見出し画像

自然のリズムを無視した暮らし

土用の丑の日って何の日?

『土用の丑の日』ってこの時期になるとどこからともなく聞こえてきたり、目にとまりますね。
ウナギの蒲焼きの広告と共に笑。

『土用』とは「季節の変わり目の約18日間」のこと本来は夏だけではなく、立春・立夏・立秋・立冬の直前に、年4回あります。古代中国の春秋時代の陰陽五行説では、万物は「木・火・土・金・水」の5種類の元素に成り立つという思想から、五行を、春・夏・秋・冬の四季それぞれに割りあてていました。

しかし春を「木」、夏を「火」、秋を「金」、冬を「水」と割りあてると、陰陽五行説の「土」がどこにも分類されないことになってしまいます。そこで、季節の変わり目である立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間に「土」をあてはめ、それぞれ「土用」と呼ぶようになったそうです。

 十二支は年にもありますが、1日にもあり、12日ごとに繰り返されます。すると約18日間の土用の期間中に、丑の日が1~2回発生します。これが土用の丑の日。
日本では丑の日を特別な日とする習慣があって、特に梅雨が明けて本格的に暑くなる、夏の土用の丑の日は、重要な日とされていました。

真夏の公園⛲️

『土用の間は畑に入らない』『土をいじらない』という言い伝えがあるようですが、それは何故でしょうか。

それは季節の変わり目は体調を崩しやすい時であるからゆっくりのんびり過ごした方が後々ラクに動けるからという知恵によるもの。
昔の人は自然のリズムに逆らわず、それに沿って健やかに生きるすべを体験から学んでいたんですね。

いつもいつもフルスロットルでなくてよい

現代の暮らしとはこの自然のリズムをいかに無視して、毎日同じパフォーマンス、それも最大限に出せるか?が問われています。
それは身体にとってはとても酷なことです。
一年の中に、季節の中に、一日の中に
身体にとっての自然なリズムがあり、それに沿ってこそ元気な身体が保たれる、というのが本来の姿です。
いい動きができなかった時、それは身体が休めのサインを出しているのかもしれません。
現在の暮らしはなかなかゆっくり休みにくい社会で、大人も子供も毎日忙しく、季節を感じるゆとりもなく、そしてじわじわと不調になる…という流れになることが多いですが、これも『仕方ない』で終わらせてよいことなのかな、と思うのです。

頭も心も休ませ、労わる時間を

まずは時間の使い方、食事、睡眠…等、いろんな角度から今【できること】【やめること】を自分なりに見直すことかなと思います。
食事によって、出せるエネルギーは変わってきます。ちょっとした知識とその実践でゆっくり身体は本来の姿に近づくことができます。
と言いつつ、私も休み下手で💦
ちゃんと頭も身体もオフ✨✨の時間を確保したいと思います🤣

Instagramでも日常や鉄ミネラルのことも綴っています。よかったらどうぞ♪
エネルギーって何が変わるの?
気になったあなたは『鉄ミネラルおはなし会』の扉を開けてみましょう😆❣️

@keiblueskyのリンクはこちら💁‍♀️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?