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僕の細道

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松尾芭蕉の「奥の細道」を辿った旅日記
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#芭蕉

僕の細道(本編)17 羽黒山

僕の細道(本編)17 羽黒山

オイラが最も好きな五重塔です。

国宝羽黒山五重塔(写真)

平安時代に平将門が建立したと伝えられる

東北の守り神。

出羽三山神社の参道脇に

なんの囲いもなく

ソンソンとそそり立つ古代杉に囲まれ

まるで地面から生えてきた巨木のように

ズッシッと静かに鎮座している様を初めて見た時は言葉を失いました。

こんな五重塔が世の中にあるのか?と驚愕したのを覚えています。

やたらきれいに整備し囲

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僕の細道(本編) 最終

僕の細道(本編) 最終

⚠️18章以後、日本海側を南下し琵琶湖経由で最終到着地大垣迄向かったのですが、この期間の日記を紛失。
最終稿だけ見つかりましたのでご了承下さい。🙇

当初の予想通りですが

結局、芭蕉翁の唱えられた

『不易流行』の意味も『かるみ』のなんたるかも全く分からず

グダグダになって途中でおしまいです。

ごめんなさい。

まっ、暇つぶしに旅に出ただけだと、うそぶいてはいましたが

正直なところやっぱ

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僕の細道(本編)⑧  信夫文字摺り

僕の細道(本編)⑧ 信夫文字摺り

ここの話はちょっとややこしい

その昔、中央から派遣された源融ってプリンスが身分を隠し村娘に手を出し、ねんごろになったが「また来るわ!」と言って帰って行っちゃたわけ

待てど暮らせど来るわけないわなあ

で、この地方には昔から石に模様刻んで
布を当てその上から草花をこすって染める技法(文字摺り)っていうのがあり
その石をながめて、さめざめ泣いていたら
石の表面に愛しい融ちゃんの顔が映ったという

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僕の細道(本編)⑥   雲巌寺

僕の細道(本編)⑥ 雲巌寺

僕の細道(本編)⑥   雲巌寺

鬱蒼と左右からのしかかる杉木立の影に道路が薄暗い

全く気づかずに通り過ぎてしまったことに
カーナビの反応で気づく
表道からではわからない
そのくらいひっそりと控えている

駐車場だと思われる道向かいのだだっ広い空地に車を止め
杉木立の間を分け入ると
表からは想像出来ない空間が静かに広がっていました。

この寺の仏頂和尚は芭蕉の禅の師匠

「縦横の 五尺にたらぬ

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僕の細道(本編)⑤  つけ麺

僕の細道(本編)⑤ つけ麺

461号線を一路東へ、雲巌寺へと向かう

気がついたら2時を過ぎている、腹が減った。
田舎の国道なので全国チェーン店は見当たらない
一軒、こんな時間にもかかわらず駐車場が詰まっているラーメン屋がある
入ることに

バリバリの地元民の地元民による地元民の為の店ですムード全開です
中に入ると全員がこっちをジロ見、よそもんじゃんって感じ
お前は西部劇の見過ぎだ!

ただ中はすごい熱気?
一応エアコン入っ

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僕の細道(本編)④   うらみの滝

僕の細道(本編)④ うらみの滝

二荒山神社から車で10分、駐車場から歩いて10分

芭蕉が訪れた滝がある。

「うらみの滝」

鬱蒼とした山道を登って行くと
やがて碧い水が岩間を抜ける渓流が左手下に見え、ざーっ、という音が聞こえ始める。
音に誘われしばらく行くといくぶん開けた空間
奥までいくと顔前が岩の壁に覆われた行き止まりに、そして複数の滝が

周りの空気は一気に緊張し冷気が体を包みます
なんという清浄で張り詰めた空気なんでし

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僕の細道(本編)③  日の光

僕の細道(本編)③ 日の光

早朝より蜩(ひぐらし)の声と鳥のさえずりに目を覚ます。

ご存じかもしれませんが、蜩はそのネーミングから夕方4ー6時に鳴くイメージが強いですが
実は早朝の同時刻にも鳴くのです。

夏山のキャンプの朝の目覚ましの順番は蜩、小鳥、カラスそして朝日ですね

午前8時、もうすでに真夏の直射日光下で30度は越えている
汗だくになりながら、ゆっくりとテントを片付け二荒山(ふたらさん)神社へ向かう

日光三山を

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僕の細道(本編)②  ミトコンドリア

僕の細道(本編)② ミトコンドリア

『行春や  鳥啼(なき)魚の  目は涙』  芭蕉

本来なら隅田川沿い千住辺りから
上記の句を噛み締めながら旅立ちであるが
都内は渋滞が、、、
っで、自宅から一気に都内を通り抜け4号線を北上し日光へ向かうことに

「魚の目にも涙」?、現代人のオイラにはピンとこない比喩だが
やはり当時は陸奥への旅は命懸けであったことを想像させる句でもある。

下道をトロトロ走る。
原則、高速は使わない。
春日部を過

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僕の細道(本編)①   かるみ

僕の細道(本編)① かるみ

『古池や 蛙飛びこむ 水のおと』  芭蕉

芭蕉が奥の細道に旅に出る三年前に詠んだそうです。
ほとんどの日本人なら知っている芭蕉の最も有名な俳句
この句は「蕉風開眼」の句とも言われている

実はこの句は「蛙飛びこむ水の音」が先に浮かんで後に推敲を重ね「古池や」としたと、どこかに書いているそうです。

と言うことは、この句は風景描写をしたのではなく心象風景を映し出し、哲学的な広がりを与えた句というこ

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僕の細道(序章)① 500円貯金

僕の細道(序章)① 500円貯金

『月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也・・・
予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず・・・』
松尾芭蕉 奥の細道より

五百円玉貯金箱が一杯になった。
貯金箱をひっくり返し、中身を数えたら
何と、200枚を超えていた。
10万円じゃん!

プータローたまにフリーターのオイラにっとってこれは大臨時ボーナスである。
何に使うか1週間以上悩んだが
正直、これっと言って欲しいも

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