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「著者になりたきゃツイッター1万人フォロワー目指せ!」KADOKAWA伊藤直樹さんに聞いたベストセラーへの一歩目

こんにちは、トキワです。桜の開花が楽しみです。

去年の10月から今年の4月までブックオリティという出版ゼミに通っています。(ただいま4期生募集中だそうです、詳しくはこちら

このゼミは近藤麻理恵さんの元編集長である高橋朋宏さんを中心に運営されています。この方は日本で唯一日米ミリオンセラーをだした編集者です。

僕も海外(本業も海外なので)で100万部をだしたいと思っていたので、箕輪さん含め色んな編集者とお会いした結果、このゼミしかない、と思って入りました。(正直入る前は胡散臭いと思っていましたが笑)

1か月に2日間の講義や、課題へのフィードバックがあり、それをもとに自身の企画書を作って、2月に12社の出版社・編集者へプレゼン大会がありました

その際に僕に興味をもっていただいた方の一人がKADOKAWAの伊藤直樹さんでした。(上の写真右の変顔ピース笑)

「すごい人はすごく見えない」あるあるですが、実は伊藤さん結構すごくて、「神メンタル」や「神トーーク」などの10万部超えベストセラーを定期的に出している編集者です。

今回、ざっくばらんな雑談で終わる予定でしたが、予想以上に話の中身が面白かったので記事化させてもらうことにしました。(やっぱりオタク気質の人と話すのは楽しいですね!!

著者は絶対に自分で書いてほしい!

一番最初に話にあがったのがこれでした。あくまで伊藤さんの経験だそうですが、ベストセラーがでるには絶対的に著者がコミットしなければいけません。

編集者とは著者に「本を書くことの優先順位をあげさせる仕事」ともおっしゃっていました。

著者は普段本業が忙しかったり、書き慣れていなくて表現が下手だったりして、他のライターに書いてもらいたい人もいるそうですが、伊藤さんいわく「そんなことは関係ない」と。

著者が書くこと売ること含めて、どれだけ苦労したかが如実に部数につながってくるのです。(きれいごとではありません)

ツイッター1万人フォロワーを目指せ!

次はツイッターです。今の時代、書店だけでベストセラーはそんな簡単ではありません

面白い本は他にもたくさんありますし、本以外の娯楽もたくさんあります(NetflixやYoutuberなど)。

その中でいかに売れ「やすく」するのか。それは自分自身でファンコミュニティを作ることです。

著者になれる人は、著者になろうとしてなるのではなく、なるべくしてなると思っています。(個人的にはこれは経営者になれる人も同じだと思っています)

なぜなら本業や趣味でとてつもない何か面白いことや価値あることを発見できたからです。

しかし発見できたからといって、それを広める方法を知ってるわけではありません。それを調べる中で、出版や起業に結果的にたどりつくと思います。

ただ、今の時代は出版しなくてもSNSでも広めることができます。自分の発見したことが価値のあることなのか、試してみるという意味でもSNSを利用することができます。

もし価値があればそこにファンがつくはずです。ツイッターならフォロワーとして、Youtuberならチャンネル登録者数として。

伊藤さんいわく、ツイッターの場合このフォロワー数が5-10万エンゲージが高いなら4万フォロワーがベストですが、まずは1万フォロワーを目指すのがいいとのことでした。(こちらのインタビュー記事でも同じように書かれています。)

そのためにやることは例えば以下です。

1、1日に45分おきに30ツイートを目安にする
2、バズったツイートの型(文法など)を真似してみる
3、1万人以上フォロワーがいるアカウントに取り上げてもらう

もちろん1日30ツイートできない日もある思いますが、その場合は1週間や1か月の総量で考えてみるのがいいです。(例、1日30ツイートx7日間=210ツイートを1週間内に行う)

2番は当然ですがバズったツイートをそのまま使ったらだめです笑。でも「型」は必ずあります。僕みたいな素人でもわかるのは、例えば、箇条書きでRT・いいねが多いのは本当によく見ます。

本業や趣味で何か価値あるものを発見した人なら3番は簡単だと思います。なぜなら類友で周りにも同じような人がいて、すでにフォロワー1万人以上いる可能性があり、普段リアルで会っていて頼みやすいからです。

もしくは単純に1万人以上フォロワーアカウントの人がされてうれしいこと(例えばその人の本のレビューを書く)をするのが良いと思います。

ツイッターとnoteをシナジーさせろ!

ただツイッターだけではバズったとしてもフォロワーが増えない場合もたくさんあります。単純にツイッターの140字だけではその人が何者なのか分かりづらいからです。

ではどうしたらいいかというと、長文メディア≒ブログです。noteなんかはその代表例ですよね。

伊藤さんいわく、どんなにツイッターのツイートが弱くても、noteで一発良い記事がだせればツイッターのフォロワーが自然と増えていくとのことでした。

「1日30ツイート」も、「note1記事」を書いて、その内容を30ツイートにわければいいのです。

書くことに慣れない人はこれを読め!

最後に伊藤さんにおススメされた本を紹介します。

あと僕みたいな論文っぽい堅い文章を書いてしまう人には以下2冊もおすすめとのことでした。

その他、音声メディアの行く末や、伊藤さんの今後の話など、あっという間に時間がすぎたとても楽しいミーティングでした。ここから僕も頑張ってこれらをやってみたいと思います。伊藤さんありがとうございました!

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