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『魔道祖師・脇役列伝』は10月よりスタート。週一ペースの連載です。アニメ『天官賜福』の…

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『魔道祖師・脇役列伝』は10月よりスタート。週一ペースの連載です。アニメ『天官賜福』の考察記事はマガジンにまとめてみましたので、そちらもご覧ください。

マガジン

  • アニメ『天官賜福』考察

    もう一度観たくなる? アニメ『天官賜福』一期・二期の解説&考察記事です。過去投稿記事を掲載。随時更新予定です。

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更新履歴 & 過去一週間の投稿記事

[最終更新日:2024/10/03 06:27]  一部記事を書き足したりしているので、更新履歴をつけてみることにしました。(但し、誤字脱字の類いは内緒で直します。ごめんなさい。)  変更のあった記事とここ一週間に投稿した記事を載せておきますので、ご活用ください。  尚、この記事は固定とし、また随時更新します。 <追加・変更記事:2024/9/27〜10/03> ・9月29日 『天官賜福』のマガジンを作りました。 <一週間の投稿記事:2024/9/27〜10/03> ・1

    • 推しのYouTuber

       YouTube、よく見るんだけど、登録しているチャンネルは結構あって、アニメ感想動画とか、歴史解説とか、料理レシピとか、時事ニュースとか、犬の動画とか、なんかもうごちゃごちゃになっちゃって、少し整理しないとなあ、なんて思ってる今日この頃。  その中で、一押しなのはこの人、あなぐま / ANAGUMA さん。  シミュレーションゲームのゆっくり実況を主にしている方なんだけど、霊夢と魔理沙の使い方が独特で、毎回ゲーム内の登場人物として出している。二人のキャラ設定がオリジナルで

      • 『月刊OUT』

         「プク太の世界時事ニュース」はYouTubeでよく見ているチャンネルの一つ。10月1日に上げられた「ドラクエ3 HD-2D版検閲問題」に関する番組を見ていたら、堀井雄二さんが出ていて、また古い記憶が蘇ってきた。堀井さんが『月刊OUT』で「ゆう坊のでたとこまかせ(略して”でたまか”)」というコーナーを担当していた頃の記憶だ。  「初めてパソコンを買い、プログラムを組んでみた」という話が印象に残っている。占いのプログラムで、名前や生年月日などを入力すると「⚪︎月×日生まれの△さ

        • ◉脇役列伝:連載開始にあたって

          (画像はアニメ『魔道祖師』前塵編OPより)  記事「はじめに」でも触れたように、私は子供の頃から仙人や仙術の出てくるような話が好きで、華流ドラマなどでもそういう系を結構観ていた。  ある日(多分、アニメ本放送が三期まで全部終わった後)、「そういえば『魔道祖師』とかいうアニメが話題になってたなあ。中華アニメは観たことなかったけど、暇だしちょっと観てみるか」と、J:COMの見放題(私はいつもこれでアニメやドラマを観ている)に上げられていたこともあり、軽い気持ちで覗いてみて…はま

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        • アニメ『天官賜福』考察
          63本

        記事

          お月見

           中秋の名月はもう過ぎてしまったけれど。(今年は九月十七日だった。)  「中秋」は「仲秋」と書くこともある。どっちが正解というわけではなくて、それぞれ意味が違うようだ。  旧暦の秋は七月八月九月で、七月を初秋、八月を仲秋、九月を晩秋と呼んでいた。つまり「仲秋の名月」は「八月の名月」という意味らしい。また、秋のちょうど真ん中の日を中秋といい、これは八月十五日のこと。つまり、「中秋の名月」とは「八月十五日の名月」という意味なので、十五夜のときは「中秋の名月」と書くことが多いらしい

          2024年9月度活動報告

           今月もやって来ました。『2024年9月度活動報告』です。  日頃皆様には私の拙い記事をお読み頂き、感謝の念に堪えません。いつも本当にありがとうございます。  さてここでは先月に引き続き、人気の記事やビュー数など統計的なものを出しております。まだ記事を読んでいない方の参考になれば、と。  では、「泣くに泣けず笑うに笑えず」の9月度活動報告をどうぞご覧下さい。 <集計期間>  2024年8月31日ー2024年9月30日  最終集計時刻:2024年9月30日 21:17 <投

          2024年9月度活動報告

          アニメはよく見ます。

           と言っても、この夏のアニメで毎週欠かさず見たのは、結局『俺は全てを【パリイ】する〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』だけだった。初回は十本以上観たんだけど、途中で次々切っちゃって、こんなことに。  でも「パリイ」は面白かったよ。俺TUEE系なのに主人公が勘違いして自分は弱いと思い込んでるし、しかも周りは輪をかけて勘違いして主人公を実物以上に持ち上げるし、それでいて単なるギャグで終わらずストーリーがしっかりしてるという稀有なアニメだった。  転スラは小説の中でも好きな話

          アニメはよく見ます。

          番外:『天官賜福』の好きな動画

           早くも『天官賜福』が恋しくなってしまったので、YouTubeから、私の好きな動画をちょっと並べてみることにした。なるべくネタバレのないやつで。 Moon Waltz | TGCF animation  謝憐と花城を借りて一部ストーリーをなぞりながら、また別の物語になっている。大好き。戚容がいい味出してる。 xie lian lies to himself | tgcf animatic  大体の内容しかわからないけど、悪そうな謝憐が好い。花城の困惑ぶりも。 【手書きT

          番外:『天官賜福』の好きな動画

          紹介:『あきない世傳 金と銀』

           中華でもファンタジーでもBLでもない作品でごめんなさい。  でも、本当に好きな作品なので、紹介してみることにした。  江戸時代(享保〜明和)を舞台にした時代小説だが、剣豪とかは出てこない。齢九つで大阪・天満の呉服商「五鈴屋」に奉公に出た少女が、いつしか大店の女主人になっていくという物語だ。大奥のようなドロドロはない。過酷な運命と不思議な縁に導かれ、不屈の精神とその才覚で懸命に商いの道を突き進み、気がつけばそういうことになっていた、というところか。  作者の高田郁は、映画や

          紹介:『あきない世傳 金と銀』

          オネエ言葉

           昔、同性愛者のコミュニティ(ネット上の)に出入りしていたことがあって、その中に「外専(外国人専門)」の男の子がいた。仮にA君としておこう。  一度会ったことがあるが、年は二十代半ば、背が高くて、まずまずのイケメン(ちょっと可愛い感じ)で、太ってもおらず痩せてもおらず、当たりはかなり柔らかい、という印象だった。そんなA君は、外国人(白人)のおじさまをヒイヒイ言わせるのが好き、だそうで、相手との会話は英語だが、話せるのは睦言程度とのことだった。まあそういう付き合いなので、それで

          オネエ言葉

          新連載発表!

           『天官賜福』のアニメ解説が二期最終回まで行ったので、ここで新しい連載企画を発表したいと思います。  BGMは『加糖十分甜 忘羡手书●达拉崩吧【十分绘画】』で。  否々、景気良くいかなくちゃと思って。<違う。  これ、『魔道祖師』のあらすじだよね?<違う。  ワタシ、チュウゴクゴ、ワカラナーイ。まあ「よくこんな歌詞、唄えたな」というような内容らしい。歌詞に「毎日天天」が入ってる辺りでお察しです。でもリズム感が好いのと可愛いので結構気に入ってる。  ということで、新連載は『

          新連載発表!

          ☆59 振り返りED

           今回で『天官賜福』一期二期アニメの解説を一旦終わりにし、後は思いついたら書く形にしようと思っている。(新連載は近々発表予定。)  この記事は、エンディングに入ってから一期二期を振り返る映像部分の台詞を書き起こすもので、多く記録的な意味合いのものだ。  注目は、少年兵が謝憐に向かって何かを叫ぶシーン。一期でもあったシーンだが、映像のみだった一期と違い、こちらは台詞がついている。  そして最後の、今までには無かったあの言葉。  では、どうぞ。  <半月> 「花将軍、私は正し

          ☆59 振り返りED

          ☆58 太蒼山の陵墓

           十一話の冒頭は、鎏金宴の事件からしばらく過ぎた頃、永安城下の一角で仙楽人たちが何の不安のなく暮らしている場面だ。子どもたちは路地を走り回り、老人は木陰で昼寝。通りを行き交う大勢の人。商売人だろうたくさんの荷物を積んだ馬車に乗るのは、もう永安人か仙楽人かもわからない。郎千秋の両親が願った世界が、まさに実現された光景だ。  そこから遠く離れた荒地が映し出されて、そこを飛ぶ銀の蝶、その蝶が通り過ぎた所の物陰に、深く掘られた洞窟がある。奥まった場所には、三重の棺の中に横たわる芳心国

          ☆58 太蒼山の陵墓

          ☆57 「好きなようにやって」

           花城は自分の存在を、謝憐を支えるためにいる、と思っている。それがどんなことであっても、謝憐はその心に従ってやりたいようにやればいい、そしてその行動と結果がどんなふうになってもそれを全力で支えよう、そう思っているはずだ。  だが、鎏金宴に関わる一連の流れの中の花城は違う。謝憐の意志に逆らい、時にはその行動を制限してまで、花城自身の意思を優先している。  それは何故なのだろうか。  「あなたが何をしたか、していないか、何故したか」、それを知ってもらうのが重要だと花城は言う。「

          ☆57 「好きなようにやって」

          ★56 雪蓮花

           少し戻って、戚容が安楽王の死について話す場面。 「五臓六腑は鋭い剣の気でずたずたになっていたが、外傷は一つも無く、吐血が止まらずに最後は死に至った。普通の剣客にこんな芸当は無理だ。永安の悪党どもの企みだと思ったが、ふん、今思えばこんなことができるのは一人しかいない。  そいつはもちろん、公明正大な素晴らしい俺の兄さまだ。  何せ俺らの花冠武神で、太子殿下、超絶清らかな天山雪蓮[てんざんせつれん]だからなあ」  日本語版原作小説には「天山雪蓮花」の説明として「中国の天山山脈

          ★56 雪蓮花

          ☆55 鎏金宴の真実

           戚容が落ちた先は、先程花城が石像を据えた場所だ。石像の顔が映り、仮面が剥がれ落ちた戚容の顔が映る。おそらくここは、その二つの顔がよく似ていると言いたいのだろう。あまりピンとこないのが残念だが。  戚容が瞬き一つする間に、花城は少年の姿から本来の姿に戻る。「てめえか。どうやってここへ潜り込んだ」と戚容。  花城はこれに答えず、戚容の胸ぐらを掴んで持ち上げ、「安楽王はどうやって死んだ?」ともう一度訊く。謝憐は駆け寄って落ち着くよう花城に言い、戚容を離してもらうが、ほっとする間も

          ☆55 鎏金宴の真実