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漫画みたいな毎日。「私たちは、分けてもらいながら、生きている。」
「よもぎプリン、食べたい!」
よもぎプリンは、この時期だけの季節の味わいだ。
茹でた蓬を冷凍したこともあったが、どうしても霜がついて冷蔵庫の匂いがつていしまい、蓬の風味が損なわれてしまう。
「じゃあ、よもぎ積んできて~」と言うと、子どもたちは、「わかった!」と小さな袋を手に近所の草むらに出かけていく。
そして、10分くらいすると、小さな袋から溢れんばかりの蓬を手に帰ってくる。
水洗いして、茹で、フードプロセッサーで細かくしよう!
蓬を洗い始めると、なんとも小さなカタツムリが居るではないか。
末娘の手と比べても、驚くほど小さい。
しかし、カタツムリとしての造作は完璧だ。
あぁ、すごいなぁ・・・としばらく眺める。
そして、末娘は、「庭に逃してくるね。」と蓬にカタツムリを乗せて庭に向かう。
蓬も自然の恵みであるが、それを様々な生き物と共有させてもらっているのだよなぁ・・・・
そんなことを改めて感じたのだった。
摘んだばかりの蓬で作ったよもぎプリンは、香りも色も良い。
「今年は、あと何回このプリンが食べられるかなぁ。」と子どもたちは、プリンを頬張りながら口々に言う。
季節を問わず何でも手に入る世の中だから、より一層、この時期にしか味わえない、自然界からのお裾分けを大事に思えるのだと思う。
おひさまをたくさん浴びた蓬が段々と大きくなり、葉も固くなって来た。
あと何回、このプリンが作れるかなぁ・・・私もそう思いながら、プリンを頬張るのだった。
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学校に行かない選択をしたこどもたちのさらなる選択肢のため&サポートしてくれた方も私たちも、めぐりめぐって、お互いが幸せになる遣い方したいと思います!