2022ファジアーノ岡山にフォーカス6 「戦力&戦術プレビュー」

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1、 前置き

 いよいよ開幕ですね。期待値の上がる2022シーズンプレビューを目指して記事しました。各ポジションの戦力分析プレビューとフォーカスポイントの2本立てでいきたいと思います。それでは、よろしくお願いいたします。

各項目基準
高:A~E:低

表記(新システムの4-3-3のみ)
AN=アンカー
IH=インサイドハーフ
WG=ウイング

2、 GK戦力評価&注目ポイント

戦力評価:B(A)

番号:選手名:期待度:(備考)

GK候補選手
1梅田 透吾(A):(2022年8月30日までの育成型期限付き移籍)
13金山 隼樹(B):(今季からキャプテン)
21馬渡 洋樹(D)
31谷口 璃成(E):(新加入:高卒ルーキー)

GK戦力プレビュー

 1梅田 透吾の育成型期限付き移籍を延長できるかどうか。仮にシーズン終盤目前に契約満了となり、清水にレンタルバックすることとなれば、戦力ダウンを否めない。逆に、延長することができれば、B→Aと言える。

 1梅田 透吾は、GKとしての守備範囲の広さと、シュートへの抜群の反応の速さ、的確過ぎるポジショニングができ、安定感のある高い守備能力を誇る。ここに攻撃面でもその判断力を活かしての、ビルドアップへの積極的参加もできる。キック力やキック精度は、安定こそしているが、キックを売りにしていたポープ・ウィリアムや櫛引 政敏と比べると、流石に見劣りしてしまうものの、状況判断位優れるサッカーIQの高さから、正確なフィードを配給することができる。まさに攻守共に安定した守護神。

 ここにキャプテンの13金山 隼樹が正守護神を虎視眈々と狙いつつ、チームもプレーだけではなく、精神的支柱として、チームを鼓舞する。21馬渡 洋樹も出場機会こそ少ないもののGKとしての長年プロとして戦ってきており、まずはリザーブメンバー入りからの出場を狙っている。ルーキーの31谷口 璃成に関しては、まだまだプロとしては粗削りではあるが、プロの練習を通じて、将来の岡山を背負う守護神として、大事に育てたい逸材。

 GKの編成と年齢構成的に、盤石の体制と言える。不測の事態は起きる事は良くないが、その穴を埋めることのできる選手層で、大きな心配はなく、期待の大きい陣容である。

GKフォーカスポイント「真ん中に入る?」

 多くの試合で、コンビを組む事が予想される5柳 育崇と23ヨルディ・バイス。共に機動力に特徴のある選手ではないため、21シーズンのようにCBが左右に開いて、真ん中に1梅田 透吾が入る形を採用するには、プレスを受けた時に細かいパス交換ができるのか、連携面にも不安があるため、この形を採用するかは、注目ポイント。

 単純なトップスピードや、素早く動けるアジリティの部分で不安があっても、細かいパス交換を織り交ぜつつ、プレスをしっかりいなしていく形である21シーズンと同じように真ん中に1梅田 透吾が入る形を採用していくのか?

 それともGKの基本ポジションを離れず、バックパスを受けるGKとしてのポジショニングを保つ形でのビルトアップに参加するのか?

 もしくは、昨季のスタイルを1梅田 透吾だけではなく、多少のリスクを恐れずに、GKの全選手で目指していくのか。

 現実的には、安全な場面でのビルドアップで真ん中に入れる時には入って、ANの26本山 遥とバランスや状況を見て、真ん中に入る形が、一番あるかもしれない。

 是非とも開幕戦では、GKのビルドアップへの参加する形には、注目して欲しい。

3、 DF戦力評価&注目ポイント

戦力評価:A(A~B)

CB候補選手
3阿部 海大(C)
4濱田 水輝(C):(今季からは副キャプテン)
5柳 育崇(A)
23ヨルディ・バイス(A)
50杉山 耕二(C)

SB候補選手
2廣木 雄磨(C)
11宮崎 智彦(B):(MF登録)
16河野 諒祐(B)
30山田 恭也(E):(岡山の下部組織出身、MF登録)
41徳元 悠平(B)

DF戦力プレビュー

 CBの5柳 育崇と23ヨルディ・バイスの高さ強さといった対人守備の強さは、J2でも屈指であるのは間違いない。中盤から前の形こそ変わるが、今季も4バックを継続という事で、基本となる部分こそ変わらないが、選手特性やシステムに合わせた形を落とし込んでいく必要がある。

 3阿部 海大は、今季から33番から3番の番号に代わり、クラブの期待の大きさを感じる。スピードや対人守備の強さ、右足の精度共に高い物があり、世代別代表に選ばれていた実績を考えても、途中出場からでも試合出場掴んでいく事で、飛躍の一年として欲しい。26本山 遥がANへとコンバートされたように、3阿部 海大もそこで起用される可能性もある。

 4濱田 水輝の途中での投入の3バック(5バック)の勝利の方程式を今季も採用するのかという部分で、そういった情報はなく、4-3-3で戦い続けるのかを含めて、注目される。今季は、キャプテンではなく、副キャプテンとして、チームを支える存在。

 50杉山 耕二は、異色の経歴と長文の挨拶で話題となったが、スピードや判断力に優れる理論派のカバーリング型CB。出場機会があれば、どういったプレーを魅せてくるのか、スピードがあるという点で、3阿部 海大と同様にANへのコンバートの可能性もありそう。

 5柳 育崇や23ヨルディ・バイスは、似た特徴のある選手。5柳 育崇は、空中戦に強みがあり、23ヨルディ・バイスは、右足のフィード精度や積極的な攻撃参加に特徴がある。

 木山 隆之監督が、この辺りの判断次第と日程やコンディション次第では、スピードのあり、カバーリングに期待できる3阿部 海大や50杉山 耕二をどちらかの選手の組ませる可能性も十分ある。高さや強さに特徴のあるチームに対しては、同タイプの4濱田 水輝の起用も考えられる。

 SBに関しても実力差が揃う。左SBは、高い技術と判断力に優れる攻守で安定感のある11宮崎 智彦と、インナーラップなど攻撃的な工夫や一発のある左足を持つ41徳元 悠平の左SBは盤石である。ここに下部組織の30山田 恭也は、安定感のある基礎技術と運動量を活かすためにコンバートも試しているという話もある。

 右SBは、超攻撃的なSBである16河野 諒祐が、今季も積極的な攻撃参加で、上がるプレーに期待される。有馬監督の下で鍛えた守備の判断力やプレーも木山ファジでも発揮して欲しい。2廣木 雄磨も左右のSBのできる器用さや、運動量や安定感のあるパスワークも魅力的である。

 SBに関しては、中盤の横のスペースをどうケアしていくのかという部分と、5柳 育崇と23ヨルディ・バイスの背後をどうカバーするのかというすぐには、解決できない課題も多いが、シーズンを重ねて行く中で、その辺りを整備しつつ、序盤の難しい時期に、体を張って気持ちで守っていって欲しい。

DFフォーカスポイント「問われるリスクマネジメント」

 CBでありながら、攻撃でも貢献できる選手が多い中で、CBでは多くの試合でスタメンの座を掴みそうな5柳 育崇と23ヨルディ・バイスのコンビは共にスピードに不安がある。ここをどうカバーしていくのか。本来であれば、スピードのあるカバー型の選手と組ませるのが理想であるが、それができない。

 SBも求められるプレーの難度が上がるだけではなく、16河野 諒祐の上がったスピースをカバーしていた井上 黎生人が不在で、そこを突かれた時に23ヨルディ・バイスが釣りだされる事も考えられる。この辺り3阿部 海大や50杉山 耕二を右SBで起用して守備に専念する交代も考えられる。

 後は、真ん中のケアとして、ANに入る26本山 遥の若い運動量やスピードある選手で、6喜山 康平ではなく、26本山 遥をANに据えたのもその辺りではないかと予想している。

 ビルトアップにANが参加して、すぐにボールを奪われた時に6喜山 康平であれば、スピードが速くない3選手がDFラインに並ぶ事となる。そのため、スペースがある時はそれが、致命傷になりかねない。情報こそ出ていないが、昨季の下口 稚葉や田中 裕介のCHでテストしたように、状況に応じては、前述した通りスピードのある3阿部 海大や50杉山 耕二のコンバートは十分考えられる。

 こういった守備のケアをチームとして、どう小さくしていくのかという工夫を、選手交代ではなく、ビルドアップの仕方や、守備への関与の方法、攻撃参加後のカバー。この辺りは、是非注目して欲しい。

4、 MF戦力評価&注目ポイント

戦力評価:B

AN
6喜山 康平(B):(今季も副キャプテン)
26本山 遥(B):(大卒のルーキー)
29ユ・ヨンヒョン(D)

IH候補選手
14田中 雄大(B):(大卒ルーキー)
17関戸 健二(B):(ファジの王子)
22佐野 航大(B):(高卒ルーキー、岡山県出身)
25野口 竜彦(D)
27河井 陽介(A)
28疋田 優人(C)
ムーク?(A?):(正式発表がないが加入濃厚)

MF戦力プレビュー

 ANを誰が任されるのか?そこが最大の注目ポイントではあったが、どうやら26本山 遥ではないかという予想が多くなっている。6喜山 康平のバランス感覚やポジショニングでの先読みの守備よりは、スピードや運動量やDFとしての対人守備が重視されているようである。

 6喜山 康平の特性というのは、周りに動く白井 永地やパウリーニョといった選手と組むことで活かされ易い。23ヨルディ・バイスと5柳 育崇の間にビルドアップやカバーリングで、DFラインに加わる事を考えると、スピード面や動きの部分で、どうしても不安を感じる。そこで、若くて粗削りではあるが、ANとして26本山 遥をコンバートしてでもそこで起用したくなるのも理に適っている。

 そう考えると、IHで起用したくなるが、戦術的な幅を持たせるという意味で、組み合わせ考慮し、そこでしっかり準備していくというのもまた理に適っている。後は、ここに29ユ・ヨンヒョンがどれだけ絡めるかというのも気になる点ではる。

 後は、新システムと新ポジションである全選手をフラットに考えた上で、適性の高い選手を探しつつ、色々と形を模索していくこととなる。後述のIHやWGを含めて、最適格に近づく事で、昇格も近づく。

 注目のIHは、10宮崎 幾笑もあるかと思ったが、どうやらWGでの起用されるようである。一番手として名前が挙がっているのは27河井 陽介と14田中 雄大の2選手である。共に4-4-2などのCH適性の高い選手であり、4-3-3ではあるが、5-4-1や3-4-2-1を意識した選手チョイスであるように感じる。

 27河井 陽介は、清水サポからの情報を聞く限り、トラップからパスが一番魅力らしく、止める蹴る技術が高く、サッカーIQが高く、様々なポジションができる選手。IHで、経験と技術を活かし、チームを攻守で一段回押し上げることができる選手。14田中 雄大も上門 知樹の14番をルーキーながら引き継いだことでも期待の大きさを感じる。実際に、開幕スタメンの可能性もある。

 他の候補選手で、SHやCHもできた運動量と技術と独特のプレーリズムが武器のチーム最古参の17関戸 健二や、岡山が好きな豊富な運動量に高い技術とアイデアのある22佐野 航大。一本のシュートとパスで得点に繋げる高い技術のある28疋田 優人。狭いエリアでこそ輝くIHで覚醒が期待される25野口 竜彦。

 未発表であるが、ムーク選手の加入があれば、世代別U-23代表経験もある選手で、オーストラリアの強豪クラブ所属しており、期待度は高い。外国籍選手枠はJ2では試合に登録できる選手は4人までであり、激しい競争が待っているが、15ミッチェル・デュークが、代表でも抜ける事を考えると、実現して欲しい。

 そして、ANと同様にIHは、前線の選手に強力な選手がいることを考えると、様々な選手をテストする可能性も十分ある。

MFフォーカスポイント「前後の関係性」

 やはり、サッカーである以上、状況に応じて、ポジション取りは大きく変わる。MF。つまり中盤は、特に攻守で変わり易いポジションである。

 中盤より先までに運ばれた時の守備時には、ANが最終ラインに吸収されて、5バック気味になって、WGが落ちてくるのか。それとも4-4-2のような2ラインを布くようなシフトに引くのか。WGから前から行く形をとっても、そこを突破されてしまって、後ろに任せるだけでは限界があるかもしれない。

 そう考えると、5柳 育崇や 23ヨルディ・バイスのCBコンビ。1梅田 透吾。ANに26本山 遥といった強力な選手を擁したとしても耐えきれるほど、甘くない。

 開幕戦というよりは、シーズンが推移して行く中で、攻守のバランスをとるために、整備していく事には、注目して欲しい。

5、 FW戦力評価&注目ポイント

戦力評価:B(A~B)

WG候補選手
7チアゴ・アウベス(B)
9ハン・イグォン(A):(入国制限のため遅れての合流)
10宮崎 幾笑(B)
19木村 太哉(B)
39白井 陽斗(C)
40松木 駿之介(C)

CF候補選手
15ミッチェル・デューク(A)
20川本 梨誉(B)
18斎藤 和樹(B)
32福元 友哉(D)

FW戦力プレビュー

 WGとCFの垣根の判断が難しい。WG適性があるように見えてもCFを任されていることもある。ここは、最後までベストの形を模索する可能性すらある。

 まずは、WGではあるが、右に10宮崎 幾笑が一番手とされている。ペナルティエリア内に侵入していく連携プレーや、侵入していくプレーに持ち味がある選手で、IHかと思われたが、WGらしい。仕掛けて行く部分や得点を決めるという部分の課題をクリアできれば、躍進間違いなし。

 同じく右WGが一番適性ポジションかと思われるが7チアゴ・アウベスは、チーム事情により左WGで考えているようである。ただ、状況を見て左右を入れ替わる事も考えられる。強烈な左足を活かすには右であるし、左であれば、クロスや縦やライン際に仕掛けやすいという部分では面白い。

 ライバル候補というかフィジカルの強さを活かした推進力と得点力のある9ハン・イグォンが本来一番手に来そうではあるが、入国制限で、合流が遅れている。

 仲間 隼斗がつけていた19を木村 太哉が継承。タイプは細かく見ると違うものの、ドリブルに特色あるという点をどう得点に繋げる事ができるかが、問われるシーズンとなる。

 木山監督がG大阪のコーチ時代に指導経験のある39白井 陽斗のスピードや決定力は魅力であるし、レンタルバックした40松木 駿之介の運動量や積極性というのも楽しみ。

 CF予想としたが、18齊藤 和樹もWGでこそ輝きそうでもあるし、20川本 梨誉もWGでもやれる可能性はある。本当に状況に応じた起用が考えられる。

 さて、注目のCFだが、15ミッチェル・デュークの不在時がやはり心配である。正直代えの効かない選手で、高さ・運動量・強さ・巧さ・意外性といったFWに必要な要素を多く持っている。昨季も3ゴールと伸び悩んだ印象だが、バーに当たるシュートもあり、CFとして中でプレーすることで、シーズン通してプレーできることで、二桁得点も十分ありえる。

 二番手は、18齊藤 和樹と20川本 梨誉で争っている。18斎藤 和樹は、ドリブル・スピードに特色があり、チャンスメークでは実力を遺憾なく発揮してきているもののストライカーとしては、決めきれない印象も強い。20川本 梨誉もプレーにムラがあり、期待ほどの得点を決める事ができなかった。この二人の覚醒というか新境地に辿り着く事ができるかどうかは、昇格を左右する可能性すらある。

 遅れて合流する9ハン・イグォンをここで起用する可能性もあり、39白井 陽斗も面白いかもしれないし、7チアゴ・アウベスもここで起用もテストしていた時期もあるようだ。

 後は、奇策というか現実味あるが、23ヨルディ・バイスや5柳 育崇の限定的な条件下でのCF起用もあるかもしれない。

FWフォーカスポイント「主役は誰だ?」

 4-3-3おいて、シンプルに問われるのは、得点にどれだけ絡めるかである。4-3-3においてのWGであれば、サイドからどれだけ仕掛けられるか。逆サイドからのクロスにどれだけ合わせることができるか。IHやSBとの連動した攻撃をどれだけできるか。ここは、攻撃における勝負を分けるポイントとなる。

 CFであれば、中央でプレーする事で、ゴールに一番近いポジションであり、ゴールをどれだけ決めるかはもちろん、周りとの連動したプレーをどれだけできるかも求められる。

 守備でも奪われた時のファーストDFをしていく事で、相手の攻撃をどれだけ制限できるか。流石に全て奪う事は無理であるし、制限するとしても中盤の枚数が少なく、MFやDFの選手と、どう連携して守備の強度を保つのか。戻り過ぎても攻撃の迫力が落ちる。時には、守備をせずに我慢せず、前線で待つことも必要かもしれない。

 サポーターの座談会でも語られていたが、私もここには、同意で、WGの出来が、勝敗を左右するのも事実である。ただ、CFの出来もやはり大きく、WGがチャンスメークしてもCFのプレーやフリーランなどが悪ければ、ゴールが遠のく。そういった意味で、誰が主役となるとか、前線の3選手で競う様な試合ができるかどうか問われる。

 誰がヒーローとなるか。攻撃面で、この選手が一番攻撃に繋げた。この選手が、守備面において良い判断して、守備のバランスや強度を保てた。是非とも、ここは、まずは主観からでも良いので注目して欲しい。

6、 戦力&戦術プレビュー(総合編)

総合評価:B(A~B)

 各ポジションに隙なく、充実の陣容を揃えた。実績や継続性の部分で、不透明な部分があり、不安要素こそあるが、その分期待値も大きい。

 4-3-3は、4-4-2以上に、戦術浸透が大変な分、座談会でも語られていた通り、昇格するためには序盤の難しい時期にセットプレーで、いかに勝ち点積み重ねていく事ができるかが、鍵となる。

 前日に行われた他クラブの開幕戦では、波乱も多く、今季も混戦間違いなしと言える。ネームバリューのある選手を多く獲得できた一方で、攻撃的なポジションでの仲間 隼斗やイ・ヨンジェ、上門 知樹、石毛 秀樹といった得点パターンはなく、そこを披露するのが、開幕戦となる。

 誰が、攻守において、どういった役割を担うのか、開幕戦では、その辺りをしっかり注目してみたい。

 安定したチーム作りに定評のある甲府との対戦という事で、1点を争う好ゲームとなるだろう。その後のカードも難しいカードが続く。もはや、実力差は小さく、快勝できるチームはないが、そういったチームに対して、どう連勝をしていくのか。注目度は高い。

 各方面での予想やプレビューなどで、盛り上がりを魅せるが、選手も開幕戦に向けて、スタメンや出場を狙う選手の競争も激しい。

 過去最高の選手層を誇るチーム魔境と言えるJ2を勝ち抜いて、市民クラブでのJ1昇格を成し遂げて欲しい。

 最後にキックオフ目前まで実施しているTwitterでのアンケートを貼って、今回のレビューを終えたいと思う。Twitterをされている方で、未投票の方がいれば、投票して頂けると嬉しいです。最後まで読んで下さり有難うございました。

文章・図=杉野 雅昭
text・picture=Masaaki Sugino

自己紹介
 某ゲームから野球派からサッカー派へと移籍。当時チーム名が、ジェフユナイテッド市原であった現ジェフユナイテッド千葉に興味を持つ。オシム(監督)と阿部 勇樹(選手)を中心にJリーグと代表をチェックしてきた。2008年より地元クラブであるファジアーノ岡山のサポーターデビュー。そこから、多くのファジの試合を見てきた。忘れることのできないエピソードが年々増え、シーズンを重ねる毎に想いは強く深くなり、2021シーズンは、初めて号泣。心からサッカー好きで、戦術の奥深さや、プレーの凄さなど、サッカーの本質での攻防にフォーカスを当てて、客観性と冷静さを意識した文章を投稿している。そのレビューへと突き動かす原動力は、サッカーへの情熱。熱さと冷静さを兼ね備えたフォーカスを今後も目指して、投稿を目指していくことで、サッカーの魅力の発信と、サッカーを通じた交流による、感動の共有と縁の繋がりが、楽しみ。ただ、たまに調子に乗り過ぎて失敗する悪癖もあるので、治したいとは思っている。そんな私ですが、noteやSNS、スタジアム等で、交流できたら嬉しく思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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