【日記】パラナグア4日目 街歩き
恋人の実家に来ている。
4日目。
10時頃起きた。珈琲とバナナ。
昨日の夜、雨がふって気温が低い。空気も湿っている。雨のにおいは、国と場所によって少し違う。
ふたりでネットフリックスの深夜食堂を見る。飲み屋街の様子について、「ファベーラみたいだけどいる人の格好がきれいだし危なくなさそうでおもしろい」というコメント。たしかに。トンテキやオムライスなど、懐かしいたべものがたくさん。
昼にお義姉さんがきて、皆でご飯を食べた。昔話など聞いて大笑いした。彼はいいこだったらしい。
彼女の運転で街の中心地へ。銀行に行ったり、証明写真を撮ったりするのについてまわる。
途中、古本屋で「Vamos comer(いただきます)」という本を買った。小学校教育における食育について。論文を読んだこともある学者さん(Nina Horta)の本だけど、短いエッセイや子供向けレシピなどが中心で読みやすそう。ドリアンのイラストがかわいい。
そのあと、「Habibis」(アラビア語で「愛しい人」だったかな)というチェーンのカフェで一息。ブラジルはレバノン系移民が多く、中東料理屋の多い通りもある。クリチバの商業の発展に大きく貢献したそうだ。
バス停まであるくが買った本をカフェに忘れ、一旦引き返す。バスで帰る。
バスは前払いPASMO式なのだが、皆、発券機の公式なものではなく、仲介業者さんから買う。微妙に安い。カードをタッチしてバスに乗ったあと、窓を開けてバスの外にいる業者さんにカードを返す。運転手さんは特に気にしない。まあ、もらえるお給料は変わんないしね。
帰ってポンデケージョを食べていたら彼の姪っ子が小学校から帰ってきた。大騒ぎではしゃぐ彼女とたしなめるお義姉さん、もう大分年配の彼のご両親。台所の感じがなんだか、福岡は筑紫のじーちゃんちを思い出させた。そういえばこの街は、町並みのむこうに山が見えるところも筑紫に似ている。
深夜食堂の続きをみる。
猫がビニール袋にはいってかわいい。
サポート頂くと、家に緑が増えます。たぶん。