やりたくないから逃げるって、悪くない。
こんにちは!すがどんです。
今回は、やりたくないから逃げるって、悪くない。というテーマで書いていきます。
あなたはいまやりたくないことが何かあるでしょうか。
学校・仕事・家庭において、やりたくないことの一つや二つあるのではないかなと思います。
「そのやりたくないことは我慢してでもやらなければいけない。みんな我慢してやっているんだから。」という世間や友達、家族からの声も聞いたことがあると思います。
でも、自分が30歳を超えた大人になって思うのは、やりたくないことって本当にやらなきゃいけないことなのかな?ということです。
仕事でも職業選択の自由が保障されていますし、現職においてもこの仕事はやりたくないと上司に言えば意外とあっさりやらなくてもいいよと言われながら他の仕事を任されるかもしれません。
僕は下記記事でも書いていますが、やりたくないことから逃げて2回転職をしています。ただ、転職したことによる後悔は全くありません。
嫌いなことをやらなければならないという気持ちの中でやることほどストレスが溜まることは無いと思います。
今でこそ、やりたくないことからは逃げてもいいと考えている僕ですが、昔はこうではありませんでした。
やりたくないことでも責任感を持ってやり続ける大人でした。(今もその名残は多少あります。)
大人ならやりたくないこともやらなきゃいけない?
僕は社会人1〜5年目くらいの時は、やりたくないことでもやらければやらないと思って仕事をしていました。
1社目は外資系の服飾の通信販売の会社に勤めていたのですが、実店舗の臨時ショップ店員、コールセンターでの臨時オペレーターなど、前日は何も手がつかなくなるほどやりたくないなと思うことも真面目にやっていました。
真面目にやっていたことで、会社側からは一緒に働きやすい人という評価を頂けていたかもしれません。
一方で、やりたくないことをやりたくないと断っている社員さんもよくたまに見かけていたんですよね。
会社の飲み会などのイベントがあっても基本的に行かないスタンスを決め込んで誘われないようにしていたり、ショップ店員やコールセンターの臨時オペレーターも自分はやりませんと断っていたりする社員さんがいました。
でも、その社員さんは解雇されるわけでも無く、僕がやりたくない業務を臨時的に任されていた時も通常通りに自分の業務を淡々とこなしていました。
飲み会を基本的に断っている人も、断っているからといって解雇されたり給料が下がるわけでもありません。むしろ、僕は自分の時間が増えて羨ましいなと思いながら見ていました。
僕はやりたくないことをやりたくないと断りきれず、やることで承諾してからも真面目に責任感を持ってやっていました。これが社会人として普通のことなんだと考えてストレスを抱えながら仕事をしていました。
でも、やりたくないことをやっていると、だんだん心が廃れていくんですよね。今思うと、お願いされることを断ることでこいつはダメだと見離されることが恐くてやりたくないこともやっていたのかもしれません。
やりたくないことを続けると、心が廃れていく
極めつけは外資系自動車部品サプライヤーの2社目に勤めていた時でした。
ただ何となく自動車業界は安定してそうなイメージがあったのと、外資系はなんだかかっこいいといった安易な考えで勤めていましたが、本当にやりたくないことの連続でした。全ては自分が安易な選択をしたことが原因です。
当時、製品の品質が悪く、炎上していたプロジェクトにアサインされて、残業時間約100時間働きつつの10連勤や1ヶ月ずっと出張先から帰ってこられないこともありました。
業務内容も、他拠点から来たインド人と慣れない英語でのコミュニケーションを取りながら顧客からの重圧を受けつつ毎日仕事をしていくのはとてもストレスでした。
人材派遣会社の特定派遣の括りで派遣されていたということもあって、都合の良いように使われていたと思います。
プロジェクトも炎上しているので有無を言わさずやりたくないことも何でもやらなければならないといった状況でした。
心で素直に感じていると気が狂いそうで、ストレスを溜めないようにするためには何も感じないようにすればいいんだと考えて心の電源をOFFにしようと考えたりもしました。
リラックスしようと通勤時は音楽をかけようとイヤホンをするのですが、気持ちが落ち過ぎてて音楽を再生する気持ちにもなれないような状態でした。
現職への転職を決めたことで、精神的にそれ以上病むことはありませんでしたが、やりたくないことを続けると精神的に辛くなっていくことを身を以て体感しました。
もし、あなたがもう八方塞がりな状態だと感じるのならまずは逃げてみたっていいと思っています。
仕事って、やりたくないことを我慢しながらやっていくという価値観だと長い目で見た時に続かなくなるんだなと心から感じています。
やりたくないことから逃げても、大きい影響はない
2社目でやりたくないことを散々やった後に、現職に転職しましたが現在は特に大きなストレス無く仕事をすることが出来ています。
予期せず外出自粛となり、憧れだった在宅勤務をしていることもストレス少なく仕事をすることが出来ている要因だと思います。(在宅勤務最高です。)
こうやって、ストレス少なく働くことって出来るんだなと最近は本当に感慨深いです。
1社目・2社目ではやりたくないことをたくさんやってきました。そして、転職をしているので結果的にやりたくないことから逃げたというようにも言えると思います。
今、やりたくないことから逃げて後悔があるかというと全く後悔はありませんし、むしろ逃げてよかったなと感じます。あのまま1社目・2社目で仕事を続けていたらと思うとゾッとします。
これだけ人生の多様性であふれている時代です。もう、自分がやりたくないことをやらなくても自分の得意なこと・好きなことで食べていくことが出来る時代です。
海外旅行に行けば、人生の多様性をより鮮明に目の当たりにすることが出来ます。(今はまだコロナのことで海外に行きづらいですが。)
現代においては、むしろやりたくないことから逃げて自分のやりたいことを仕事にしていく方が大きい成果を修める可能性が高いのではないかと思っています。
僕もやりたくないことはなるべくやらずに、より自由にありのままの自分で生きられるようなライフスタイルを模索中です。
やりたくないことからは、逃げちゃいましょう。
おわりに
今回は、やりたくないから逃げるって、悪くない。というテーマで書いてきました。
そういえば、学生時代まで遡ると高専時代にやっていたものづくり授業がすごくやりたくなかったですね。鋳造や旋盤、溶接などを行ったのですが本当に苦手でやりたくなかったです。
一方で、同じものづくりでもプログラミングは好きで、今でもプライベートな時間にのんびりプログラミングをしています。
鋳造や旋盤、溶接を当時経験していなかったとしても、今への大きな影響は無かったです。それよりもプログラミングに早い時期から興味を持っていたことで、今取り組んでいるWebサービス開発に生きているなと感じます。
やりたくないことに割く時間を減らして、その分やりたいことに時間を捧げてやりたい分野で突出出来ると今の時代にすごく価値ある存在になれると思います。
僕はこれからもそんな存在になっていくことを目指していきます!
みんながありのままやりたいことだけやっていけるような世界の実現を目指して、まずは僕自身がやりたいことをやる時間でいっぱいになる人生を歩んでいきたいと思います。
それではー。
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