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1日をあと7時間増やす方法とは?

『1日をあと7時間増やす方法があります』

こういわれたら、あなたはどのような反応をするだろうか?

1日は24時間。
そのうち、8時間を睡眠に使ったとすれば日中起きている時間は実質16時間ということになる。
1日は24時間が上限と決まっているので、1日の時間を増やそうとすれば睡眠時間を1時間削って起きている時間を長くするという方法が思いつく。

しかし、待ってほしい。
睡眠時間を減らすという選択は全くイケていない。

私は寝る時間を周囲の人より長く必要とする(※自分調べ)
8時間しっかり眠らなければ、昼間眠くなってしまう。
昼間眠くなると集中力は途切れ、やる気はなくなり、記憶力も低下し、ミスも多くなる。
ましてや7時間増やすとなれば睡眠は1時間。超スーパーショートスリーパー。

無理っす。睡眠時間が一番大事ですから。

そんな私が、1日の時間を7時間増やす方法を編み出した。
それが

空いた時間にやることをスマホのTo doリストに保存しておき、暇なときにこれを順に実行していく

という方法だ。
「え?ただそれだけ??」
と思うかもしれない。
しかし、秘策というのも内容を聞いてみれば案外単純なものだ。

私は手品が大好きで、You tubeを見たり手品ショップへ行ったりするのが好きなのだが、

タネは絶対に調べないようにしている。

なぜなら、タネ明かしを聞けば驚くほど単純な仕掛けにガッカリすることを知っているからである。
しかし、この驚くほど単純な仕掛けを、驚くほど徹底的な練習と高度なテクニックで実行すると、誰もが驚愕する手品を行うことができる。

少し話がそれたが、手品のタネと同様に、とっておきのテクニックというのも案外単純なものだ。(しかし、想像以上にパワフルだ)

少し考えてみてほしい。
あなたは、1日のうちで何%の時間を『何も生み出さない不毛な時間』として使っているだろうか?(※もちろん睡眠は最重要なので、寝る時間は除く)

私のケースで考えてみよう。
研修を実施している時間、資料を作成している時間、クライアントと打ち合わせをしている時間、会議をしている時間、考えている時間など、業務中の70%程度は生産的な時間だとする。
残りの30%は休憩、移動、やるべきことを思い出している時間、つまり不毛な時間だ。

日中の9時間(業務時間)×30%=2.7時間。
昼休憩と途中休憩の合計1.5時間を差し引いても1.2時間。これは確実に不毛な時間だ。
更に、日中の9時間(業務時間)を除いた残りの7時間(プライベートタイム)は、感覚的に80%(5.6時間)くらい何も生み出していない。
( ゚ ρ ゚ )ボーっとしていたり、SNSを見ていたりする。

なんと、1日合計で6.8時間(約7時間)は『ノープラン』で過ごしているのだ。

これはまずい。
1日の29.16%(約30%)をノープランで過ごすということは、人生の約30%をノープランで過ごすということと同義である。
これでは、充実した人生を過ごせる気が全くしない。

そこで、前述の

空いた時間にやることをスマホのTo doリストに保存しておき、暇なときにこれを順に実行していく

という方法に行き着くわけだ。

To doリスト作成のコツは3つある。
①実行の期日は設けないが、やりたいと思っていることを選ぶ
②ふと思いついたやっておきたいことも、一旦リストに入れる
③追加したが、やっぱりいらないと思えばあとから消すのも自由

順番に確認しておこう。

①実行の期日は設けないが、やりたいと思っていることを選ぶ
いつまでにやらなければならない、この日にやりたい、と期日が決まっているものであれば、カレンダーに入れるべきだ。
今回のリストは、期日が決まっていないものをどんどん追加していく。
例えば私の場合、こんな感じだ。

□ダウンジャケット購入
□電子ケトルを買う
□note作成
□書籍企画書作成
□本屋へ行く
□電球を変える
□書籍の売れ筋カテゴリーについて調査する
□マッサージに行く
□戦略的朝寝坊を実行する(日曜)

カテゴリーや重要度など、一切気にせず思いついたままに忘れないように入力していく。そして、時間があるときにこのリストを開き、今やったほうがよさそうなことを確認し実行する。
これを繰り返すのだ。
追加するが、管理は1か所で行うのが好ましい。Google keepでも、line keepでも、To doリストアプリでも、手帳でも構わない。情報を点在させると、ほぼ例外なく

どこに書いたかわからなくなる

検索性が低いというのは致命的な問題なので、これだけは防ぐためにも一緒でのリスト管理を強くお勧めする。

②ふと思いついたやっておきたいことも、一旦リストに入れる
これも非常に大切だ。
『これはリストに入れるべきだろうか…』
と悩んでいる時間がもったいない。気になったことややりたいことがあれば、その場でどんどん入力すること。

③追加したが、やっぱりいらないと思えばあとから消すのも自由
そして、定期的に見直す中で『これはもう必要ないな』と思ったら消せばいい。どんな素晴らしいアイディアも、浮かんだ瞬間にふっと忘れてしまうものだ。そうなる前にさっさとリストに入れて、後でゆっくり考えることをおすすめしたい。

ぼーっとしている空き時間、なんとなく暇をつぶしている時間、そんな時にこのTo doリストを開いてみてほしい。
そして、過去の自分が興味があったことややろうと思ったことにアクセスし、行動してみよう。
これらを実行に移すことで、あなたの不毛な時間は『生きた時間』になる。

隙間時間を有効活用し、あなたの1日を7時間増やしてほしい。


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