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書きたい機運が高まっているうちに文章を書いてみる

 はじめまして、すいかです。リアルで会う人には「おのっち」とか呼ばれていたりします。これまでは「はてなブログ」のサービスを使ってブログを書いてきました。これからは”note”のプラットフォームを活用して文章を書いていけたらと思います。もちろん最後まで無料で読めます(笑)


辛かった20代中盤

 これまでに書いた記事の数は31本だったらしいです。意外と書いていたっぽい。ブログを始めたのは2018年1月で、失業中でした。
 その失業は体調不良によるものでしたが、さいわい体を動かしたり外出したりといったことはできたので、社会復帰に向けて色々と活動を模索しているなかで「これまでの半生を振り返りながら、未来に向けた思考の整理ができたらいいな」みたいなことを考えていたように思います。

 たまに自分の文章を読み返すのですが、20代は本当に絶望でした。26歳の時に初めて精神科を受診してついた診断名は「双極性障害」。かつては躁うつ病と呼ばれていた病気です。完治はせず、寛解という状態を目指すことが治療目標ですが、服薬をしても症状は全く改善されず、日々無力感だけを感じながら生きていました。

 私は18歳から25歳くらいの期間、気分変調のアップダウンを繰り返して他人に大きな迷惑をかけてきました。21歳で結婚したのち、23歳で離婚をしています。地元に行っても実家に帰ることは許されておらず、7年間、家の敷地には入っていません。
 これらの現状は「自分のわがままな言動により、愛する人や大切な人たちを苛立たせ、傷つけてきたことによるものだ」と自身では結論づけています。それ以外にも、ギクシャクした関係になってしまい、結果として連絡を取れなくなったり、途切れてしまった人間関係は数えきれません。

 このように、家族とも疎遠であるのに、仕事を病気で離職し、見知らぬ地で孤独な生活を始めたのは2017年の8月でした。年齢は26歳です。同世代は大学卒業して社会人4年目にあたる年度で、多くの同級生は社会の第一線で活躍していました。そんななかで、「ほぼ一生治らない精神障害である」と主治医に告げられ、薬を服薬することと、ゴミを捨てるくらいしか日々のタスクがないことは、20代中盤の生活としてはあまりにも惨めで、空虚なものでした。
 冒頭から、やや暗い過去の話をしていますが(笑)、過去に書いていたブログに当時の感情の揺れ動きなどを記していますので、ご興味ある方はお読みください。

現在していることについて

 以前からつながっている方には伝えている部分がありますが、自身の現状について軽く記述します。
 いまは国家公務員専門職として働いています。採用されたのは2019年4月で、なんと5年目になりました。これは自分史上もっとも長く続いている仕事であり職場です。長期の休職をしている時期もありましたが、1年以上はおおむね元気に出勤できています。
 職務の内容については、守秘義務が課せられていることもあり、一般に公開されている程度の内容についての記述にとどまると思いますが、仕事を通じて学んだことや悩みなどを一般的な話に置き換えて言語化することで、自身の課題認識の解像度を上げていけたらと思っています。

大変だった時期から、現在に至るまで

 このように文章を構成すると、読者の方は「お前はどうやって辛い時期から立ち直って現在生きているのか?」という疑問が湧いてくると思います。書いている私もそう思います。
 ここの部分が割と自分の人生のキモだと思っていて、めちゃくちゃふわっと書くと、「クソみたいな日々を送っていたのに、何らかのキッカケによって立ち直るチャンスを手にした。それをつかもうと割と努力したらまあまあうまくいって、現在もそこそこなんとかやっている」という感じの話をすることになると思います。かなり端折ってはいますが、26歳から現在に至るまでのストーリーの流れとしてはそんな感じになります。
 
 なんでそんなに回りくどい表現をするのか?と思われることと思います。なぜならば、自分自身でもその頃に何をやっていたかちゃんと意識していないし、よく分かっていないことに加えて、自身の努力よりも運によるところが大きいため再現性に乏しいからです。辛い時期の自身の取り組みは本当に地味なもので、文章にしたらあまりにも退屈なものになってしまいます。

 ですが、見知らぬ誰かや私の知っている人たちが、私の文章によって何かポジティブな影響を受けることができるなら、それは嬉しいことだと思います。自分の人生は一つだけであり、誰かの人生もまた一つだけですが、自分が生きて感じたことや考えたこと、得られたことなどが他者に何らかの影響を及ぼすことができたらいいなと思っています。

 これからどういうスタイルで書くか全く決めていないし、なんとなくnoteを書いてみただけなので、あまり期待はせずに読める時に読んでもらえたら嬉しいです!最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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