すま/ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)/ミニマムな暮らし

大学にて精神保健福祉を学び、精神保健福祉士を取得。 卒業後の進路を迷いつつ、精神科病院…

すま/ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)/ミニマムな暮らし

大学にて精神保健福祉を学び、精神保健福祉士を取得。 卒業後の進路を迷いつつ、精神科病院に入職し、この世界に飛び込んだ。 はや10数年。現在は活動の場を障害福祉サービスを提供する事業所に移して、現在も活動中の30代。 この仕事の影響か、ミニマムな暮らしにも魅力を感じ目指している。

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最近の記事

新人職員が与えてくれること

今日はお休みのすまです。 昨日は署内会議にケース会議が続き1日会議で終わりました。 インプットもアウトプットも多い1日でしたので今日で、頭をスッキリさせて明日また頑張ろうと思います。 と、言いながら今日は担当させていただいている利用者さんがグループホームの体験入居を開始します。お見送りは出勤している同僚にお願いしましたが、どんな様子で出発して行ったのか多少は気になってしまう。 切り替えは比較的苦手な方です笑 今日は新人職員が職場に先輩にもたらせてくれる作用について個人

    • 【社会資源】家族会

      皆さんこんにちは、すまです。 今日もご覧いただきありがとうございます。 今日は「家族会」について紹介したいと思います。 「家族会」は全国様々なところで運営されています。 地域の中で当事者のご家族様が運営されている団体や医療機関が入院中や外来通院されている患者さんのご家族向けに企画し運営しているもの等、様々です。 家族会と一言で言っても、対象も様々です。 ・認知症を患った人を家族に持つご家族様 ・統合失調症や鬱病などの精神疾患を患った人を家族に持つご家族様 ・アルコールや薬

      • すまnote記事ビューTOP3

        いつも、読んでくださる皆さんありがとうございます。 先月末にnoteに記事を投稿するようになって1周年を迎えました。(現在1年1ヶ月目です笑) そこで、前回までに投稿した記事からビュー回数の多い記事を3つ回想的な意味で紹介したいと思います。 第3位 (2023年9月19日投稿記事) 社会資源について知っていただくきっかけになるような記事をつくってアップすることがnoteを始めた一つの目的でもあったので、この記事がビュー回数としてアップした記事の中で上位になってくれている

        • 人のお金とも向き合うソーシャルワーカーという仕事。

          私たちソーシャルワーカーがアプローチをかける「生活」というやつを構成する要素は広い。一生をかけて勉強したとしても、その全てを網羅できない領域です。 加えて社会制度や仕組み。 生活に対する人々の価値観。 これらは常時アップデートされ、数年前は常識だったことが今ではそんな常識があったことも忘れてしまう厄介な代物。 ソーシャルワーカーが仕事の中で取り扱う「生活」に関する主要素は、働く職場(提供するサービス)によっても当然特徴があります。そのサービスを求めるクライエントのニーズ

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        • 社会資源
          5本
        • 精神科デイケア特集
          3本

        記事

          noteを始めて1年が経ちました。

          おはようございます。 すまです。 いつもわたしの記事を読んでくださる皆さん、ありがとうございます。 わたしもすっかり忘れていたのですが、noteに初投稿したのが1年前の昨日6月22日だったみたいです。 毎日投稿とは程遠いペースではありますが1年一定のペースで継続して1年間続けることができました。 月次な表現ですが読んでくださっている皆さんのおかげです。 時々コメントをいただけることも出てきて、そこでまた自分の無知さや気づきをいただけることもあります。 昨日の夜にふと気

          ストーリーを紐解いていくと聴こえてくる声。

          こんにちは、すまです。 今週もあっという間に週末。 今年度の第一四半期、すまの所属する部署はやや空気が慌ただしいです。 部署というのは「人」で成り立っています。 当たり前のことではありますが、幾ら部署という箱が同じであっても構成する人が変われば、部署のカラーも変わっていきます。 部署の文化は部署という箱以上に、そこにいる「人」によって継承される、存在するとわたしは思っています。 久しぶりに、この空気を染み染みと感じる1年になりそうです。 不安もありますが、私たちの部署を

          私のストレス解消法

          皆さんは、心をリフレッシュしたり、ストレスを受け取り直せるような手札をどのくらい持っていますか? わたしは精神保健福祉士という資格を根拠に、メンタルヘルス分野の専門職として働いています。 しかしながら、この業界あるあるかもしれませんが、わたしはストレス解消に関して、とても苦手意識を持っています。 何事も第三者から見れば考え込んでいしまうようなタイプ(自分ではこれが普通だからなんとも言えないのですが…)で、ネガティブ思考を根本的には身につけて人生を進めてきました。 過去の記

          職場に応じて変化するすまの仕事グッズ、仕事ファッション

          わたしはこれまで、精神科デイケア、精神科病院の医療相談室、現在の福祉施設でソーシャルワーカーとして勤めてきました。 職場に応じて、わたしの持ち物や着るものは手放したものもあれば変化させたものもあります。逆に職場が変わってもずっと変わらないものもあります。 特にこだわりがなく使用用途が満たせれば何でもいいという人もいると思います。 一方、わたし自身はカタチから入るタイプなので、身につけるものや使うものを重宝するタイプです。 需要があるのか分かりませんが、個人的には他の人の

          職場に応じて変化するすまの仕事グッズ、仕事ファッション

          髪と日常生活と性格特性に相関するところがあるらしい?

          おはようございます。 今朝は珍しく早く目覚めることができて、ジムで少し筋トレをして、ゆっくり朝食をとり珈琲を淹れ、今PCを開いています。 それでもまだ、普段仕事に出勤するために家を出る時間にもなっていない。 朝早起きをして朝から活動すると幸福度が高い、生産的といった話をよく耳にしますが、それを体感するような1日の始まりを迎えています。 今日はGWの最終日ですが、わたしは半日午後から出勤してきます。 さて、そんな話はさておき、今日はちょっと雑談的なお話。 先日久しぶりに

          髪と日常生活と性格特性に相関するところがあるらしい?

          精神科デイケアで「すま」が学んだこと(後半)

          2023年10月3日にこんな記事を投稿していました。 後半を書いていないことを思い出しました(後半はないかもしれないと末尾に書いてはいたものの…)。 6ヶ月近くあいてしまいましたが、思い出したからには何かカタチにしてみようと思い、パソコンを立ち上げ、今書いています。 前半の記事では、以下のことについて、わたし個人として精神科デイケアで学んだことを言語化してみました。 後半では、何を言語化してみようか。 当時を回想しながら、今現在のわたしの仕事に影響を与えてくれている

          精神科デイケアで「すま」が学んだこと(後半)

          トピック:JR他、鉄道運賃の障害者割引に「精神障害」も対象拡大の一報

          JRの発表が検索では最初に出てきますが、数日前に鉄道運賃の割引対象に2025年4月1日から従来の知的障害、身体障害の方に加えて、精神障害の方を対象に拡大するニュースが出てきました。もう知っていらっしゃる方もいると思いますが、紹介します。 以下のリンクは、JRからの発表文です。 https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240411_ho04.pdf わたし、テレビや新聞をあまり観る習慣がないので、お茶の間にどのくらい広まっているのか実感

          トピック:JR他、鉄道運賃の障害者割引に「精神障害」も対象拡大の一報

          新年度を迎えると立ち戻りたくなる気持ち。生活保護ケースワーカーを描いたドラマ(カンテレ:健康で文化的な最低限度な生活)を通して。

          今日はつぶやきのような記事になります。 2024年も3ヶ月が過ぎ、この4月で年度も2024年度となりました。社会活動をする多くの組織には新入職者が今年も入社し組織として新たにスタートを切っていることと思います。 ここ数年、このシーズンになるとふと思い出すドラマがあります。 2018年に漫画家、柏木ハルコさんの漫画を実写化したドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」というが放送されていました。主演は吉岡里帆さんでした。 なかなかドラマで、しかもゴールデンの帯に福祉分野が取り

          新年度を迎えると立ち戻りたくなる気持ち。生活保護ケースワーカーを描いたドラマ(カンテレ:健康で文化的な最低限度な生活)を通して。

          「家を借りることができる」というのも当たり前ではない。

          生活訓練のサービスに携わるようになり、利用者さんの将来の住まい探しに携わることが増えてきました。 わたしが以前経験した病院のケースワーカーも居所設定を支援することはありますが、幸か不幸か、わたしが在籍していた期間には、担当していた患者さんでは施設やグループホーム、簡易宿泊所などへ退院後の生活拠点を設定することが多く、実際に賃貸アパート契約の支援などをすることがありませんでした。(同僚のケースでは、お見かけしたことがあります) しかしながら、担当させていただいた患者さんの中

          「家を借りることができる」というのも当たり前ではない。

          2023年6月22日に初投稿。 今日で3000ビュー達成。 この数字に何の意味もありませんが、わたし個人は「感謝」という意味をつけます。クリックして拝読頂き、時には「スキ」や「コメント」という一手間を与えてくださり、ありがとうございます。

          2023年6月22日に初投稿。 今日で3000ビュー達成。 この数字に何の意味もありませんが、わたし個人は「感謝」という意味をつけます。クリックして拝読頂き、時には「スキ」や「コメント」という一手間を与えてくださり、ありがとうございます。

          精神保健福祉士と心理カウンセラーの役割の違い

          私だけかもしれませんが、精神保健福祉士は自分たちが何者であるかを紹介することがちょっと苦手な気がします。 ぶっちゃけ、何をしている人なのか、よく分からなくないですか? 「話を聴く」とか「相談」というキーワードからカウンセラーと間違われることもあります。 実際のところ、医療や福祉業界に限らず、最近では様々な業界や場所で○○カウンセラーと呼ばれるような役割を担っていることが以前より増えている気がします。 なので、自然な流れなのかもしれません。 話をしたいと思っている人から

          精神保健福祉士と心理カウンセラーの役割の違い

          病院(ケースワーカー)と生活訓練の施設(生活支援員)それぞれのやりがいや適性について。

          頂いたコメントに、タイトルのようなご質問を頂きました。 ありがとうございます。 コメントいただけて光栄と思ったと同時に、「一言、二言で伝えるのは難しいな...」とリトルすまは心の中で呟きました。 ですが、こうして言語化する機会を頂いたので、少し考えてみようと思い記事にしました。 あくまで私見であることを先に述べておきます。 福祉の仕事に限らず、世の中にある仕事の多くは事業の内容や適性といった物差しだけでは計れない部分もありますし、それらは独立したものではなくて化学反応の

          病院(ケースワーカー)と生活訓練の施設(生活支援員)それぞれのやりがいや適性について。