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ドラクエ4をレビュー


DS版をプレイしたので、DS版基準で

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こちらは前作レビュー


 〇ゲーム情報

  • ゲームハード DS(3DS、3DSLL、NEW3DS、NEW3DSLL、2DS、NEW2DSでも遊ぶことは可能)

  • 値段 5751円

  • ジャンル RPG

〇ゲームの登場人物

前作とは異なる世界で、天空をテーマにした話。

〇導かれし者たち

今作は章ごとで導かれし者たちの物語があり、5章で主人公に元に集まるシステムになっている。彼らを中心に物語が進む。

  • 主人公 3同様に男女で選べる。男は容姿端麗、女はブロッコリーヘアーの個性的な髪型をしている。選ばなかった性別は登場しない。序章でとある事情で山奥の村にいたが、ピサロ率いる、魔物軍団の襲撃に遭い、友人シンシアが主人公に化けて、身代わりになって、主人公は1人生きのび、村人の仇を取るためにピサロを探すため、旅に出る

  • ライアン 1章の主人公。バトランドの王宮戦士。大きな髭と誰得なビキニアーマーが特徴。三國無双の黄蓋といい、こんなガチムチおっさんのビキニアーマーなんて需要あるんかいな。見るからに戦士で魔法は覚えない、装備できる装備品が多く、装備に金がかかる、すばやさが低いなど3の戦士とそう変わらない。王様のバトランドの連続子供失踪事件を解決して欲しいと依頼され、旅に出ることに。意外に器量の広い人物で、善良な心があれば魔物であるホイミスライムのホイミンとも心を通じ合わせて戦うことが出来る。

  • アリーナ 2章の主人公。サントハイムの王女で華奢な体格に似合わず怪力で、武術を好む。ライアンと同じく、魔法は覚えないが、ライアンとは異なる点は装備品は盾は一切装備できない、武器は爪やナイフなど軽めの装備が多い代わりに装備品に金かからない、素早さが高い、会心率が上がる。城から閉じ込められるも、持ち前の怪力で壁を破壊し、旅に出てしまう。旅の中でピサロという強者の噂を聞く

  • クリフト 2章に登場する、アリーナに仕える神官。真面目な性格だが、アリーナと身分違いの片思いをしていて、隠し撮りの写真も持っている。アリーナには全く気づかれてない。壁を破壊し、脱走したアリーナに気づいて、ブライと共にアリーナと共に旅に出る。回復役でピサロが加入する最終盤までは唯一、確実に戦闘不能から回復する魔法、ザオリクを覚えるメンバーのため、終盤はパーティの生命線となり、ガス欠したり、いないだけでも難易度が上がる

  • ブライ 2章で登場する、アリーナの教育係の老人。極めて忠義深く、思慮深い。しかし、アリーナには振り回され、気苦労が多い。老人だが、健脚でアリーナやクリフトと旅について行く。典型的な魔法使いの爺さんなので、殴り合いは到底無理で、武器も装備品も貧弱なものばかりで、重い武器や鎧は装備できない。ヒャド系の魔法やデバフ魔法が得意。2章はバランスが整っているので、お助けキャラが存在しないが、唯一、全体攻撃手段を持つ。

  • トルネコ 3章に主人公で、太った中年男。今作で唯一、既婚者だと明言されている。商人なので、戦いよりも金を集めて、商人として1人前になることが中心の特殊なマップ。戦闘は何とも中途半端でライアンやアリーナ程の破壊力もないし、ライアンほど重い装備も付けられないし、魔法も全て戦闘魔法ではなく、ダンジョンや宝に関する魔法で、戦闘向きではなく、たまにこちらの指示も聞かないで勝手な判断で動くことがある。3の商人、盗賊、遊び人を組み合わせたような性能で、あまり実用的でなく、使われなかったのか、スピンオフ作品では結構な頻度で呼ばれるので、今作の登場人物の中では知名度は高い。

  • マーニャ 4章の主人公。モンバーバラの姉妹の長女。妹共に父の仇を取るために旅をしていて、ドラクエ屈指のかなり露出の高く、セクシーで超人気な旅の踊り子。享楽的な性格のギャンブラーで金銭感覚は皆無。炎系魔法、爆発系魔法と攻撃的な魔法が多く、デバフはルカニのみと攻撃特化の魔法が多い。ブライと同じく、重い装備品は装備できないものの、独自の成長率があるのか、力や、HPもそこそこ育ち、最終盤になるとエンカ相手くらいなら殴り合いもある程度はできるようになる、大器晩成型。

  • ミネア 4章に登場する。モンバーバラの姉妹の次女。姉とは瓜二つの容姿をしているが、双子ではない模様。姉とは違い、黄色いワンピースを着ている。姉と共に父の仇を討つために旅をしている。姉と異なる点は占い師であり、性格も正反対で、姉に振り回されているのか、堅実でしっかり者。ギャンブラーな姉にかなり苦労させられている。クリフトと同じ、僧侶系なので、ある程度は殴り合いも期待できるし、装備品も姉よりは強いものが装備できる。クリフトと違い、バギ系を覚えるが、ザオリク覚えないので、終盤は使いにくい。

  • ピサロ 6章で仲間になる。序章で主人公の村を滅ぼした張本人。白髪で赤い目が特徴的な容姿端麗な青年。4章まで名前が出る程度の登場だがだんだん存在が濃くなる。魔族の長で、地獄の帝王を滅ぼした時に初対面する。ロザリーという恋人がおり、その彼女が流す涙が高額取引をされていて、欲望にまみれた人間から狙われている所を助けたのが馴れ初めで、彼女のためにも人間を滅ぼして、支配するのが彼の目的。しかし、とある村で全員が夢の中で、ロザリーが欲深な人間に暴行を受け、致命傷を受けて、ピサロによって人間は倒されたものの、ロザリーは手遅れで、ピサロが人間を本気で滅ぼす決意をするという夢を見て、ロザリーが亡くなったこと一行は知り、ピサロを止めるべく旅に出るが、進化の秘法でモンスターズのエスタークに似た姿やデスピサロになってしまい、5章クリアルートだとそのまま死んでしまうが、6章でとある手段を使うとロザリーは蘇り、ロザリーの涙で元の姿に戻り、利害関係が一致し、真の黒幕を討伐するために同行する。黒幕との戦いは彼がパーティに居ないと始まらない。ドラクエ初の呪いの武器をペナルティを受けることなく、装備ができ、専用装備もあり、成長率も最高、魔法もイオナズンやザオリクなど欲しい魔法をガンガン覚えてくれるし、魔族の長らしく、凍てつく波動、マダンテや魔人斬りなど彼専用技もあるという破格の性能。最終盤はザオリクは何人いても困らないので、パーティに入れない理由は無い

〇お助けキャラ

4章までは戦士しかいない、魔法使いしかいないなどパーティに偏りがあるため、固定パーティに足りない部分を補強するために一時的に仲間になる救済メンバー

  • ホイミン  1章に登場し、最初のお助けキャラ。人間に強く憧れる、ホイミスライムで、薬草でしか回復できないライアンにとっては頼もしい、回復役。典型的な魔法使いで殴り合いは期待できない。後述するが、指示は出せず、判断力任せなので、運が悪いとHPが極端に減っても、必ずホイミをしてくれる訳でもないので、過信しないように。

  • ロレンス 3章に登場する吟遊詩人。600Gで5日間雇える。後述のスコットと一緒に1000Gで雇える。犬を連れていても雇うことが出来る。初歩的な最低限の魔法を覚えており、魔法使いとしての活躍が期待できる

  • スコット 3章で登場する用心棒。犬が苦手で犬を連れていると腰を抜かして雇うことは出来ないが、犬を飼い主に返すと雇える。ロレンス同様に有料で5日で400Gで雇えるとロレンスより安い。戦士系なので魔法は覚えていないが力は高いので、敵をよく一撃で倒してくれる

  • オーリン 4章で登場する。モンバーバラの姉妹の父の弟子で、上記の3人は任意だが、彼は必ず仲間になるお助けキャラ。戦士系でどちらも魔法使い系で打たれ弱い姉妹にとって頼れる男。どこかの城の扉までこじ開けてしまう。その城で、敵に追われてしまうが、姉妹を逃がすために1人城に残り、壮絶に戦う。

  • ホフマン 5章に登場する。砂漠の宿屋の息子で、馬を飼育している。しかし、事情で人間不信になっており、とあるアイテムをゲットすると馬車を出してくれる。ホフマンが一時加入タイミングも主人公もモンバーバラの姉妹なので、戦士系が欲しいところにやってくるので、オーリン同様に助かる。

  • パノン 5章に登場する。旅芸人でどこかの国の王様を笑わせると天空の兜が貰えるので、主人公に同行し、天空の兜を貰うのに一役買っている。リメイク前は眠らせマンとして役に立っていたが、DSでは眠らせたら運がいいな程度の何もかも中途半端な旅芸人になってしまった。ここから正直、あまり使えないお助けキャラばかりになっている

  • ルーシア 5章に登場する。天空人で大きな翼が特徴的。とある事情で魔物を襲われて翼を負傷していて、助けてもらったことから一時的に同行する。会話機能から実装されて、見た目よりかなり幼い言動が見られる。理力の杖という常にMP消費するという、ドラクエ屈指のゴミ・オブ・ゴミを持っていて、魔法も唱えられるが、理力の杖のせいですぐガス欠するし、防具も水の羽衣だけで頼りない、戦闘面ではお助けキャラ屈指のお荷物なのに、そのダンジョンでは彼女が馬車に入らないため、3人で来いと言われる。そのダンジョンが終われば馬車に入ってくれるが、こりゃあんまりだ

  • ドラン 5章で仲間になる。唯一、6章まで連れて行けるお助けキャラ。ルーシアが育てていた龍の子供。モンスターズのようにブレス攻撃が出来たりするが、ここまで来るとパーティも全員揃っているし、全く実用性がない。ドラゴンなので、先頭に置いて、街に出歩くと拒絶されるという可哀想な人。6章でロザリーが加入するといなくなる。

〇ゲームの流れ、3と異なる点、改善点

  • ゲームの流れは3とほぼ同じだが、

  • 魔法に比べるとMPの消費が少ない、もしくは0の魔人斬りなどの特技も初登場。

  • 導かれし者は9人もいて、戦闘に参加できるのは後述のお助けキャラも含めて、4人であるため、残りのメンバーは馬車に入ることになる。もちろん、戦闘中に入れ替えも可能だし、戦闘メンバー4人全員倒れると残りの馬車メンバーが自動的に出てくる。

  • セーブも街の教会で出来るようになり、城に行ってセーブという限られた場所でしかセーブができない問題は解決された。(これ、正直に言うと新ドラクエ3もこの問題解決して欲しいと思うが)

  • カジノもここで初登場。コインを集めると豪華アイテムが取れる。ポケモンのカジノ(最近のポケモンはカジノを廃止されているが)の景品同様に複数個同じ景品を取ることも可能。

  • やるかやらないかは自由だが、移民の町がある。3の商人の街とは異なり、クリアフラグには関係ない、お遊び要素になっている。当時はすれ違い通信で移民の町を遊ぶことも出来た

  • 前作と違い、2同様にキャラメイクは出来ず、キャラクターの役割もはっきり決まっていて、キャラクターの人格もしっかり決まっている。

  • 前作と大きく異なる点は章編成になっていて、1章~4章は仲間の物語で、最後は旅に出るで終わる(その頃にはどのキャラクターのレベル15~20程度になっているはず)、5章からやっと主人公の物語になり、1章から4章の仲間と会っていき、6章には最終的には導かれし者が全員が仲間になる。

  • とある場所で格段に強く、ほぼ勝てないようになっている負けバトルもある。めちゃくちゃレベル上げまくれば倒すこと自体は可能だが、それでも気力を使いすぎたとかで負けている。

  • 大魔王線だけではなく、各地にいるボス級モンスターのBGMも用意されている

  • 先述した通り、1章~4章は1人、2人となり、パーティの役割が偏るので、お助けキャラも登場する。 

導かれし者とお助けキャラの違い

  • 導かれし者は装備を変えられて、補強できるが、お助けキャラは装備は固定

  • アイテムなども渡すことは出来ない

  • 移動中もお助けキャラの魔法を使うことが出来ない

  • 導かれし者はこちらで指示を出すことができるが、お助けキャラはガンガンいこうぜなどのオート指示も出せず、キャラの判断力任せになるので過信はできない。

  •  導かれし者を全員馬車に入れて、お助けキャラだけで行動することは出来ない

  • 導かれし者たちはレベルアップするし、魔法も覚えるが、お助けキャラはレベルアップせず、能力は固定で、魔法も覚えない。最低限の魔法や攻撃しかしない。レベルは?となっている。

  •  教会での蘇生費用も一律10G程度で、安価。レベルアップはしないので値段も上がらない

  • 導かれし者たちが全員戦闘不能になるとお助けキャラが戦闘可能でも全滅扱い。例えば1章でライアンが戦闘不能になるとホイミンが戦闘可能でも全滅扱いになる。

  • あくまで一時的で、離脱フラグが組み込まれており、離脱フラグが経つと居なくなってしまう

  • お助けキャラ全員を仲間にする必要はなく、ホイミン、ロレンス、スコット、ドランは任意でゲームクリアフラグには入っていない

  • 終盤は導かれし者たちも強くなっているので、お助けキャラがお荷物となっている

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