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通り過ぎたものたち

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お酒と恋愛と友情とひとりごと。 切ない思い出がいつくかある人とは仲良くなれそうです。
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#恋愛

あのあえぎ声は風にのって

向かいの保育園は、週末は静かだ。 園児が壁に描いたのだろうか、カラフルないも虫のような何…

すみれ
4年前
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溶かした春の涙

1分、1時間、1日と、時間は確実に過ぎ去っていく。 私を押し流すように、何かから引き離すよう…

すみれ
4年前
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星の落ちない透明な夜

恋愛で朝まで一睡もできなかったのは人生で3回目だ。 耳の奥で異質な音を感じる。頭と身体が…

すみれ
4年前
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現在(いま)を生きる犬

---------------------------------------------------------- 「私にずっと覚えていて欲しい…

すみれ
4年前
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夏のおとしもの

10,000キロとすこし。 今はこんなに密着しているこの肌、指先、足先、このくちびる、この粘膜…

すみれ
4年前
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虹色のハムスター

バルセロナの路地裏の、なんだかよくわからないお土産物をたくさん売っている露店を思い出して…

すみれ
5年前
10

深夜3時のひまわり

深夜3時、夏前の水分を多く含んだ空気の中、1分以上の道のりを歩くことはできそうにない荷物と幾つもの花束を手にして、タクシーに乗った。雨は細かいシャワーのように落ち、視界を曇らせては夢のように景色を霞ませる。雨で濡れた道路は車のヘッドライトや信号を反射して、その時間が普段もつ光以上に街は明るかった。 私の手元には、今後の人生を一時かもしれないが少しだけ左右する手紙が握られている。 2ヶ月ほど前に恋人に手渡した淡い青のレターセットとおそらく対となる淡いピンク色のレターセットをわ

恋愛は人を弱くするのか、それとも横浜にあっさり馴染むのか

横浜という街は残酷だ キラキラと輝いた夜景を背景にして堂々とデートを楽しむ街を残酷だと思…

すみれ
5年前
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スミノフを外で飲む季節にはいつも

寒さが緩むこの時期から 私はスミノフの瓶を手にとって この甘ったるい液体を楽しむ ぬるくな…

すみれ
5年前
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あの風に名前をやりたい

私は風が光る瞬間を見たことがある。 海辺を歩きながら振り返った時に、カモメがはたはたと空…

すみれ
6年前
10

不自然な友人関係とフローズンマルガリータ

私は男友達がほとんどいない。 好意を抱かない異性とわざわざ会おうと思うことがない。 好き好…

すみれ
6年前
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BAR すがはら:マイアミ

結構忘れられない男の話をする。 あなたをイメージしたカクテルです、と記憶が正しければバー…

すみれ
6年前
10

人間関係:half and half

いいことも悪いことも、二人で分け合える。 いいことも悪いことも、どちらも同じく起こる。 美…

すみれ
6年前
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