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# エッセイ

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2021年1月の記事一覧

【僕は昔より変わってしまった】

【僕は昔より変わってしまった】

そういえば僕は昔、とても大人しい子供で社交的ではなく物事は悲観的に考える子供だった。

当時の僕は、極度な人見知りがあって、そのなごりは今も残っていて、人と目を合わせる事が上手く出来ない。まあ意識していないと基本的に相手の顔に視線が向かない。

先生と話をしている時に「あの子黒板を見て喋ってる」って、同じクラスの子に、からかわれ笑われるくらい。何処を見て話してるのか分からない奴。

そんな僕にも友

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自分で作った"見下した"世界に落ちた友人。

自分で作った"見下した"世界に落ちた友人。

『シャーシャー』と、蝉の声が聞こえる。

夏の暑い日に、汗を流しながら、
「あの仕事には就きたくはないな〜」と、僕の隣に居た友人は呟いていた。さっき見た、工事現場の人を思い出して言っているのだろう。

友人は今、法律の勉強をしていて、
将来は個人で、自分の事務所を持ちたいと夢見て、今日もさっき、喫茶店で、少し勉強していたところだ。

そんな友人からしてみれば、
こんな真夏に、外で働く人の事を見て、

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終わりが迫ってくる感覚

終わりが迫ってくる感覚

小さい頃、とてつもなく死ぬことが怖かった。

生まれて間もない奴が、無縁に近いほど遠い将来のことに怯えていた。本物の馬鹿だと思う。

(なんで死ぬのに、生まれて来たんだろう。)たまに想像するだけで、死の恐怖が迫ってくる。

生きるには理由があると考えたかったけど、考えても自分にはそんな理由もないと思うし。

なんの理由も無いくせに
死ぬ時は「苦しい」って認識をしていた。

「地獄だろ...」

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可愛い人を好きになる彼。

可愛い人を好きになる彼。

「好き」の感情を履き違えてると思う友達がいた。

その日、僕は彼の家に向かっていた。
始めはカラオケに行こうと、決めていたのに「今日はダラダラしたい」と彼が言い出して、急遽、家でのんびりする事に決めた。

「コーヒーが飲みたい」と彼が言う。彼の家に向かうまでの途中。商店街の中にあるチェーン店の喫茶店に寄った。

頼んだアイスコーヒー。甘くないと僕は飲めないから、ガムシロップと砂糖を入れる。

「甘

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【付き合ったら冷める体質】

【付き合ったら冷める体質】

僕は恋愛体質では無い、と思う。

人を好きになった事は滅多に無いし、人より恋愛経験が少ない。ドキドキを味わう事がない。確かに味わった事はあるけど、ずっとその状態が続いたことがない。

「この人の事好きだな」って、僕は思っていたはずなのに。いざ付き合ってみた時。その瞬間、なぜか気持ちがスッと落ち着いてしまって。冷静になり。なんだか好きなのかどうかすら怪しくなる。

嫌いになったわけではないけど。安心

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