すま/ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)/ミニマムな暮らし

大学にて精神保健福祉を学び、精神保健福祉士を取得。 卒業後の進路を迷いつつ、精神科病院…

すま/ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)/ミニマムな暮らし

大学にて精神保健福祉を学び、精神保健福祉士を取得。 卒業後の進路を迷いつつ、精神科病院に入職し、この世界に飛び込んだ。 はや10数年。現在は活動の場を障害福祉サービスを提供する事業所に移して、現在も活動中の30代。 この仕事の影響か、ミニマムな暮らしにも魅力を感じ目指している。

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記事一覧

旅は社会資源を活用するトレーニングになる。ミニマムにして出かけよう。

こんにちは、すまです。 今日は少し精神保健福祉の話題から外れてるかもしれませことけども、文章を書いてみました。 前の記事で学会へ参加してきた話をしましたが、開催…

精神保健福祉士の全国大会・学術集会へ参加してきました。

年に1度行われる精神保健福祉士全国大会・学術集会に今年も参加してきました。 今年は兵庫県姫路。姫路城に見守られながら2日間、大先輩から現在各地で様々な実践を行って…

3連休が珍しく3連休の予定だったものの、1日はシフト変更で急遽仕事に..。
あとはふらっと生活圏から離れて過ごしました。沢山食べて、歩いて、日差しを浴びて、汗をかく。
身体が機能してることに感謝し、明日からまた仕事頑張ろうと思います。雨予報だったが晴れた。奇跡のようでした。

左手から学ぶ身体に備わっているレジリエンスの力。

こんばんは、すまです。 タイトルにも書いたレジリエンスということについて自分の身体の一部を通して染み染みと体験できたことを今日はシェアします。 ちなみに、初めて…

【社会資源?】にも包括(精神障害にも対応した地域包括システム)の構築について

こんにちは。すまです。 今日は、つまみ食い程度の話題提供ですが、「にも包括」というキーワードについて簡単に話したいと思います。 「何それ?」って感じですよね。 …

教科書の世界から、働いてみて気づくこと。一人の精神保健福祉士の体験から。」

こんにちは、すまです。 いつもご覧いただきありがとうございます。 今日は「教科書の世界から、働いてみて気づくこと」と題して少しシェアします。 精神保健福祉士を取…

(精神科)長期入院を肌で感じ、社会の課題に向き合う今の環境についてちょびっと語ってみる。

こんばんは、すまです。 いつも見てくださってありがとうございます。 入所施設(生活訓練)での生活支援員になって約3年。 わたしは今、利用希望があったところから入所…

医療、福祉施設でのお昼の過ごし方の一例

こんばんは、すまです。 福祉の現場のあるあるじゃないかと思っているんですが、昼休みは半分仕事時間という話をしたいと思います。 福祉(だけでなく、病院もそうだと思…

支援する立場にとって、好敵手「タバコ」

こんにちは。 すまです。 患者さんや利用者さんを支援させていただく際に意外な好敵手がいます。 それが「タバコ」です。 統計をとったことはありませんが、若者の飲酒や…

【社会資源】短期入所(ショートステイ)

こんにちは、すまです。 世の中は3連休の中日。お盆で帰省する方もいらっしゃいますかね。 すまは完全シフト制なので、お休みは今日だけ。連休感は全くないですが笑 さ…

精神科における治療の3本柱と精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)が関われること

わたしが精神科病院で働いていた時に、現場や勉強のために読み漁った書籍で繰り返し言われてきたものです。 最近の医学的なトレンドについては疎くなってきていますが、お…

新人職員が与えてくれること

今日はお休みのすまです。 昨日は署内会議にケース会議が続き1日会議で終わりました。 インプットもアウトプットも多い1日でしたので今日で、頭をスッキリさせて明日また…

【社会資源】家族会

皆さんこんにちは、すまです。 今日もご覧いただきありがとうございます。 今日は「家族会」について紹介したいと思います。 「家族会」は全国様々なところで運営されてい…

すまnote記事ビューTOP3

いつも、読んでくださる皆さんありがとうございます。 先月末にnoteに記事を投稿するようになって1周年を迎えました。(現在1年1ヶ月目です笑) そこで、前回までに投稿し…

人のお金とも向き合うソーシャルワーカーという仕事。

私たちソーシャルワーカーがアプローチをかける「生活」というやつを構成する要素は広い。一生をかけて勉強したとしても、その全てを網羅できない領域です。 加えて社会制…

noteを始めて1年が経ちました。

おはようございます。 すまです。 いつもわたしの記事を読んでくださる皆さん、ありがとうございます。 わたしもすっかり忘れていたのですが、noteに初投稿したのが1年前…

旅は社会資源を活用するトレーニングになる。ミニマムにして出かけよう。

こんにちは、すまです。 今日は少し精神保健福祉の話題から外れてるかもしれませことけども、文章を書いてみました。 前の記事で学会へ参加してきた話をしましたが、開催地が遠方の他県でしたので学会中はホテルに滞在していました。 せっかくなので夏休みも兼ねて。 結果3泊の滞在でした。 宿泊数が多いと悩みの一つは荷物ですよね。 主には衣類が増えますよね。 特にちょうど先週から今週にかけて、季節の変わり目を感じる気候で、持ち込む衣類のチョイスが難しい。 調整できるようにと考えてしまう

精神保健福祉士の全国大会・学術集会へ参加してきました。

年に1度行われる精神保健福祉士全国大会・学術集会に今年も参加してきました。 今年は兵庫県姫路。姫路城に見守られながら2日間、大先輩から現在各地で様々な実践を行っている仲間の発表などを聞いてきました。 2日目の午後は市民講座としても毎年プログラムが毎年組み込まれるのですが、今回のゲストはnote界隈ではとても有名であろう岸田奈美さんが講演をしてくださいました。 岸田さんのnoteはこちら。 そんなことを言いつつ、わたしは無知な人間でして実は、岸田さんを存じ上げていませんで

3連休が珍しく3連休の予定だったものの、1日はシフト変更で急遽仕事に..。 あとはふらっと生活圏から離れて過ごしました。沢山食べて、歩いて、日差しを浴びて、汗をかく。 身体が機能してることに感謝し、明日からまた仕事頑張ろうと思います。雨予報だったが晴れた。奇跡のようでした。

左手から学ぶ身体に備わっているレジリエンスの力。

こんばんは、すまです。 タイトルにも書いたレジリエンスということについて自分の身体の一部を通して染み染みと体験できたことを今日はシェアします。 ちなみに、初めてこの言葉を聞くよという方もいるかもしれませんので。 Google検索したらAIさんがまとめてくれたレジリエンスの概要は となります。 精神保健福祉士の教科書でよく視点の代表例として登場するのは「ストレングス」でした。 今は分かりませんが、当時は「レジリエンス」については載ってなかったと思います。 すまがこの言

【社会資源?】にも包括(精神障害にも対応した地域包括システム)の構築について

こんにちは。すまです。 今日は、つまみ食い程度の話題提供ですが、「にも包括」というキーワードについて簡単に話したいと思います。 「何それ?」って感じですよね。 すまも専門職でありながらお恥ずかしい限りでほんの数年前は、そのリアクションをとっていた側です。 正式名称は「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」と言われています。 これは、元々は高齢分野において団塊世代が75歳を迎える2025年を目処に重度の要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最後まで

教科書の世界から、働いてみて気づくこと。一人の精神保健福祉士の体験から。」

こんにちは、すまです。 いつもご覧いただきありがとうございます。 今日は「教科書の世界から、働いてみて気づくこと」と題して少しシェアします。 精神保健福祉士を取得する際、精神保健福祉の分野に関する知識は学校でまず勉強します。適切な表現ではないかもしれませんが医療、福祉、心理学などを広く浅く学びます。 実体験として精神保健福祉士として働くために役立つ知識や技術は、現場に出て初めて分かることが殆どです。 社会人としてこの精神保健福祉の分野に従事した当初は、学校で勉強したこ

(精神科)長期入院を肌で感じ、社会の課題に向き合う今の環境についてちょびっと語ってみる。

こんばんは、すまです。 いつも見てくださってありがとうございます。 入所施設(生活訓練)での生活支援員になって約3年。 わたしは今、利用希望があったところから入所するまでの間のプロセスを調整する窓口を担っています。 病院時代と比べて、利用相談自体は正直そう多くはありません。 すまの施設では希望者の大半は精神科に入院している患者さんになります。 その方達のこれまでの生活歴や治療歴を聞く機会があるのですが、割合1年以上、入院している方の相談が多い印象です。 精神科において日

医療、福祉施設でのお昼の過ごし方の一例

こんばんは、すまです。 福祉の現場のあるあるじゃないかと思っているんですが、昼休みは半分仕事時間という話をしたいと思います。 福祉(だけでなく、病院もそうだと思うのですが)の現場では基本的に営業時間内には利用者さんが多かれ少なかれいます。 利用者さんがいる以上は、職員が事業所において無人になるということは基本的にはありません。 また、福祉の現場ではおそらく、それほど多くの職員がいるわけではありません。 よくドラマとかでお昼休憩に公園でランチをしていたり、近くの定食屋さん

支援する立場にとって、好敵手「タバコ」

こんにちは。 すまです。 患者さんや利用者さんを支援させていただく際に意外な好敵手がいます。 それが「タバコ」です。 統計をとったことはありませんが、若者の飲酒や喫煙離れが進む中でも、当事者の中には喫煙習慣のある方が割合いるように思います。 タバコを吸う方からよく聞くのは、イライラを落ち着かせたり、リラックスさせたり、ストレス解消、集中力を回復させるといった目的でやめられないと聞きます。 精神疾患を抱える方においては、発症前から含めてストレスが何らかの発症の要因だった

【社会資源】短期入所(ショートステイ)

こんにちは、すまです。 世の中は3連休の中日。お盆で帰省する方もいらっしゃいますかね。 すまは完全シフト制なので、お休みは今日だけ。連休感は全くないですが笑 さて、こうした年末年始やGW、お盆などの時期に活用の機会があるサービスとして今日は障害福祉サービスの一つにある「短期入所」事業のご紹介です。 短期入所よりはショートステイという呼び名の方が馴染みがあるかもしれません。 介護保険のサービスにもショートステイはありますが、今日のお話は障害福祉サービスのショートステイで

精神科における治療の3本柱と精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)が関われること

わたしが精神科病院で働いていた時に、現場や勉強のために読み漁った書籍で繰り返し言われてきたものです。 最近の医学的なトレンドについては疎くなってきていますが、おそらく今も統合失調症などの疾患の治療について説明する際には登場する柱ではないでしょうか。 精神療法 薬物療法 リハビリテーション/心理社会的アプローチ 治療の中心というとやはり精神療法と薬物療法が一般的なイメージでしょうか。 これは精神科に限らず、治療というと先生が診察場面において対話(平たく言うと精神療法

新人職員が与えてくれること

今日はお休みのすまです。 昨日は署内会議にケース会議が続き1日会議で終わりました。 インプットもアウトプットも多い1日でしたので今日で、頭をスッキリさせて明日また頑張ろうと思います。 と、言いながら今日は担当させていただいている利用者さんがグループホームの体験入居を開始します。お見送りは出勤している同僚にお願いしましたが、どんな様子で出発して行ったのか多少は気になってしまう。 切り替えは比較的苦手な方です笑 今日は新人職員が職場に先輩にもたらせてくれる作用について個人

【社会資源】家族会

皆さんこんにちは、すまです。 今日もご覧いただきありがとうございます。 今日は「家族会」について紹介したいと思います。 「家族会」は全国様々なところで運営されています。 地域の中で当事者のご家族様が運営されている団体や医療機関が入院中や外来通院されている患者さんのご家族向けに企画し運営しているもの等、様々です。 家族会と一言で言っても、対象も様々です。 ・認知症を患った人を家族に持つご家族様 ・統合失調症や鬱病などの精神疾患を患った人を家族に持つご家族様 ・アルコールや薬

すまnote記事ビューTOP3

いつも、読んでくださる皆さんありがとうございます。 先月末にnoteに記事を投稿するようになって1周年を迎えました。(現在1年1ヶ月目です笑) そこで、前回までに投稿した記事からビュー回数の多い記事を3つ回想的な意味で紹介したいと思います。 第3位 (2023年9月19日投稿記事) 社会資源について知っていただくきっかけになるような記事をつくってアップすることがnoteを始めた一つの目的でもあったので、この記事がビュー回数としてアップした記事の中で上位になってくれている

人のお金とも向き合うソーシャルワーカーという仕事。

私たちソーシャルワーカーがアプローチをかける「生活」というやつを構成する要素は広い。一生をかけて勉強したとしても、その全てを網羅できない領域です。 加えて社会制度や仕組み。 生活に対する人々の価値観。 これらは常時アップデートされ、数年前は常識だったことが今ではそんな常識があったことも忘れてしまう厄介な代物。 ソーシャルワーカーが仕事の中で取り扱う「生活」に関する主要素は、働く職場(提供するサービス)によっても当然特徴があります。そのサービスを求めるクライエントのニーズ

noteを始めて1年が経ちました。

おはようございます。 すまです。 いつもわたしの記事を読んでくださる皆さん、ありがとうございます。 わたしもすっかり忘れていたのですが、noteに初投稿したのが1年前の昨日6月22日だったみたいです。 毎日投稿とは程遠いペースではありますが1年一定のペースで継続して1年間続けることができました。 月次な表現ですが読んでくださっている皆さんのおかげです。 時々コメントをいただけることも出てきて、そこでまた自分の無知さや気づきをいただけることもあります。 昨日の夜にふと気