小筆エル

日記を綴る大学生。 ショウペンハウエルと名乗る不審者。 物語もついでのように綴る。

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記事一覧

日記かは別として 26

どうも。着脱可能です。夏冬春秋です。 何がでしょうか。 皆さんはフランツ・カフカの『変身』という作品をご存知でしょうか。博学才穎、隴西出身の皆さんであるならばも…

小筆エル
2年前
5

せんなき日記 25

どうも。服のレパートリーがない夏冬春秋です。 いやあ、服のレパートリーが少ない少ない。マジで同じ服しか来てない。ここまで来るともうファッションセンス云々よりも、…

小筆エル
2年前
3

日記がいいなら日記でいいよ 24

どうも。夏冬春秋です。連投です。絶対に肩を壊さないという自負があります。 大学1回生である私ですが、先日なぜか親戚一同からお年玉をいただきました。全くありがたい…

小筆エル
2年前
4

日記かつ日記 23

まじあけおめって感じです。近頃なんだか充実している夏冬春秋です。嘘です。そこまで充実してないです。 年々、「年越したなぁ」感が薄れており、そのうち花鳥風月のいず…

小筆エル
2年前
3

便乗して私の恋愛でも語ろうか。需要などないがそれでも語る。

小筆エル
2年前
4

日記は本当に 22

どうも。夏冬春秋です。 何だか久しぶりな気がしますね。まったくもって杞憂ではなくて、完全にマジで久々に投稿しているというわけなのですが、気がつけば一月近く投稿を…

小筆エル
2年前
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おしりを殴る

小筆エル
2年前
2

日記ばかり 21

どうも。夏冬春秋です。 近頃どうやら私、病み始めてるようです。病んでるやつとかあんま好きじゃないな〜とかなんとか普段から言ってるんですが、病みました。物の見事に…

小筆エル
2年前
5

作品公開/『カバさん』

どうも。夏冬春秋です。 またも作品を公開させて頂きました。こと今回の作品に関しては小説と呼ぶにはややおこがましいのですが、小説以外の呼び方が浅学ゆえにわっかんな…

小筆エル
2年前
4

『カバさん』

 さて、眼前にカバさんがいる。目算、六メートルほどの距離に。それも登山道で。  眼前にカバさんがいる。ついさっき、横の草むらからまるで野生ポケモンかのように飛び…

小筆エル
2年前
4

日記とともにあれ 20

どうも。夏冬春秋です。 さあ!!今回は記念すべき20回目の投稿です。 だからと言って何かあるわけじゃありません!残念でした!!! 皆さんはお芝居、つまるところ舞台…

小筆エル
2年前
4

日記とおぼしき 19

どうも。夏冬春秋です。 頭悪いんじゃないかってぐらい暑かったですね今日はまったく。ふざけるのも大概にしろ。 本日は大学の対面授業開始1日目ということで、えらく気…

小筆エル
2年前
5

寝れないことってたまにありますよね。
今です。それ。

小筆エル
2年前

日記ですか 18

どうも。夏冬春秋です。 日記もいよいよ18回目ともなりまして、20回という記念すべき投稿も間近に控えた今日このごろ。皆様はいかがお過ごしでしょうか。 どうせ対したこ…

小筆エル
2年前
4

作品公開/『学と信仰』

どうも。夏冬春秋です。 きのう公開された『学と信仰』という作品、もう読んでいただけましたでしょうか?またもやなんとも気色の悪い話を書いてしまいましたが、あくまで…

小筆エル
2年前
2

『学と信仰』

 そこは山奥であった。ただ見渡すばかりの緑が茫々と生えており、身動きさえとりにくいような場所だった。入山してよりしばらく経つ。もう空は私の澱のようによどんでいる…

小筆エル
2年前
4
日記かは別として    26

日記かは別として 26

どうも。着脱可能です。夏冬春秋です。

何がでしょうか。

皆さんはフランツ・カフカの『変身』という作品をご存知でしょうか。博学才穎、隴西出身の皆さんであるならばもちろんのことでしょう。というか割と人口に膾炙してると思います。

簡単に説明しますと、「朝起きたらデカ虫になっちゃった!」という話です。

ネタバレになりかねないのでこれ以上は控えますが、我々人間たるもの「朝起きたら○○になっている」と

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せんなき日記    25

せんなき日記 25

どうも。服のレパートリーがない夏冬春秋です。

いやあ、服のレパートリーが少ない少ない。マジで同じ服しか来てない。ここまで来るともうファッションセンス云々よりも、衛生管理云々について話した方がいいレベルで服が全くない。

このあいだ、友人に「お前10月で止まってんの?」と言われるぐらいには季節感も無ければ服もないので本当に困ってる。助けてください。

さて、本題はそんなことではなくて。

皆さんは

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日記がいいなら日記でいいよ   24

日記がいいなら日記でいいよ 24

どうも。夏冬春秋です。連投です。絶対に肩を壊さないという自負があります。

大学1回生である私ですが、先日なぜか親戚一同からお年玉をいただきました。全くありがたい話ですね。大学生にもなってまだお年玉をいただけるなんてね。まったくね。

いや〜、8万も。

正直言っていまだに整理がついていません。困ってます。というのも私アルバイトをしてまして、まあなんというか、お金は確保できるわけですよ自力でね。た

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日記かつ日記   23

日記かつ日記 23

まじあけおめって感じです。近頃なんだか充実している夏冬春秋です。嘘です。そこまで充実してないです。

年々、「年越したなぁ」感が薄れており、そのうち花鳥風月のいずれも愛でることの出来ない感情スカスカ人間になってしまうのではないかと、心配しています。

マジ無用です。

三賀日も終わり、本日は1月4日。世間的にはカスの日です。一通り三賀日で燃え尽きたあとの惰性でのみ動く日です。

やっぱり皆さんとし

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便乗して私の恋愛でも語ろうか。需要などないがそれでも語る。

日記は本当に  22

日記は本当に 22

どうも。夏冬春秋です。

何だか久しぶりな気がしますね。まったくもって杞憂ではなくて、完全にマジで久々に投稿しているというわけなのですが、気がつけば一月近く投稿をぶん投げていて、全く何をしていたのやら状態ですね。

という書き出しをかれこれ3、4回ほど繰り返しておりましてですね…………。もはや反省してないっていうか、反省感出してたら面白いかなみたいなところも若干ありまして………………。

なのでね

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日記ばかり  21

日記ばかり 21

どうも。夏冬春秋です。

近頃どうやら私、病み始めてるようです。病んでるやつとかあんま好きじゃないな〜とかなんとか普段から言ってるんですが、病みました。物の見事に。

ミイラ取りがミイラになる的な。野口英世が黄熱病になる的な。そういった匂いがかなりします。

ま、今日はヒトカラいって全部とっぱらって来ましたので、もう大丈夫なんですよね!!!

ちなみに全力少年は歌ってません!!!!

明日は5時起

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作品公開/『カバさん』

どうも。夏冬春秋です。

またも作品を公開させて頂きました。こと今回の作品に関しては小説と呼ぶにはややおこがましいのですが、小説以外の呼び方が浅学ゆえにわっかんないので、そういうことにします。

テンポ良い朗読向けの作品として書きましたので、皆さんも声に出して読んでみてはどうでしょうか。

では。

『カバさん』

 さて、眼前にカバさんがいる。目算、六メートルほどの距離に。それも登山道で。
 眼前にカバさんがいる。ついさっき、横の草むらからまるで野生ポケモンかのように飛び出して以来、そのつぶらな両の眼でずっと私を見つめている。
 完全にカバさんがいる。百人に聞けば百人がこれはカバさんだと言うようないっそあからさまなカバさんで、ベヒーモスでもなければポケモンでもないあのカバさんが、加波山で出た。シンパシー。

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日記とともにあれ  20

日記とともにあれ 20

どうも。夏冬春秋です。

さあ!!今回は記念すべき20回目の投稿です。

だからと言って何かあるわけじゃありません!残念でした!!!

皆さんはお芝居、つまるところ舞台演劇を観た経験はありますか?あるいは実際に演じた経験とかは?

大抵の方は「ない」と、こう仰ることかと思います。そりゃそうでしょうよ。私も幼い頃から触れる経験がなければ興味を持つことすらなかったと思います。

こういう芸術って、原体

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日記とおぼしき  19

日記とおぼしき 19

どうも。夏冬春秋です。

頭悪いんじゃないかってぐらい暑かったですね今日はまったく。ふざけるのも大概にしろ。

本日は大学の対面授業開始1日目ということで、えらく気合いを入れて家を出てきました。家出た瞬間に「シャッ!!」とほぼ野生動物みたいな声を出したところ、近所の人からほぼ野生動物を見るかのような目を向けられました。気合いはそこで全部そがれました。

大学に着いて思ったことというと、人多すぎ。

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寝れないことってたまにありますよね。
今です。それ。

日記ですか  18

日記ですか 18

どうも。夏冬春秋です。

日記もいよいよ18回目ともなりまして、20回という記念すべき投稿も間近に控えた今日このごろ。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

どうせ対したことしてないと思います。

となんとか言っておりますが、それはむしろ私のことでありまして、マァジで何にもしてない。今日。なんなんだ。今日という日は。おしまいだよおしまい。ダメだろ。なんかなきゃ。

ということでして、日記を書いてはおり

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作品公開/『学と信仰』

どうも。夏冬春秋です。

きのう公開された『学と信仰』という作品、もう読んでいただけましたでしょうか?またもやなんとも気色の悪い話を書いてしまいましたが、あくまで笑い話として読んでくださると嬉しいです。

1部の方はお気づきのことやもしれませんが、元ネタは宇治拾遺物語のお話から取材したものです。が、かなり違う内容になっていますので、読み終えた後にでも、元ネタの方も読んでいただきたいですね。

これ

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『学と信仰』

 そこは山奥であった。ただ見渡すばかりの緑が茫々と生えており、身動きさえとりにくいような場所だった。入山してよりしばらく経つ。もう空は私の澱のようによどんでいる。嗚呼、東西南北すらも分からない。
 背の高い草をかき分けかき分け、どうにか歩を進めるとむしろ殺風景とも言えるこの草原に、小さな寺がぽつんと建っていた。寺の周りは草が刈り取られている。
「どなたかいらっしゃるか」
 そう問うてみると、はい、

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