピアスはしてるんだね。肩掛けバック、かけてる。なら、手提げバックは持ってあげないとね。

「何となく、チノパンの色、似てるかな」
「あー、そうですねえ。貞躬さん、大学生みたい」
「言い過ぎだな、それ。いいよ、ティールームで、パフェ山盛り奢り確定」
「そんなつもりで、言ってませんって」
「え?これって、ペアルックってこと?」
「うーん、ペアかな、と思ったら、似てる、ぐらいの御揃い?前に流行った、ツインコーデって感じかな・・・」
「へえ、そういうんだ。・・・あ、ここね、駅前がすぐ公園だから、楽なのがいいんだよね。待ち合わせに間違えないし」

 大きな公園の入り口に、自動券売機が並んでいる。

「入場料、要るんですね」
「んー、一応、国営みたいだけど、すごく掃除とか、行き届いていてね、飲食コーナーで食べると、ゴミ捨てられるんだけど、ゴミ箱が他の場所にないんだよね。だから、基本は、自分で、ゴミを持ち帰るシステムで」
「エコなんですね。いいことですね」
「ここの入場料は、掃除と管理の為に使われているらしいね。県民は、子どもの時から、躾けられてるから、ゴミの持ち帰りは、徹底してるんだけどね。たまに、問題になるのは、他県から来た人らしくて。混雑時、連休中とか、そういう時は、臨時のゴミ箱が出るみたいだけどね。その代わり、入場料50円、大人料金が高くなるんだ」
「解り易いですね」
「良いシステムだと思うよ」
「今日は?」
「普通みたいだね」

 自販機で、入場券を買う。ここは仕草で、やり取りなしで、こっちが払って、彼女が頭を下げてくれた。なんか、慣れた感じで、・・・嬉しい。

「はい、切符。250円ずつ、500円」
「こんな広いとこ、これで、行き放題?」
「ああ、そうだよ。奥に植物園と、日本庭園があるんだけど、そこは、入場料が、更に必要なんだけど、観たければ、行ってみても」
「一日、過ごせますね」

 うふふ、と、目を合わせて、笑ってくれた。少し、安かったのが嬉しかったのか、サットンの時も思ったけど、庶民感覚には、敏い感じ、だね。

 さて、切符を切ってもらって、入場。公園デートの始まり。

「芝生も、中に入って、遊べる場所と、育成中の場所が半々で、季節で入れ替わるんだ。これからは、桜の頃使ってた所は、切り変わって、芝生の育成中になる」
「今は、桜のないとこですか?」
「その代わり、薔薇が見やすい所になってる。上手いことね」
「頭いいんですね、この公園」
「そうだな、県の管理事務所とか、そっちが上手くやってるみたい」
「コンセプトが解りました。気持ち良く、過ごせます。こういう所、大好き」

 ・・・もう、今日一、出ました。んー、今までで一番、リラックスしてるし、なんか、違うな、なんだろう・・・なんだろうな?

 それに「大好き」って。・・・あれ?

「・・・何か?」
「あ、軽く、何か、つけてる?香りのもの」
「え・・・あ・・・」

 小さく頷いた。赤くなった。へえ。当りってこと。香水かな?良い匂い。
 んー、でも、それだけじゃないみたいなんけどね・・・。

「いいんです。雅蘭公園行くから、ちなんで」
「・・・ひょっとして、なんか、ローズ系の?」
「髪のミストだと思います・・・鼻がいいんだ。貞躬さん、美味しいものだけじゃなくて」
「・・・まあね。あと、ちょっと、今日は、・・・なんだろうな、違うんだけど」

 前に回って、後ろ歩きで、顔を見る。見たい表情、見えちゃってるんだけど、すごい、恥ずかしそうにしてるんだ・・・ごめんね。・・・ある意味、まっ昼間で、良かったと思います・・・。

わかった。

「口紅?・・・リップの色」
「すごーい、そんな、よく、わかりましたね、・・・びっくりしました」
「普通に違うから、何かなって・・・、ごめんね、まじまじ見てしまって」
「あ、いいです。でも、そんなこと、言われると思わなかった」
「気持ち悪くなかった?細かくて」
「ううん」

 ああ、可愛い。なに、それ。今の否定の仕方。もう1回、やってって言っても、無理かもなあ。ちょっとした、仕草の複合形だからな。

「服装がカジュアルだから、少し、どうかなって、新しいの、下ろして」

 新しいの、下ろしたんだ。俺も、そうするよ。その内。
 君が部屋に来る時にはね・・・。

 なーんてね、今、かなり、ヤバい。脂下がった顔してるな、俺、今。

「あー、やっぱ、一番の見所は、既に、混んでるな」
「薔薇園ですね。いいです。遠目もいいですね。あんなに沢山の薔薇で、圧巻で」
「良い匂い、傍でしてるしね」
「・・・」

 いやあ、マジで、赤くなってる。今日、頑張ってくれたポイントなんだろうな。それが解るし、嬉しい限りで・・・

「ここ、ちょっと、いいかも」
「ベンチは、天国ですね」
「え?」
「・・・いいです、なんでもないです」
「何?」
「座れるのは、ありがたいってことです」

 違うよね。もう、いいや。上がりすぎる。・・・含みが確実にあるの、心の声みたいなの、聞こえてきた気がするんだけど・・・。

 でも、そうだった。話があるんだよね。

「愉しいこと、と、ちょっと、大変なこと、どっちが、先がいい人かな?」
「お話の件ですね」
「ごめん、俺、仕事片づけて、遊ぶのが好きだからさ、これでも、夏休みの宿題、できるだけ、終わらせてから、のタイプでさ」
「あー、だから・・・。東都大学の経済学部出てるって、噂、聞きました」
「え・・・?」
「受付の先輩が、そういうの、調べてて、昨日、ご丁寧に、教えてくれました・・・あ、聞きたくて、聞いたのではなくて・・・なんか、ごめんなさい」

 唐突に、話が展開してるぞ。
 俺の情報が?何々?芦原で独り歩きしてるのか?

「受付って、四人いますよね。私の上に先輩が一人、後輩が二人なんですけど」

 あー、と顔を浮かべるが、なんとなくしか、思い出せない。
 これだよ。ごめん。

「貞躬さんのプロフィールを、先輩がLINEで、小出しに、少しずつ、送りつけてきて」
「は?プロフィールって、そんなの、あるの?・・・見てもいい?」
「ごめんなさい。失礼かも、こんなの」

 俺って、そんなに、有名人なの?情報ソースはどっからなんだろう?

「あ、すごいな、これ。身長、生年月日、血液型、出身大学、勤務先・・・これ、推定年収って?」
「でも、私から、教えて、って言ったんじゃなくて、急に、送りつけてきたんです。先輩は、良かれ、と思ったみたいで・・・」

 あー、何となく。そういうことね。

「これ、来たの、何時ぐらい?あ、2時半、戻ってすぐだね。こないだの」
「はい、すみません・・・」
「ああ・・・二人で、ベンチでランチしてたの、その先輩に見られたって寸法ね」
「ごめんなさい・・・」
「いいよ、ほっとけば。これね、推定年収はまあ、置いといて、全部、合ってる。すげえ、情報ソース、どっからかな?身長は、最近計ってないから、縮んだかもしれないけど・・・」
「失礼すぎて・・・もう、」
「何か。言われた?嫌がらせとか、そんな感じかな?」
「付き合ってるんでしょ、って言われて」
「あー、そうなるか、・・・なるかもしれない、ね、そう、だね」

 傍から見たら、二人っきりで、あんなに愉しそうに、サンドイッチしまくってたら、見えるよね。既成事実だよね。仕方ないよね。

「あること、ないことみたいになっちゃって・・・」
「先輩に、なんて答えたの?」
「そんなんじゃないから、って」
「そしたら?」
「そうは見えないって」

 だよね。決めちゃおうか。

「今度、聞かれたら、堂々と、そうだから、お気遣いなく、ぐらいに、言っておけばいいよ」
「えー、そんなあ、それじゃ、貞躬さんに申し訳ないです」
「申し訳なくないよ。関係のない人の噂話は、俺たち二人には、関係ないでしょ」
「えーと・・・そう、ですけど・・・でも、」
「その人が、このことで、卯月さんにあらぬ、嫌がらせとかするなら、面倒臭いことになるけど、そうでなくて、俺たちが付き合ってる、と思ってね、追い風送って、応援してるなら、そのままでいい話だ、と思うけど。無害だから」
「それは、ちょっと、残念そうにしてたけど」
「何?」
「貞躬さんのファンだったそうです」
「ふーん」
「え・・・?」
「だから、興味のない所で、色々あっても、俺たちには、関係ないでしょ」

 不思議そうな顔してるな。だって、そうじゃんか。俺、その先輩の顔、多分、何回も見てるのかもしれないけど、全く、頭に入ってない。記憶に残してないんだよね。関係ないから。受付の四人って、さっき、言われたけど、君のことしか、眼中にないから、こうなってるんだよ。仕事の関係の先様の部課長は、当然、仕事だから、記憶してるけどね。

「なんか、色々あるんだね。サットンも、誰かに見られてたりしてね」
「あー、それは、今の所、大丈夫みたいですけど・・・」
「写真とかも撮られるかもな、ツイッターとか、インスタとか、ちょっと、前までは、そんなことなかったのに、面倒臭いね」
「そう、ですね」
「でもさ、そういうのは、もう、全部、スルーするんだよ。いいんだよ。付き合ってます、って言っちゃえばいいよ」
「え・・・」
「はあ・・・もう、いいんじゃないかな。違うのかな?俺、今日もデートだと思って、来てるんだけど、付き合ってないけど、出かける、っていうのも、あるらしいけど」
「・・・えーと」

 ああ、複雑そうな顔してる。いいね。別に、困らせようとしてるんでもないんだけど。困ってくれてる、みたい、かな?

「あの、もう一つ、多分、こっちが、貞躬さんの気にしてた話かも・・・」
「え?まだ、何か・・・あ、そうだ、あれだね、相崎部長の話?」

 ここで、部長が、まさか、そっち系?の絡みがあるのかな・・・。
 ・・・あー、だとしたら・・・。

「こないだ、少し、貞躬さんが言ってたこと、ありそうな話ではあるんです」

 やっぱし、そうか。

「卯月さんが、人事部長付きの秘書に、ってこと?」
「もう、そんな風に、伺ってるんですか?」
「いや、それこそ、話の筋から行くと、そうなるんじゃないかと。まあ、仕事上の勘みたいなやつだけどね」
「多分、今回の、人事の件は、パーソナルさんには、良い取引になりますよね」
「ああ、それはもう、場合によっては、度返しにしてもいいんだ。知ってるから、聞ける話だと思うから・・・」
「・・・何かあったとか、されたとか、そういうことではなくて」

 あー、来た。そうかも。俺とのことよりも、ヤバいんじゃないかな、それって。度返しというかね、何らかのルール違反な場合は、そのこと知ってて、派遣員出せないしね。

「気に入って頂いているのだそうです。色々と適性テストとかやって、秘書として、登用したいと打診を頂いて」
「だったら、大丈夫な話なんじゃないかな。人事での正当な評価ということだと思うけど」
「それだけじゃなくて・・・何か、仰るんじゃなくて、・・・その、なんていうか、感じが」

 実害があるわけではない、雰囲気から来る感じ?これが、顕在化すると、多分、いわゆる・・・

「なんか、嫌なことに繋がりそうなのかな?はっきり言うね、セクハラの前段階とか?」
「そんな風に、言ってはいけないと、思うんですが。多分、自意識過剰だとか思われて・・・」

 こういう、言ったら悪い、とかいう、奥ゆかしさとか、女の子の弱さに浸け込んで、気づいたら、そうなってるみたいな、そして、泣き寝入りとか、あるんだよな。俺の会社でも、そういうのは、根絶が目標になってるから、その心理講座とか、研修は受けた。これは、そのSOSに当たるかもしれない。

「解った。しばらく、相崎部長との件は、もう少し、俺も探りを入れてみるんで、何かあったら、必ず知らせてほしい。こういう件は、救済システムがあるから、うちの会社では、何かあったら、第三者の立場からSOSに対して、介入させてもらうことになってるんだ。本当に、事件とかになる前に、御社の上層部に話をして、という形も取れる。これは、君本人を護って、会社の中での問題も、大きくなる前に収束させるシステムなんだ。本社のある、ランサムでは、もう当たり前のことらしいんだけどね」
「・・・そうですか」
「ごめん、沢山、喋っちゃって・・・大丈夫かな?」
「はい、ありがとうございます」
「そうか・・・相崎部長ご自身は、仕事もできる方だと聞いてるし、そういう意味では、その実、俺としては、担当として、良い顧客様でね。それは、事実なんだよ。でも、何か、そこに問題があるのを知りながら、契約をしたら、俺が会社からダメ出しを喰らうからね。様子を見て、進めるから。場合によっては、無しにすることもできるから」
「貞躬さん、なんか・・・本当に、ご迷惑おかけします」
「いや、話してくれて、ありがとう。違反してまで、仕事取るつもりはないから、これは、業務として、きちんとすべき件でもあるから、何かあったら、これからも遠慮なく、相談してください」
「はい」

 んー、なんか、会議室みたいになっちゃって。
 今日は、快晴、ここは薔薇の花畑、真っ盛りの公園なんだけどな。

「この件は、これで、一旦いいかな?大丈夫?」
「はい」
「・・・んで、少し、話、巻き戻すけど・・・」
「先輩の件ですね」
「んー、もう少し、進めて」
「えーと・・・」
「さっき、俺たちのこと、どうのこうの、言った時、部長の話を挿し込んできたよね。ああ、俺はもう、プライベートの立場で話してるからね」
「・・・はい・・・」

 目が泳いでるね。うーん・・・

「・・・薔薇、見ようか。話ばっか、詰まんないね」
「あ・・・なんか、ごめんなさい」
「いいよ。歩きながら、それとも、ここ、天国のベンチにする?」
「あ・・・」

 お、真っ赤になった。復活かな。あれ、頷いちゃった。
 さっき、言ってたね。そのフレーズ。ちゃんと、覚えてるからね。

「座ってたいの?」
「多分、ここ退いたら、誰かが座っちゃう。いい景色だから」
「・・・同感。良かった。表情が戻ったね」
「・・・顔、やっぱし、変わりますよね」
「そうだね。心配してるのとか、心細そうなのは、一発で解るよ。まあ、ある程度、皆、そうなのかもしれないけど」
「男の人って、解りにくいです。多分、辛くても、頑張って笑ってる人っているし、父とか、そういうタイプでした」

 あれえ、話が・・・でも、いいかな。ご家族の話を聞く、チャンスだ。

「そうなんだ。お父様って・・・ひょっとして」
「5年前に亡くなったんですけどね」
「そう・・・」
「背が高いんです。丁度、貞躬さんぐらいで」
「へえ・・・、ひょっとして、似てる?」
「こう、見上げた時とか、今も、座って、話をする感覚とか・・・だから、なんとなく、安心する感じなのかな・・・」
「そうなんだ。理由は、どうであれ、お父様に似てる所があるのは、光栄かもしれない。それで、卯月さんが安心してくれるなら、これは嬉しい限りだよ。こういうのは、プロフィールに乗らないよねえ。いいよ、付記しておいてもらっても」
「あー、そんなあ、もう、・・・」

 泣き笑いみたいな顔して、ちょっと、目が潤んでる。お父さんのこと、想い出しちゃったのかな?プロフィールの件は、もう、言わない方がいいか。

「お父さん、好きだったんだね」
「大好きでした」

 あはは・・・。それで、って、何段階論法で、もう、狡いかも。

「しっかりしなきゃね。いちいち、おどおどしてたら、ダメなんだって」
「いいんじゃないかな。そんな時もあるよ」
「なんで、そんなに、貞躬さん、優しいの・・・」

 あー、ついに、泣くの?ほら、また、誰かに見られて、写真撮られるぞ。
 まあ・・・いいけどね。

「ああ、泣かないで。俺が泣かしたみたいになっちゃうよ」
「ごめん、なさい・・・」
「まっ昼間、悪い奴になり下がっちゃうよ、俺・・・女の子泣かしてる、って。あのさあ、泣いてる所、悪いんだけど、12時過ぎたよ。この手提げバック、中身消費したら、軽くなりそうだね」
「はい、そうそう、・・・今日は、お握り祭りです」

 ぐずぐずしながら、バックを開け始めてる。こんなんも、ぐっと来てる、ダメな奴で、申し訳ないけど、・・・嬉しい。

「来た、来た。手伝うよ。これ、出して、開ければ、いいの?」
「今日は、お吸い物付きです」
「また、メイソンジャーってやつね」
「それは、ちょっと、違います。何年前かに、流行ったやつ」
「ああ?今の親父扱いでしょ?」
「してないですよ。逆に、良く出てきましたね。メイソンジャーなんて」
「あー、この肉の塊系は?」
「それも、だいぶ前に流行ったやつです」
「肉巻きお握りだ。うわあ、噂は聞いてたけど、どこ行けば、食べられるのか、結局、解んなくて、ブームが終わったから」
「焼肉のたれにつけたお肉を焼いて、お握りに巻いただけですよ。このレタスで巻くと、手の汚れが最小限になります」
「なるほど・・・」

 そうそう、この感じ。泣かないでよ。ここではね。
 ・・・泣いても良いタイム、頑張って、後で作るから。

 頑張り屋さんだからな。お握り一つ見たって、解るじゃん。朝からにしたら、何時に起きるんだよと思って、待ち合わせ、昼にしたんだから。洋食屋があるって言ったって、お弁当作ってくるの、読めてたり・・・。

 さて、さっきの続きだ。

「はっきり言うから、聴いてもらっていい?」


みとぎやの小説・連載中 「その変わり目 3」 その変わり目 第三話

まったく、かゆくなりますね。相変わらずの、いちゃこらぶりです。
読んで頂き、実に、ありがとうございます。

雅蘭公園、デートや、家族連れには、持ってこいのスポットです。
ちなみに、ここでデートした二人は結ばれる、というジンクスが、十代の子たちには信じられています。この二人はたまたま、知りませんが。
ちなみに、この公園の名前、どっかで見た文字が入っています。
連載中の、もう一つの作品を読んで頂いた方にはわかると思います。
エコに、ハラスメント対応など、若干の社会派な話題も含みながら、二人のデートは、まだまだ、続きます。
この前段のお話は、こちらから、御覧になれます。
宜しかったら、ご一読お勧めです。


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