好かれようと 気にかける

ニュービ―ニンジャヘッズです。好きな作品の二次創作小説や感想を書いていきます

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ニンジャオン4 無料公開小説にいいねありがとうございます✨✨

    • オヒガン・ブリッジ・フォーリンダウン

      ブラックドラゴンは目を開ける。 足が剥き出しの赤い土を踏んでいる。 薄い灰色の曇り空。揺らいで定まらない地平線が何処までも広がり、遮るものは何も無い。 巨大なトリイゲートが赤錆色に聳えている。 カラスガナイテモ・カエレナイ・・・ウシロノショウメン・カゴメカゴメ・・・ どこからか歌が聴こえる。 一人で歌っているのか、何人かで歌っているのか不明瞭な声で、ワラベ歌。 ニューロンが赤黒い炎の記憶を再生する。狂気しかない存在しない戦い。「俺は死んだか」自分はあの赤黒のニン

      • Bride Of BlackDragon 忍殺同人誌サンプル

        この小説は 2024年6月23日開催のニンジャスレイヤーオンリーイベント『ニンジャオン4』で発行する二次創作小説本のサンプルです。 本作は2016年に発行しましたオイラン・ナブナガ・レイジとザイバツニンジャ・ブラックドラゴンの物語の完結編となります。 本編は18禁描写があります。 2016年発行の本を再録し前後シーンをカットした 『Bride Of BlackDragon 全年齢』も発行します。 恋するわたしは狂っている そう言えるわたしは狂っていない ―死んだ人の言葉

        • 疲れているので会社に食卓レモンを持ち込み、お茶に入れて飲む。美味い。

        ニンジャオン4 無料公開小説にいいねありがとうございます✨✨

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        • ニンジャスレイヤー二次創作
          4本
        • ニンジャスレイヤー 同人誌サンプル
          1本
        • パルプアドベントカレンダー2023
          13本
        • 逆噴射小説
          35本

        記事

          空破改方 星夜大捕物 ―そらやぶりあらためかた せいやのおおとりもの―

          序 宝暦一年 師走拾壱 辰の刻。 丑寅の空、薄紙を上下に裂くが如く破れたり。 破れ目から黒い嵐の如きもの覗く。其より数多の光り物四方八方に飛来したり。此よりあやしの物、跋扈す 「や、やめてください!」 「いいから来んだ!」 山中に、百舌鳥とは違った叫び声が響く。 野良着の娘が、下卑た雰囲気の男から必死で逃れようとしていた。 男が娘の右手を掴んで引きずろうとすれば、娘は山毛欅の若木を左手で掴んで抵抗する。 「こんなシケた村ぁ出て、極楽みてえな所で一緒になろうって言って

          空破改方 星夜大捕物 ―そらやぶりあらためかた せいやのおおとりもの―

          融合阻止隊フュージョンバスター

          『こちらケイブ26。デコイ13の活動を確認。対象13の索敵に入ります』 『了解。今日こそ確保してください。もう融合深度は危険値に入っています』 ドッカアアアアン!! 盛大な爆発!悲鳴をあげ逃げ惑う人々! 「たっ助けてくれ!」「バケモノだぁ!」 パニックを起こす人々の中。強い瞳で前を見つめる少女が一人。 「早く止めなきゃ!」 「久実ちゃん!変身ピョン!」 「よーし!いっくよー!」 少女のに肩にのったふわふわのウサギ。額の宝石が光を放ち、華奢な体を包み込む。 「キ

          融合阻止隊フュージョンバスター

          スペース☆悪役令嬢

          「ビュラム星王女ゼータロシア! 貴様との婚約を破棄する!」 「まあ殿下。わたくしにご不満でも?」 「ふざけるな!たかが辺境星の王女の分際で、この銀河の中心星での傍若無人な振る舞い! そして貴様は我が最愛のプテリアを傷つけた!」 人型種族もそうでない者も煌びやかな夜会の参加者達にざわめきが広がる。 「確かにこのアルディカは文明発生地点ですが、保養地以外の価値はありませんわよ?」 「何を言うか! 田舎惑星の女は悪あがきが得意だな!」 「殿下のお隣の方、ここで仕掛けるおつもり?

          リザード/フェアリー

          雑誌発売日に本屋にダッシュしただけなのに。 「カードよこせや!」 頭上から5本の鉄パイプが落ちてくる。最悪な木曜日だ。 「ちょっと待てよ! 俺のカードじゃどうにもならないって!」 「関係ねえんだよ!」 身長が俺の胸くらいしかない痩せぎす男が喚く。 「カードありゃやりたい放題じゃねえか!」 「やりたい放題に見える⁉ 毎日10時間バイトしてる俺が? ねえ!」 下から顎を抉ろうとしたパイプが右手のビニール袋を弾いた。 青い袋が破れて茶色の表紙が落ちる。 男どもは嗤いながら、尖

          リザード/フェアリー

          凍猫案件

          「それで自殺を?」 「お気の毒ですよ。ホントに」 優しさを演出する声で男は言った。 眼前の青年が恐ろしく整った顔立ちだからだ。 細い顎に桜色の唇。澄んだ瞳に長い睫毛が伏せられている。 「うちの娘が同じ学校なんですけどねぇ、凄いそうですよ。グランドピアノ買ってもらって音大目指すとか」 なぁーん どこかで猫が鳴いている。 「袖河さんとは」 微動しなかった青年がようやく口を開いた。 「とても親しくされてたんですね」 「ええ、この会社に入ってからホントに良くして頂いて…」 男はこ

          桜屋敷に行った子は。

          「入ってみない? 桜屋敷」 イトコの美月ちゃんは言った。 もうちょいしたら六年生になる春休みだった。 『桜屋敷には近づかない』 この町の子だったらみんな知ってる。 桜屋敷は住宅街と畑の中にあった。 『景気のいい頃』やっていた旅館で、潰れて何年も経つのに建物はそのまま放置されていた。 時代劇のお城みたいなの木の門は固く閉ざされていて、周りはぐるっと高い白い壁が囲っている。その壁の上から桜の大木が枝を広げている。 春が来る度、壁の向こうからひらひらと淡い色の花びらを落とすのだ

          桜屋敷に行った子は。

          22年初ギャラリーとか

          年明けから忙しく摩耗する日々です。ニンジャスレイヤーの人気キャラ、フォレスト・サワタリのオリジン『アジェンダ・ディセント』笑えません。 顔に迷彩ペイントをして職場に突撃する前に、人生に潤いを取り戻さなければなりません。 というわけで出勤から逃げ、六本木と銀座に行ってきました。 お目当ては東京ミッドタウンの「21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3」で開催されている「メンズ リング イヴ・ガストゥ コレクション」  http://2121designsight.j

          22年初ギャラリーとか

          サーチ・サーチ・サーチフォーユー!完全版

          1. 「問題です。観光客が非公認のガイドを伴って、アンダーに降りようとしているのを見かけました。こんな時どうしますか? ポイント4倍点です。」 シノノメ・ハイスクールの大型ホール。数百名に及ぶ生徒が『観光学』 の授業中だ。 巨大ホログラムスクリーンには建造途中の五重塔や、微笑むオイランの映像。 「ハイ」 「ソメヨ=サン、ドーゾ」 「まず、そのガイドが非公認だと知っているのか確認します。その上でキョート観光省 公認ガイドを薦めます」 「アイエエエエエッ!? レ、レイジ=サン?

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          サムデイ・ガールミーツ・モンスター

          ――ナンデこんなことに 狭い中で藻掻きながら、女子中学生ムコウジ・ユメミは 考える。 いつもと同じ放課後だった。 テストが終わったから、みんなでアオヤナギ・ストリートに行って―― ユメミの感覚で数時間前。 「ア~やっぱカッコイイ!」 『お飲み物』のノボリが翻るオープンテーブルで、モミジが買ったばかりののホログラムブロマイドを広げる。 蛍光三色ヘアーの青年がスパイク付きギターを振り上げている。 十代の少女に絶大な支持を受けるイケメン・パンクバンド 『ASS(アンチ・サムラ

          有料
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          サムデイ・ガールミーツ・モンスター

          本日新刊 サムデイ・ガールミーツ・モンスター

          ――ナンデこんなことに 狭い中で藻掻きながら、女子中学生ムコウジ・ユメミは 考える。 いつもと同じ放課後だった。 テストが終わったから、みんなでアオヤナギ・ストリートに行って―― ユメミの感覚で数時間前。 「ア~やっぱカッコイイ!」 『お飲み物』のノボリが翻るオープンテーブルで、モミジが買ったばかりののホログラムブロマイドを広げる。 蛍光三色ヘアーの青年がスパイク付きギターを振り上げている。 十代の少女に絶大な支持を受けるイケメン・パンクバンド 『ASS(アンチ・サムラ

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          コミックマーケット99 お品書き

          おはようございます ブラックドラゴン×シャドウウィーヴの同人誌は落としてしまいましたが、 本日はAOM設定の短編小説コピー本がでます。 東2ホール Tブロック02b 藤見のフ・ニンジャソウルです

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          切られた脳と、消せないアイツ

          俺の頭をいじくるように推薦したのは仁らしい。 「そこのバイク止まりなさい!」 「前原逸男! 君には出頭義務がある!」 パトカー三台、黄色で『処理推進センター』のロゴが入った黒のバン。 「原チャ一台にかよっ!?」 警官に囲まれたオレの前でバンのドアが開く。 出てきたのは女だ。出るとこは出てるカラダをリクスーに包んで、手には竹刀。 「前原くん、出頭命令が出たことはわかってるよね」 笑った。けど、こっちを殴る事しか頭にない。そんな笑顔だ。 「ざっけんなよ!」 女の陸上選手みたい

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