2022ファジアーノ岡山にフォーカス16J2:第10節: ファジアーノ岡山 vs アルビレックス新潟「木山ファジVer2」

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フォーメーション図は、後日追加します。


1、次のフェーズへ


 木山ファジは、ここまで、戦術のマイナーアップデートを繰り返してきたが、10節という区切りの良い試合で、ついに戦術のメジャーアップデートに踏み切った。

 4-3-3(4-1-2-3)から、4-4-2(4-2-2-2)への変更である。試合途中で、似た形を採用することがあったが、この試合では、試合開始直後からである。

※(木山ファジ)Ver1=4-3-3、(木山ファジ)Ver2=4-4-2。
以降は、Ver1とVer2表記※

 では、戦術的志向としてどういった違いがあるのか。Ver1(4-3-3)が、選手の個を最大限活かすという視点に立った。7チアゴ・アウベスに攻撃と守備における自由を与える事と、サイドアタッカーを主体とした選手の仕掛けから、外からの崩しを志向することで、ピッチを広く使った攻撃と、中に人数をかけた攻撃や、前線に人数をかけた攻撃。守備では、前からのプレスで嵌めて行くという狙いを秘めていた。

 序盤戦は、これが効果的であったが、7チアゴ・アウベス対策や、CBコンビの特徴や、アンカーである点の不安定さや、SBから先の展開するところを封じられて、思う様な攻撃と、安定した守備の維持ができなくなっていた。

 7チアゴ・アウベスは、孤立する場面も目立ち、23ヨルディ・バイスと5柳 育崇が釣りだされる場面が目についた。攻守における大きな自由が許されたサッカーであったが、J2で、無双できる程、個の最大値がJ2で、通用しなくなったことで、より組織的に戦えるVer2(4-4-2)へのシフトは、自然な流れと言える。

 対する新潟は、システムチェンジに意表を突かれた面は否めないとは思うが、システムチェンジで、サッカーが揺らぐというほど低い完成度ではないので、影響を全く感じさせない自分達のポゼッションサッカーをしっかり展開してきていた。

 どういったサッカーかと言うと、基礎技術が非常に高く、プレスに対して、ビルドアップで運ぶ力があるだけではなく、ビルドアップのキャンセルがスムーズにできる点に優れたサッカーである。この運ぶ力とキャンセルが巧く行かない時は、徳島戦での22安部 崇士の横パスをカットされるようなシーンや、山形戦での再試合のきっかけになったような、バックパスのような事態が生まれる。もちろん、前からの圧力という意味で、Ver1(4-3-3)と比べると、Ver2(4-4-2)の方が、どちらかと言えばビルドアップのコースを制限していくという狙いが強く、前線で嵌める・奪う狙いは弱いので、一概に、新潟が特に優れているとは言い切れないものの、新潟の昨シーズンのサッカーを観てもこの試合を観ても、繋ぐ・運ぶレベルが極めて高いことは間違いない。

 岡山としては、コースを制限して囲い込んでいく、ボール奪取を試みるもプレスに対して、反射的にバックパスやロングパスを蹴るというのではなく、プレスを引き寄せて戻す・展開する・前に付ける。新潟は、これが出来ていたので、前半に関しては、この部分で、岡山のプレスで嵌めて行く狙いを何度もしかけていたが、一度も奪う事はできなかった。

 琉球戦では、Ver1(4-3-3)のプレスでパスを多くカット出来ていたが、新潟は、そもそもパスがずれないという技術的な観点と、ポジショニングの形まで整理されていて戦術的な観点から、前任のアルベルト監督のサッカーの良い所を、今のサッカーに巧く還元できていることを感じられる。

 試合の方は、10本間 至恩と24成瀬 竣平のハイレベルな攻防を制した10本間 至恩の絶妙なクロスに、岡山と同じように4-3-3から4-2-3-1に形に変更してからゴールの量産体制に入っている7谷口 海人のヘッディングシュートでの得点を許した。

 ただ、失点にこそ繋がっていたが、24成瀬 竣平も負けてはいない。J2のトップクラスである10本間 至恩のドリブルを1対1で、完全に止めてカウンターに仕掛けるなど、J1でも出場機会を掴んでいた実力を遺憾なく発揮した。突破を阻止したとしても、パスを通されることは、最低限覚悟していたが、新潟の誇るドリブラーのドリブルを攻撃に移れる形での奇麗な奪取ができる選手とまでは思わなかった。この点だけを観ても凄い選手が、岡山に来たのだと育成型期限付き移籍ではあるが、改めて感じることができた。

 そして、岡山が追いつく事ができたが、何を思ったか、アシストが23ヨルディ・バイスではなく、27河井 陽介と勘違いしてしまった。体格や髪型が、全然違うので、大失態ではあるが、それだけ27河井 陽介の素晴らしいパスを何本も通していた。

 ただ、23ヨルディ・バイスが、アシストする前に、27河井 陽介が、絶対奪われないボールコントロールで、23ヨルディ・バイスへ通している。そして、15ミッチェル・デュークへ23ヨルディ・バイスが通したロングパスと似た形を、27河井 陽介から19木村 太哉に通している。27河井 陽介が巧すぎることと、アシストがみたいという願望が、23ヨルディ・バイスを27河井 陽介と上書きしてしまったのかもしれない。それだけ、27河井 陽介には、J2のアシスト王になって欲しいという願望は強い。実際に、アシスト王への期待の持てる試合であったのではないだろうか。

 それにしても23ヨルディ・バイスのロングパスが凄く効果的で、27河井 陽介の技術力の高さが集約した魔法のようなプレー、10本間 至恩の吸いつくようなドリブルからのクロス精度が落ちない驚異的テクニック、そして、その10本間 至恩へと通した20島田 譲の奇麗なロングパス。こういったプレーは、10番タイプが一番好きな私にとっては、極上の前半であった。

 7谷口 海人のそこにクロスが通る事が分かっていたかのような動きからの得点や、15ミッチェル・デュークの高さと巧さ、強さの良さが濃縮したゴール。ゴールこそならなかったが、19木村 太哉のゴールに迫っていく力強さ。得点は、1-1であったが、それ以上の内容であった。


2、嵌れば強い


 試合は、1-1で、引き分けに終わってしまったが、内容を考えた時に、最近勝てていないチームとは、とても思えない。2連勝して、岡山に乗り込んできた新潟相手にこのサッカー。新潟も昨季序盤のような勢いや同じようなサッカーが出来ているとは言い切れない部分こそあるが、新潟のポゼッションに対して、圧倒的に持たれて攻撃する機会が少ないというのが、昨季の新潟との対戦であった。

 しかし、この試合では、新潟に持たれてもしっかりシュートまで行く事が出来ていた。これは、恐らくVer1(4-3-3)にトライして来た効果と、岡山の選手の個の力によるものが大きいだろう。ロングパス精度の高い選手が後ろに揃っているだけではなく、前線において1人で仕掛けることができる選手が揃っている事も大きい。

岡山の攻撃パターンは、やはり新潟に前まで運ばれてシュートまで行かれても、ロングパスを駆使して、速攻を仕掛けることができていた。中でも抜群の存在感を放っていたのが、15ミッチェル・デュークの空中戦の強さである。ここまでの15ミッチェル・デュークは、空中戦に勝てている様で、勝てていなくて、競り合っても次の攻撃に繋がる事が少なかった。試合途中から20川本 梨誉と2トップを組んだ時は、効果的であった時間もあったので、コンディションの問題もあったが、距離感の問題の方が大きかったようだ。

 この試合では、23ヨルディ・バイスと5柳 育崇のロングパスから15ミッチェル・デュークの高さをシンプルに使えたのも大きい。20川本 梨誉が、オンプレーが長く、なかなかピッチに入れなかったように、ファールで止めるというよりは、お互いに技術vs技術、組織vs組織という構図になりがちであったことからも守備にスペシャルな選手が、新潟に少なく、比較的技術を発揮し易い試合であった。

 お互いにプレスをしっかりかけて、新潟はパス成功率を高く、岡山は、正確な長めのパスを通すことで、お互いにゴール前まで運び、ゴールに迫っていた。パワーvsパワー、個vs個のようなサッカーが好きという方もいらっしゃると思いますが、繰り返しになるが、私は、この試合のようなサッカーが、どちらかと言えば好みである。

 Ver2(4-4-2)に変更した上で、6喜山 康平が、今季初スタメンとなった。4-4-2におけるバランス感覚の良さは、ファジ史上最高峰の選手と言えるだろう。試合中にも呟いたが、試合出場時間が短かった事で、コンディションが頗る(すこぶる)良かった。有馬ファジの時には、フル出場する勢いの試合が多かったことで、怪我が多くなっていて、パフォーマンスが落ちていたが、久々に躍動する6喜山 康平をみることができた。

 26本山 遥のまさしく壁という1対1の強さでの守備の力とは違ったクッションのように柔らかい守備力は、岡山の守備の安定感を生み出し、良い攻撃に繋げた。そして、その恩恵を受けたのが27河井 陽介である。26本山 遥の守備のサポーターや組み立てのサポートを任されていた事で、どこかセーブする必要があったが、この試合では、そのサポートしていた部分を、攻撃に比重を移す事ができたことで、攻撃でより力を出す事ができた。

 効果的なパスや技術力の高さが目立つ場面が多かったのも6喜山 康平が守備でバランスをとり、27河井 陽介が攻撃に専念し易い形ができた事が大きい。改めて、後方の選手を観た時に、23ヨルディ・バイスと5柳 育崇のCBコンビ、41徳元 悠平と24成瀬 竣平の左右SB。そして、6喜山 康平と、27河井 陽介のボランチコンビ。誰からでもロングパスを蹴れる攻撃的な選手が揃っている事で、新潟の攻撃に対して、ボール奪取後の速攻をより効果的として、シュート数では負けないという展開に持ち込むことができた。

 新潟は、プレスを誘い込むポゼッションで、対戦チームのメンタル的ダメージと、フィジカル的なダメージの蓄積で、相手を消耗させていくことで、徐々に主導権を握っていくという強みがあるサッカーであるが、岡山は、推進力のある選手前線に揃える事で、相手DFにプレッシャーを与えるだけでなく、プレスバックをさせることで、新潟のポゼッションサッカーのように、心身共にダメージを与えることができる。Ver1(4-3-3)のような爆発力や怖さという面では、Ver2(4-4-2)は劣るかもしれないが、新潟のポゼッションサッカーに対しても十分通用したことで、勝利こそ出来なかったが、手応えを感じた試合となったのではないか。

 そして、8ステファン・ムークは、いつものような存在感こそ発揮し切れなかったが、尊敬する15ミッチェル・デュークのサポーターに徹することで、良好な関係を構築していた。競り合いの毀れ球を反応するという意識が高く、出場している間は、常に狙っていた。そして、プレスに関しても、連動させることを強く意識していた。新潟の前半のビルドアップに関しては、一度も奪えなかった通り、100点満点の完成度ではあったが、そのビルドアップに対しても、明確な狙いが見て取れる形が作れていたので、ビルドアップのキャンセルを選択させた事で、一方的な展開になることを回避することが、岡山はできた。

 そして、これは、後半の新潟のポゼッションの内容を考えても、決して小さくないダメージであった。効果的な速攻と、15ミッチェル・デュークのフィジカル無双のダブルパンチで、スタミナを消耗させて、間延びさせることや、パスミスを誘発させることができた。

 ただ、新潟の控えにもドリブラーが控えていて、危ないシーンを何度か作られた。ただ、13金山 隼樹を中心とした体を張った守備で、ゴールを割らせなかった。13金山 隼樹のパフォーマンスは、日に日に向上しており、ここぞという時の神セーブを連発している。ここ数試合で、何度もあった。

 ファインセーブを連発したのは、岡山のGKだけではない。新潟の1小島 亨介も凄かった。右手一本のセーブや1対1でのセーブ。まさしく、守護神という働きで、新潟を救った。これだけフィールドプレーヤーだけではなく、GKのプレーが光る試合は、珍しい。まさに監督、11対11に、リザーブの選手、サポーターを含めた総力戦であったと言える。

 新潟から足を運んで下さったサポーターも多く、近場のアウェーが徳島だけである岡山にとっては、本当に感謝の言葉しかない。

 興奮度では、流石に月間ベストゴールのあった開幕戦に負けるが、サッカーというスポーツの魅力。特にテクニックという視点に立てば、非常に魅力的なサッカーであり、個人的には満足度の高い試合であった。

 ただ、昇格をチームが目指しているのなら、この結果と順位に、満足してはいけない。それでも、毎回言っているが、下を向く必要がない。地元新聞に書かれていたこと込みで、今後の追い上げに期待できる内容であったと私は、胸を張って言える。

 そして、新潟も強く、アウェーの新潟戦が今から楽しみである。その時に、岡山がどういった変化や成長により、進化しているのか。新潟の成熟度がより深まっているのか。美しいサッカーが、その時もみたい。10本間 至恩ばかりみていて、頬っぺたが落ちるほど美味しい料理のように、プレーで心が満たされたが、次節は、結果でも満たされたい。

3、雑感

 個人的に、終始気になっていた事がある。Twitterの呟きでも触れたが、7チアゴ・アウベスのプレーが、この魅力的なサッカーに全く関与できなかったことが、気掛かりである。コーチが、投入する前の指示を、通訳を通して伝えようとしていたが、あまり聞きたくないような素振りにも見えた。ゲームに集中するためであれば良いが、スタメンから外れた事を含めて、チームとして、どう活かしていくのか。メンバー外になる可能性もある事を考えると、心配である。

 杞憂に終わってくれればいいが、メンバー外になることがあれば、夏場のウインドで、ブラジルに帰国してしまうことすらありえるかもしれない。ファールを貰いに行こうとして、笛を吹いて貰えなくなってきているし、FKで立っていても、14田中 雄大に自分が蹴ると言われてしまった事。

 7チアゴ・アウベスのサッカー観が、他の選手と離れすぎているため、「孤立」しているように見えるが、「孤高」という言葉がある通り、開幕戦のように嵌れば素晴らしいものを持っている。

 7チアゴ・アウベスのJリーグでの最多ゴールが4ゴールであり、その壁を打ち破る事ができれば、J2の生態系を崩すとまで言われた開幕戦以上の活躍ができる実力を持った選手であり、木山 隆之監督には、チームと個を巧く融合させて、15ミッチェル・デュークの持ち味を引き出して、2試合連続ゴールという結果に繋げた通り、「チアゴ・タイム」と言える爆発力が再び見たい。

 最後に、Twitterでの失態の呟きすらもその選手の良さを伝える格好となったが、ファジアーノ岡山の公式の呟きのデータを体感したことを文章化できたのではないか。しかし、データだと、短くても伝わるのに、文章だとこれだけ長くなってしまう。岡山のサッカーや選手だけではなく、新潟のサッカーや選手の魅力が、少しでも伝わっていると嬉しく思う。

 

 再試合の決まった山形戦を除くと、3節の栃木戦以降、勝利から遠ざかっているが、これだけのサッカーができるのだから、ここから勝てる岡山を見たい。厳しい結果だが、下を向く試合ばかりではなく、どこか勿体ない。そう感じる試合ばかりである。Ver2(4-4-2)のサッカーが、この試合限定なのかは不明だが、何れにせよ、決定機の数と内容を結果に繋げることで、勝ち点3に繋げることのできる力のあるチームだと断言できる。

今後に期待したいこと
「7チアゴ・アウベスの再爆発」
「19木村 太哉の初ゴール」
「出場機会の少ない選手の台頭」
「結果の出ていない選手の活躍」

 この試合の6喜山 康平のパフォーマンスのように、試合毎に、新たなヒーローが生まれる事を今後の試合でもみたい。

文章・図=杉野 雅昭
text・picture=Masaaki Sugino


ファジ造語


チアゴ・タイム
 7チアゴ・アウベスのプレーの一つ一つにサッカーを楽しむという遊び心があり、そこに技術が伴った左足の凄さを称えて「悪魔の左足」と、呼ばれている。その左足を活かして、何処からでも何時でも狙っていて、7チアゴ・アウベスが出場している時間帯は、岡山の大きな得点源と言える。

本山丸(イメージは真田丸)
 大阪の陣で、大阪城に迫る徳川の軍勢に対して、真田丸は、大阪城の弱点を補う出城として築かれた。23ヨルディ・バイスと5柳 育崇の弱点は、釣り出されたときや、スピードであるが、26本山 遥かが主に、そういった守備対応をすることで、3選手の良さをお互い引き出すことで、守備が安定して、堅守を構築に繋がっている。

参考
2022ファジにデータでフォーカス2
「中盤の真田丸(本山丸)」
2022 J2第2節 岡山 1-1 徳島 レビュー

は、こちら(別サイト:SPORTERIA)。
URL:https://sporteria.jp/blog/sugi8823/6905499896963403777

ヤバス要塞
 語呂を意識して、5柳 育崇の「ヤ」と、23ヨルディ・バイスの「バとス」の二文字を抽出して、「ヤバス要塞」と、表現した。防衛において重要な地点の砦。砲台もある砦のことも指す。高い対人守備だけではなく、ロングパスの精度やセットプレーの得点力があり、まさしく要塞と言える。攻守で強みを発揮できる「ヤバス要塞」として、難攻不落を目指す。

梅田アウォール
 ファジの最後の壁。ファイアウォールに比喩した表現。戦術や個の力、連動性といった攻撃で、ゴールを狙ってくる様々な攻撃をシャットアウトする。そして、バックパスの受け手として、フィードや組み立てる一人として、パス交換(情報通信)。後方からの冷静なコーチング(情報の発信)。多くの情報を整理し、最的確な決断ができるGKである1梅田 透吾の良さを表現したファジ造語。

0バックシステム
 攻撃的で積極的なオーバーラップや得点力のあるCBである5柳 育崇や23ヨルディ・バイスのCBの2選手と、SBが本職である26本山 遥といった流動性のあるDFラインを形成することで、攻守において、自由に動くことで、攻守での手厚い状態を作り、数的不利になりがちな局面で、数的有利の攻撃シーンを演出し、守備でも積極的なアクションで、事前にピンチの芽を摘み、流動性から生じる集中力と緊張感から、カバー&フォローで、リズムを作り出す戦術システムのファジ造語。

木山ファジVer1
 2022シーズンの開幕からトライした新システムの4-3-3。超攻撃的なサッカーで、7チアゴ・アウベス軸とした、自由と個の力を前面に展開していく。選手のコンバートやルーキーの積極起用で、勢いと爆発力があった。攻撃だけではなく、前からの守備でも効果的で、嵌める・奪うから得点に繋げることのできた試合もあった。ただ、対戦チームの対策が進む中で、勝ち点3が遠く、順位を下げて行く中で、4-3-3の戦術的アップデートの一時中断からの路線変更を余儀なくされた。

木山ファジVer2(アップデート予定)
 10節という節目で採用された4-4-2。4-2-2-1-1とも言える形で、4-2-3-1とも言えるが、ダブルボランチを採用することで、攻守での安定感が高まった。有馬ファジの4-4-2とは違い攻撃的な選手と、ロングパスの得意な選手が多く、速攻を主体として、速さ・強さ・高さを前面に出して、ゴールに出したことで、今季のメンバーに寄せた4-4-2である。今後どういったマイナーアップデートで、Ver1(4-3-3)の土壌を活かして、勝ち点3に繋げて行くのか注目される。

筆者紹介
 某ゲームから野球派からサッカー派へと移籍。当時チーム名が、ジェフユナイテッド市原であった現ジェフユナイテッド千葉に興味を持つ。オシム(監督)と阿部 勇樹(選手)を中心にJリーグと代表をチェックしてきた。2008年より地元クラブであるファジアーノ岡山のサポーターデビュー。そこから、多くのファジの試合を見てきた。忘れることのできないエピソードが年々増え、シーズンを重ねる毎に想いは強く深くなり、2021シーズンは、初めて号泣。心からサッカー好きで、戦術の奥深さや、プレーの凄さなど、サッカーの本質での攻防にフォーカスを当てて、客観性と冷静さを意識した文章を投稿している。そのレビューへと突き動かす原動力は、サッカーへの情熱。熱さと冷静さを兼ね備えたフォーカスを今後も目指して、投稿を目指していくことで、サッカーの魅力の発信と、サッカーを通じた交流による、感動の共有と縁の繋がりが、楽しみ。ただ、たまに調子に乗り過ぎて失敗する悪癖もあるので、治したいとは思っている。そんな私ですが、noteやSNS、スタジアム等で、交流できたら嬉しく思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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