『このファン』CGWORLD掲載のお知らせと、とあるゲームクリエイターの話
初めましてこんにちは!
サムザップでアニメーターやってます安部です。
あべしと呼ばれる宿命です。
夢中で働いてたら7年経ちました。早いものです。
サムザップはいいぞ。
運用系のアプリゲームだとエンディングのスタッフロールという概念がない分、どんな人が開発に携わっているのか伝わりづらいかと思いますが、そんな中ゲームクリエイターにとって開発したゲームへの熱量を伝えられる機会としてありがたいのがインタビューです。
そして!なんと!今回は!
CGWORLDさんに「この素晴らしい世界に祝福を!
ファンタスティックデイズ」のクリエイティブ特集記事を書いていただけました〜!(CGWORLD vol.263掲載です!)
開発秘話や、こだわりポイントなどアートディレクターの辻本さん、アニメーション統括の和田さん、Live2Dスーパーバイザーの西根さんといった豪華メンバーと共に、当初のインタビュー予定時間を大幅に超えて(?)語り尽した記事に仕上げていただいているので、チェックいただけますと幸いです!
CGWORLDさんの方では、技術的な観点でお話させていただいていたので、ここでは私個人のお話と、仕事環境的なお話を少し。
私自身、初めてLive2Dに触れたのは8年ほど前で、前職でカジュアルゲームを開発していた頃まで遡ります。
その頃は某有名ゲームのシリーズに初めてLive2Dが搭載され、発売した直後でした。
「"推しが動く"という尊さに勝るものなし…」
Live2Dに興味をもったきっかけは、この一言に尽きます。
特にイラストレーター目線でSDなどのデフォルメされたものではない絵がそのまま動くという当時の感動は物凄かったのです。
そこで開発中のカジュアルゲームにどうにか実装できないかと、Live2D技術を勉強しながら実装を試みるも、その当時まだSDKなどはなく開発が難航し、残念ながら世に出ることなく頓挫してしまいました。
サムザップに入った後も、私はイラストレーターやアートディレクターでプロジェクトに参画していたので、アニメーターさんのお仕事かっこいいな〜〜という想いを抱きながらも絵を描く仕事に夢中でジョブチェンをする発想には至らず。
SGEの開発共有会(不定期で行われるグループ内だけのノウハウ共有会的なもの)で、Live2Dの制作についてお話しされていた時も、Live2D良いな〜またきちんと取り組んでみたいな〜という思いが芽生えたものの、サムザップとLive2Dのご縁は残念ながらなく、数年が経っていきました…。
しかし人生何がどうなるか本当わからぬものですね。
巡ってきたんですよ、チャンスが。
「このファン」でLive2Dを採用。しかもプロジェクトメンバーを決めるにあたり、立候補(もちろん異動の際は上長やディレクターとの相談は必要ですが)もOKとのこと。
絶対失敗できないプロジェクトで、過去に少しLive2Dやっていた程度のペーペーが何を…という気持ちを振り払い、相当気持ち悪い感じで「この作品大好きです!Live2Dで参画したい!絶対頑張るので!!」と必死にアピール。
参画面談で人事の方や、アニメーター統括に「聞き間違いかと思いましたよ(笑)」と言われるもめげない。こっちはめっちゃマジ。大マジ。
そんな熱意も伝わってか、ありがたくもプロジェクト参画が決まり、Live2Dを担当できることに!
しかし安心したのも束の間、実際仕事を始めるとLive2D進化しすぎて全然わからない!アニメーションってどうやって考えるもの?!良し悪しとは?!わからないことだらけ。でもこれがまためちゃくちゃ楽しい!
サムザップでそこそこ長く勤め続けてきたことにより、そつなく何でもこなすお局感が出てきた頃合での挑戦は非常に新鮮でやりがいの塊でした。
結果的に沢山の方の助けもあって、「このファン」の生き生きと動くLive2Dアニメーションが完成。無事にリリース出来て本当によかったです。
未プレイでしたらぜひプレイしてみてください!
ストーリーすっごく楽しめるので!
「大変だけど仕事が楽しい」って思えるのって、本当にありがたいことだなあと。サイバーエージェントの文化と、サムザップ独自の雰囲気も相まって、好奇心旺盛な私にとってはとてもありがたい職場環境です。
今後は絵を描くこととアニメーションの知識を生かして、ゲーム内のキャラクターをもっと魅力的に見せる技術を磨いていきたいと考えています。
あと、「楽しく作ったものは作品を通してユーザーに届くもの」という持論があるので、これからも楽しみながらものづくりし続けようと思います!
運用も新規も、良いもの届けるので楽しみに待っててください!
仕事がマンネリ化してきたな〜という人にこのエピソードが少しでも活力になれば嬉しいです。
最後にこのファンでの私の最推しミーアちゃんを布教しておきますね。
貪欲精神忘れるべからず!
©2019 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/映画このすば製作委員会 ©Sumzap, Inc.
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