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#JFND行動中心アプローチ2021 に参加したきっかけは  #メロンパン

 アルゼンチンで日本語を教えて30年です。ブエノスアイレス市立外国語大学レングアスビバス「フアン・ラモン・フェルナンデス校」で選択外国語科目としての日本語を教えて28年になります。

https://www.facebook.com/CursoDeJaponesLenguasVivas/photos/a.403870809648504/2606171029418460/  そして、2019年12月16日、学校のフェイスブックでスペイン語を学びに来ている外国人学生とアルゼンチン人の選択外国語科目(英語、フランス語、ポルトガル語、イタリア語、ドイツ語、アラビア語、ロシア語、日本語)履修生の交流会が初めて実現したんです。


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ブエノスアイレス市立外国語大学レングアスビバス日本語講座 アルゼンチン/ブエノス・アイレス特派員ブログ | 地球の歩き方 https://tokuhain.arukikata.co.jp/buenos_aires/2012/10/post_224.html

ブエノスアイレス市立外国語大学レングアスビバス2017年度日本語講座初心者は3月27日申込み アルゼンチン/ブエノス・アイレス特派員ブログ | 地球の歩き方 https://tokuhain.arukikata.co.jp/buenos_aires/2017/03/20173.html

ブエノスアイレス市立外国語大学レングアスビバス日本語講座の日本文化アクティビティ2015年5月は折り紙の月! アルゼンチン/ブエノス・アイレス特派員ブログ | 地球の歩き方 https://tokuhain.arukikata.co.jp/buenos_aires/2015/05/20155.html

踊る日本語教師トニー中田さんレングアスビバス日本語講座に来訪中! - 主観的アルゼンチン/ブエノスアイレス事情 http://blog.livedoor.jp/tomokoar/archives/52045759.html

 上記、元国立外国語大学、現在ブエノスアイレス市立外国語大学レングアスビバス、生きた外国語というレングアスビバス Lenguas Vivasの様子です。

 また、アルゼンチンでメロンパンを食べるというのが私の念願でもありました。スペイン語もおしえていますが、ちょうどブエノスアイレスにスペイン語を学びに来た日本人パン職人まいさんがアルゼンチンのパンを学びたいというので、それでは、スペイン語の実践をしたら、ついでに日本のパンを教えたらいい、言葉も難しいところ使うし、教えるのには注意点とか言わないといけないしね!別途、スペイン語学習に伸び悩んでいたしょうごさんはちょうどパン屋でアシスタントをしてスペイン語が自然に口から出てくるようになり、まいちゃんがスタッフとコミュニケーションするのを手伝って、二人で皆に日本のパン作りを教えて一緒に作るのをスペイン語でやったらいいと。そしてパン焼き一日が終わった後、問題を分析して、改善点を指摘、提案するQCサークルをスペイン語でおこない始めました。改善点をアルゼンチン人パン職人、アシスタントに伝え、きちんとパンが焼き上がるようにとして、初めてできたメロンパンが上の写真です。

ブエノスアイレスでメロンパンを囲む日本茶話会 #TertuliaJapon 1月13日午後5時半それから1月25日(土)午後5時半の予定 アルゼンチン/ブエノス・アイレス特派員ブログ | 地球の歩き方 https://tokuhain.arukikata.co.jp/buenos_aires/2020/01/_tertuliajapon_11351255.html

 日本語や日本文化に興味ある人、または日本のパンを食べたい人が集まって、焼き立てメロンパンを食べてもらって、一緒にその気持ちを分かち合いながら二人がスペイン語を話す練習ができる「ブエノスアイレスでメロンパンを囲む日本茶話会」テルトゥリアも2020年1月発足し、インターアクション交流は夏休み中広がりを遂げ小さなお店はほぼ参加者で満席。日本人コミュニティの人々も時々参加してくれて、在アルゼンチン日本大使まで買いにきてくださり、順調かのように見えました。

 3月の新学期、皆がバケーションから戻ったら大学の生徒も交えて。。。。と思っていたら、ヨーロッパにルーツのある移民が多く、現在はその子孫で占めているアルゼンチンという国にも世界から少し遅れて新型コロナウイルスが到着しました。

 3月16日全国学校閉鎖になり、20日からクアレンテーナと呼ばれる長い長い強制隔離期間が始まり、26年行っていた学校には戻らず4月初めからオンライン授業が「暫定的」に始まりました。その暫定的も、もはや一年。

 不安であったオンラインクラスも #Zoomでハナキン  の末席を汚しながらも、#Zoomでハナキン二次会 ICT教育CFER ではA2レベルながらも、一般的には十分ハイテク教師として通用する地位を確立し始めました。

 しかし、常に、教えるための原点で一番必要なのは、学ぶ立場を忘れないことだと思います。

 と、いうことで前置きが長くなりましたが、 #JFND行動中心アプローチ2021  BY @midogonpapa 村上先生 インドの日本語教師の皆さん用のクラスを「インド外」に門戸を開いていただきました。

インド外というよりむしろ大幅にアウェイなのですが、参加させていただき大変感謝しています。

 私はクラスやっていたり通訳しなければ、日本語はブエノスアイレス生まれの娘達と以外はあまり話しませんし、まじめなインプットも重要です。


 そしてふと社会言語学で学んだActo de habla 言語行為 (Speech Act)のことねーとおぼろげに大学院言語科学でしたし、ようやく古い頭をインターネットのおかげで整理し始めました。しかしこのようなテーマを日本語で発言するのはあまり経験がないので、私自身も素晴らしい言語行為の実践の機会になっています。 

言語と行為 いかにして言葉でものごとを行うか (講談社学術文庫) オースティン,J.L. https://www.amazon.co.jp/dp/B07MYSG4XZ/ref=cm_sw_r_tw_dp_846ZH6FBFNJ2D4T8YD4F

言語行為―言語哲学への試論 (双書プロブレーマタ) ジョン・R. サール https://www.amazon.co.jp/dp/4326198753/ref=cm_sw_r_tw_dp_ACC5MFY3GS9APXSMWBTK

日本語で出ているんですね。これはすごいですが、それをサラッとやるのが村上節です。

 そして、結果的に  #JFND行動中心アプローチ2021  


において、

#ネコペンゾウリスパン  というグループ名が作成され、メロンパンではありませんでした。それだけが残念です。

しかしながら、私のメロンパンへの愛についてはイギリス、香港、日本の皆々様に直接ご紹介申し上げることができました。あとはインドの方へだけだと思います。機会がありましたら是非聞いてください。

 よろしくお願いします。


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