「岩渕潤子氏は作品の定義を唯一無二であることと答えていましたが、このデジタル時代においても成り立つ考え方でしょうか?」という質問に答えました

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>岩渕潤子氏は「作品」の定義を「唯一無二であること」と答えていましたが、このデジタル時代においても成り立つ考え方でしょうか。

匿名質問サイトのマシュマロにきたこちらの質問にお答えします。

まずその岩渕潤子氏の物言いは「美術における作品の定義は」という意味に限定される〈作品〉だと思います、あくまで。
美術の場合オリジナルが作品であり、その写真や印刷物は作品では無いという事ですね。至って当たり前な理屈です。
ソレに対してミュシャのポスターやら、アンディ・ウォーホルの作品やら、ロシア・アヴァンギャルドのポスターなどを反論として挙げてる訳ですね、オタク及びオタクに媚びた極一部のオタク御用な美術史家らが。

既にTwitter上で自分が答えてますが、

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